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美しい人に聞く、佐藤悦子さんの10のきれい習慣 #2 SAMURAIマネージャー

佐藤悦子さんのインタビュー。今回お話を伺ったのは、クリエイティブスタジオ「SAMURAI」のマネージャーの彼女。歳を重ねることをポジティブに受け止めているという、佐藤さんならではの美の習慣を教えてもらいました。

美しい人に聞く、佐藤悦子さんの10のきれい習慣 #2 SAMURAIマネージャー

佐藤悦子さんのプロフィール

佐藤悦子さん
株式会社博報堂、外資系化粧品ブランド(クラランス、ゲラン)のPRマネージャーを経て、2001年より、夫であるアートディレクター・クリエイティブディレクター佐藤可士和氏率いるクリエイティブスタジオ「SAMURAI」のマネージャーを務める。働く女性として、一児の母として活躍中。

1.“外見はいちばんの外側の中身”と心に留める

これは私の座右の銘。「見た目だけで自分を判断しないでほしい」と言うのは、甘えではないでしょうか。理想に向かって内面を磨くように、外見にも気を配るのは大人としての責任だと思います。だって外見は、その人の内面を映す一番外側の部分ですから。私自身、自分が会社にとっての“外側の中身”として存在できているかという緊張感をもって日々過ごしています。

2.旅先で、見たことのないものを見る

初めてのものに触れるのは人生の醍醐味。大好きな旅をするときは、未知のものに出会える場所を選びます。去年は家族でアマゾン川をクルージングしました。客船から小型ボートに乗り換えて、ピラニアを釣ったり、ワニや野生動物を観察したり……。すごい体験でした(笑)。「次の旅はどこに行こう」。そう想像するだけで、生活にハリが生まれます。

3.身近に素敵な女性を見つける

私は歳をとるのを怖いことだと思っていません。化粧品会社に勤めていた頃、歳を重ねているからこその美しさをもつ先輩を何人も見てきたからです。彼女たちから教わったのは、「若さはあくまで美しさのひとつの特徴に過ぎない」という真実。芸能人など遠い世界の人ではなく身近に憧れの女性を見つけると、ブレない美への指針ができると思います。

4. 人とは会って話す

メールや電話では、表面的なことしか伝わらないことが多いと思っています。私は5分でもいいので、できるだけ会って人と話をします。伝わり方や理解度がまったく変わってきますし、会うためにマインドや装いを整えることで、相手をより深く考えるきっかけにもなりますから。

5. 毎朝グリーンスムージーとグラノーラをいただく

実は苦手だったスムージーですが、自分でつくると美味しいと気づいて以来1年半、毎朝続けています。代謝が改善されたことに加え、野菜やフルーツの種類に詳しくなって、旬の味も敏感に感じられるようになりました。グラノーラもいろいろな種類があるので、新しいものを試すのも楽しいです。お気に入りの味に出会えたときはテンションが上がりますね。

6.体の軸を整える

週に1~2回はジムに通って、トレーナーに体調の波をチェックしてもらいます。トレーニングメニューは、体の軸を整えるものが中心。普段の生活でも、座るときは脚を組まない、電車で立っているときは頭からつま先までを真っ直ぐに保つなど、ちょっとした習慣で体の軸は整います。体重が変わらなくても、体型に違いが出てくるように思います。

7.新しく習い事を始める

大人になると、スキルの進歩を実感する機会が減りますよね。そこでおすすめなのが新しい習い事を始めること。私は昨年末から水泳にチャレンジしています。毎回目に見える進歩があるので達成感が得られますし、なにより全身運動後の爽快感がたまりません。いつかバタフライや背泳ぎをマスターしたいという目標もできました。

8.一息つくときはホットチョコレートで

「ラ・メゾン・ドゥ・ショコラ」のホットチョコレートが大好きです。疲れたときに一口飲むと、気分転換になってちょうどいいんです。仕事中にリセットボタンを押す意味でも、甘いものはあまり我慢しないようにしています。

9. 着物を着る

パーティーシーンでどんなに素敵なドレスを着ても、西洋の方には敵わない……と実感した経験から日本人としてのアイデンティティも示せる着物を愛用しています。私は長身なので、大きめの柄の着物が多いですね。着物を着ると自然と美しい所作や美意識が身につきますし、なにより海外の方からとても好評です。

10.ジュエリーは旅先で揃える

私が持っているジュエリーは、旅先で購入したものが多いです。できるだけ現地の信用できるジュエラーを探して、一点モノを手に入れるのがポリシー。楽しかった旅の思い出をジュエリーに託して日々身につけていると、パワーをチャージできる気がします。

姿の美しさはもちろんのこと、くるくると変化する表情の豊かさがとても魅力的だった佐藤さん。お土産にお気に入りのラ・メゾン・ドゥ・ショコラのマカロンをご用意くださるなど、こまやかな気配りにも感動! 美しく歳を重ねることの意味を、改めて考えさせられました。

Text/Photo=波多野友子

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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