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ハートをのびのびさせたくなったら、この国へ。

今や日本を代表するアボリジニアートのコーディネイターとして、数々のメディアに登場する内田真弓さん。華やかな日々を謳歌していた彼女が、どんなきっかけでオーストラリアに渡り、アボリジニアートと出会い、何を感じたのか。日々に少し息苦しさを感じているあなたにこそぜひ読んでもらいたい物語。第4回です。

ハートをのびのびさせたくなったら、この国へ。

日本とオーストラリアを行き来する内田さんの拠点は、メルボルンにある築100年の古民家だ。庭に植えた四季の花々や大好きなアボリジニアートに囲まれて、のんびりと暮らしている。

日本は忙しすぎるように感じる、と内田さん。電車に乗っても、寝ているか携帯をいじっているか。見るからに疲れているみたい。それからみんなと同じであることをよしとする風潮も気になると言う。「常に時間に追われ、人の目を気にしていると胸が苦しくなってしまう。ハートをのびのびさせるのに、オーストラリアはすごくいい環境です」。

そしてこう続ける。「人生は綿密にプランニングし、その目標を達成するべきものだと言う人がいるでしょう?でも私はそうは思わないんです。新たな環境に身を置くことさえ恐れなければ、物語は新鮮な驚きをもって展開していくものなんじゃないかな」。

CAとして空を飛んでいたあのころ、こんな人生が待っているなんて夢にも思わなかった。これから先もやりたいことが色々あり、人生は先が読めないからこそワクワクすると内田さん。そしてこう締めくくってくれた。

「What do you want? あなたは、どうしたい?」

内田 真弓
アボリジニアート・コーディネイター。1966年茨城生まれ。大手航空会社でキャビンアテンダントを経験後、26才で退職しオーストラリアでボランティアの日本語教師に。1994年よりメルボルンのアボリジニアートの画廊に6年間勤務。2000年に独立、「ART SPACE LAND OF DREAMS (http://www.landofdreams.com.au )」を立ち上げ現在に至る。 著書に『砂漠で見つけた夢』(K.Kベストセラーズ)。今年10月、東京銀座三越にて「内田真弓プロデュース・アボリジニアート展(仮)」を開催予定。

DRESS編集部

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