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「時は命」自分らしく生きるために今すぐできるふたつの方法

去る3月6日の「国際女性デー」にちなんだ『DRESS』オンラインイベントにもご登壇いただいたビジネス作家の臼井由妃さんに、 “自分らしく生きるために今すぐできること”を教えていただきました。ご執筆されたビジネス書はなんと170万部を突破されている臼井由妃先生からのメッセージはとてもあたたかく、心に響く言葉ばかりです。

「時は命」自分らしく生きるために今すぐできるふたつの方法

■何歳だっていい。この先ずっと自分らしく輝くために、今すぐできるたったふたつのこと

仕事の多様化、人生の選択肢の幅が広がる今、自由になった分、実はどこか不安だったり、どう進んでいいか迷ったりすることも多い。そんなお悩みをよく聞きます。

今回は、自分と向き合い、自分が本当にどうありたいかを見つけるヒントやメッセージを本のなかで優しく教えてくれている、臼井由妃先生にインタビューさせていただきました。

時は有限です。この先、いつも自分らしく輝くためのヒントがここにあります。

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――多数のビジネス書を出版されている由妃先生ですが、まず、『DRESS』読者の皆さんにおすすめの本を教えていただけますか?

「そうですね、皆さん、真面目でしっかりされている方が多いので、まずは、『「自分にしかできないこと」以外、捨てなさい』という本をご紹介いたします。思い切ったタイトルだと受けとめる方もいらっしゃるかもしれませんが、このタイトルにはふたつの思いを込めました。

まずは、『自分にしかできないこと』にフォーカスしてほしいということ。自分と向き合い、そこにフォーカスしたからこそ、それ以外のことを捨てられます。そして次に大切なのは、そこからどうやって自分を作りあげていくかということです」

――捨てるのではなく、まずは自分と向き合い、自分にしかできないことにフォーカスすることが大切なんですね。

「自分と向き合い、自分にしかできないことにフォーカスするというと、自分軸、自分らしさをイメージする方が多いと思います。しかし『自分らしさは追求してもキリがない』というのが私の本音です。私も40代の頃は、自分らしさにこだわっていました。でも、自分らしさには正解がないので、考えすぎて時間を無駄にしてしまうことも多いのです。

それよりも大切なことは、今できることにどんどんチャレンジすること。行動して成果が上がらなかったとしても経験値が残りますから、それはあなたの財産になります」

――自分らしさは追求してもキリがないというのは斬新でした。

「“自分の価値は自分が決めるものではない”というのが私の持論です。自分がこういう人間でありたい、こういう人間だと考えたところで、それを評価するのは他人です。自分の価値や社会的なステータスは、必ずしも自分だけがコントロールできるとは言えない状況があります。ですから、そこに執着しすぎない。今ある自分を大切にして、目の前のことをやるということが大切です」

――「足りない、足りない」と考えてしまうのは、人と比べてのことですし、他人軸判断をしてしまっているということですね。

「そうですね。人は『仕事、人間関係、お金』で動かされていると言います。例えば、ある仕事を頼まれたとします。そのとき『私の能力を見込んで、依頼されたものなのか?』、『たまたまそこに私がいたから、頼まれたのか?』で、重みが変わりますよね。

私は基本的に仕事の依頼は断らないようにしています。断らないからこそ、優先順位がわかり、捨てるものが見えてくるのです。私たちの人生の中で、負荷が多いものは『仕事、人間関係、お金』ですから、それらをうまく捨てることができれば、余白(余裕)がうまれると思います」

――この本の中にある「人間関係にも賞味期限がある」というメッセージはとても印象的でした。人間関係で疲れている人、モヤモヤを抱えている今の時代にとても刺さると思いますが、由妃先生が、繰り返し、人間関係と自分の人生、時間の使い方にこだわる理由はどこにあるのでしょうか?

「私が大切にしているのは、『人間関係の賞味期限』ということです。消費ではなく、賞味なので、お互いの関係性を味わいつくすということですね。人間関係を続けるということは、お互いにエネルギーを出し合って交流するということですが、その状態を続けるのって実は難しいもの。

人間関係は時間が経つと変わるものです。現実に、ずっと寄り添える人なんてそうそういない。夫婦だってそう。だから、誰かと疎遠になったとしても、無理して追わなくていいのです」

――急に疎遠になった友人がいたとしたら、「何かまずいこと言ってしまったかな」とか気にしてしまいがちですが、そこはあまり気にしなくていいということなんですね。

「あなたが思っているほど、案外相手はあなたのことを思っていないものなんです。ふたりの関係が自然になくなっていったとしたら、それが賞味期限。今までその関係性を保つために使っていたところにスペースがうまれるので、自分も自由になるし、相手にも自由を与えたことになります。人間関係にも賞味期限があると思えば、楽になります。この考え方は、心を整える処方箋でもありますね」

■一度きりの人生だからこそ、本当にやりたいことをするためには、スペースをあけておく

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――『DRESS』の読者の方と話していると、自分と向き合いたいのに、どうしたらいいかわからない、自分がこの先どうなるのかと不安……といったモヤモヤを抱えておられる方も多いのですが、これを解決するために何かいいヒントはありますでしょうか?

「人にはリセットする機能があります。夜眠ることにより、無意識にするはずなのですが、不安なことがあったり、モヤモヤが続いてしまったりすると、眠れなくなることもあるかもしれません。そんな人には、日本特有の四季を意識してみることがおすすめです。大晦日には新年を迎えるためのイベントとして、除夜の鐘がありますし、節分という冬から春への季節の変わり目を祝うイベントなどもある。日本の四季を感じて、強制的にリセットしてみるというのもひとつの方法だと思います」

――季節の変わり目をリセットのひとつのタイミングに使えると思うと楽になりますね。

「そうですね、現代の人は本当に毎日忙しいですよね。でも、その忙しさを楽しみながら、余白、スペースを作る方法を本の中で書いているので、参考にしてみてください。私の持論に、『武器は走りながら拾う』というのがあります。行動しながら、いろんなものを見聞き吸収していくためにも、実はスペースや余白を作っておくことを大切にしています」

――確かに、スペースや余白がないと、次へのチャレンジもできないですもんね。

「そうなんです。この本は捨てることを推奨しているのではなく、捨てることでスペースを作り、本当にやりたいことをできるようにしていくことを提案しています。

人生は長いようで短いものです。限られた人生の中で、自分ができることをしていくためには、余分なことに時間を割いている場合ではないんです。一度きりの人生だからこそ、本当にやりたいことをする。やりたいことを全部やるには、スペースがないとできないものなんです」

――一度きりの人生だからこそ、本当にやりたいことをするためには、スペースをあけておくということですね。

「どんなに能力が高い人でも、やはり限界はあります。“時は金なり”とよく言いますが、“時は命なり”ですよね。どんな人にも、自分にしかできないことが必ずありますから、まずはそこに集中してほしいです。

まず、自分が本当にやりたいことに集中するための『スペース余白』をスケジュールの中に作り、時間をコントロールすること。また、人間関係には賞味期限がありますから、無用な人付き合いで、時間や労力を消耗しないようにすること。自分の人生を輝かせるために、このふたつを今すぐやっていただきたい。おすすめしたいことですね」

■自分への質問は自分を知る最強のツール

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――自分にしかできないことがなんなのか、それがわからないという方には、もうひとつの本、『明日、いいことが起きる 眠る前の自分への質問』がおすすめだと思うのですが、こちらの本はどのような思いで書かれたのでしょうか?

「人は、毎日、自分にたくさんの問いかけをします。自分に質問をし、対話を繰り返す中で、自分が本当にやりたいことは何かなど、自分軸を整えることができます。自分への質問は、自分を知るための最強のツールですので、自分の可能性を広げ、なりたい自分に近づくためにぜひ活用していただきたいと思います」

――自分へ質問して対話をしていくことで、自分の可能性を広げたり、本来の自分に気づくことができたりするのですね。

「そうですね。ひとつだけ、知ってほしいのですが、自分への質問は自分を問い詰めるものではありません。自分と向き合うためのテーマだったり、自分へのエールだったり、自分の気持ちや可能性の確認だったりと、質問の役割はさまざまです。質問するたびに、自分だけではなく、他人に対しても心が開かれ、今抱えている問題を解決するヒントが見えてきます。心踊る明日、未来のために、夜の時間に質問するのが一番おすすめです」

――夜に質問をするというのが意外だったのですが、どうして夜がおすすめなんですか?

「人は1日の中でさまざまな活動をし、感情を抱きます。ときに、悩みやモヤモヤを抱えることもあるでしょう。そこで、おすすめなのは、その日にあったことは眠る前に整理をすることです。新しいことに出会えば、悩みは増えるものです。悩むということは、成長している証なので、おおいに悩んでOKです。ただし、そこでその悩みを解決しようとするのではなく、悩みに気づいて整理して、熟睡する。そうすると夜の間にリセットされて、朝はすっきり目覚めて活動できます」

――悩みは成長の証とはとても嬉しい言葉ですね。

「夜の質問は自分にエールを送るように優しく、今の自分を認め、明日へ向かう原動力になるようなイメージで、ぜひやってみてください」

* * *

自分が本当にやりたいことのためにスペースを作る。そして、自分に質問をすることで、本来の自分を意識でき、自分で自分の可能性を引き出すことができる。

このふたつの大事なエッセンスを教えていただきました。

時は有限。あなたの人生の主役はあなた自身。この先、ずっと自分らしく輝くために、ぜひ、このふたつのエッセンスを実行してみてくださいね。


今回の臼井由妃さんインタビューは、新刊『明日、いいことが起きる眠る前の自分への質問』(あさ出版)、『「自分にしかできないこと」以外、捨てなさい』(青春出版社)をテーマに取材させていただきました。

ビジネス作家・エッセイスト・講演家・熱海市観光宣伝大使
臼井由妃 プロフィール


33歳で結婚後、病身の夫に代わり経営者に。次々にヒット商品を企画・開発。独自のビジネス手法により通販業界で成功を収め、借金3億円の会社を優良企業に変える。経営者として多忙な中、宅建・行政書士などの国家資格を短期に取得。その勉強法も注目されている。日本テレビで放送されていた『マネーの虎』に、「銀座の女社長」として出演。厳しさの中に温かさが備わったコメントで人気を博す。著書には、10万5千部を突破した『やりたいことを全部やる!時間術』(日経ビジネス人文庫)を始めに『やりたいことを全部やる!メモ術』(日経ビジネス人文庫)『仕事の8割は人に任せなさい』(青春出版社)『忙しい人の即効勉強術』(すばる舎)などがあり、累計は170万部を突破。新刊『明日、いいことが起きる眠る前の自分への質問』(あさ出版)、『「自分にしかできないこと」以外、捨てなさい』(青春出版社)。

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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