対面座位を徹底解説! 疲れない動き方、もっと気持ちよくなる方法
お互いが座った状態で向き合う「対面座位」。メジャーな体位ではあるものの、「どのように動いたらいいかわからない」「すぐに疲れてしまう」など、難しさを感じる女性も多くいます。この記事では、対面座位のやり方を徹底解説。ポイントを抑えれば、セックスの満足度が上がること間違いナシです。
■対面座位とは
対面座位とは、ベッドやソファに座った状態の男性の上に向かい合ってまたがり、主に女性が動く体位です。他の体位と比べると、体を密着できることから一体感を感じやすく、お互いの顔を見たりキスをしたりできるので、男女ともに一定の人気があります。
女性が受け身になる体位が多い中で、対面座位では動くスピードや挿入の深さを女性が調整しやすく、挿入ではなかなか気持ちよさを感じにくい女性でも快感を見つけやすいです。しかも長持ちしにくい男性でも我慢しやすいこともあり、初めての中イキが対面座位だった女性も多いです。
対面座位は騎乗位にも似ていますが、男性器が途中で抜けてしまう事故も起こりにくく、上手に腰を動かせない人でも挑戦できます。自分から動くことへの苦手意識が強い人も、対面座位がワンパターンになりがちな人も、自分にぴったりの動き方をまだ知らないだけなのかもしれません。
今回は対面座位を徹底解説します! 自分に合う対面座位の型を見つけてみてください。
■対面座位のポイント
対面座位とひとことで言っても実はバリエーションが多く、イチャイチャ気分を味わうものからアクロバティックなものまで、幅広く楽しむことができます。
対面座位は難しい体位ではないのですが、コツをつかめていないと動きが中途半端で男女どちらにとっても気持ちよくなれないですし、見た目のシンプルさに反してすぐに疲れてしまいます。せっかく密着した体位なのに盛り上がりに欠けることも。そうならないために気をつけたい5つのポイントを紹介します。
1.男性の脚の位置を変える
対面座位をするとき、脚を前に伸ばしたり、正座になったり、あぐらをかいたり、男性の脚の位置にはいくつかの種類があります。しかし、女性の動き方によっては男性の脚が邪魔になって動きにくくなることもあるんです。対面座位で動きにくさを感じたら、男性の脚の位置を変えてみましょう。
2.動き始める前に体が安定するポジションを見つける
対面座位で最も重要なのは「安定すること」かもしれません。挿入したら体がグラつかないポジションを見つけることで、動きがスムーズになり安定感が出ます。
3.ベッドにつく足を調整する
これまで対面座位でうまく動けなかった人や、すぐに疲れて長く続けられなかった人は、足のつき方を工夫してみると改善するかもしれません。膝立ちになって足の甲をつくのか、膝をついてつま先を立てるのか、足の裏全体をついてしゃがみこむようにするのか。どのようにベッドにつくのかで疲れやすさが格段に違ってきます。
4.ハグとキスをふんだんに
密着度の高い体位です。せっかくなら思う存分にハグをして、見つめ合ったりキスしたりと、イチャイチャする時間を楽しんでみましょう。
5.耳元で荒い息や喘ぎ声を聞かせる
身長差のあるカップルでも、対面座位では顔の位置が近くなります。動きながら耳元でハァハァと呼吸を聞かせたり、抑えめにした喘ぎ声を聞かせて興奮度を高めれば、男性も率先して下から動いてくれるかもしれません。
■【難易度別】対面座位の5型
1.【難易度★☆☆☆☆】V字スイング
男性は脚を前に投げ出して後ろに手をつきます。女性は男性にまたがって挿入したら、脚を大きく開いてM字型になり、後ろに手をつきます。横から見るとふたりの上半身がV字になっているはず。
リラックスできるポジションを見つけたら、体を前後に揺らして抜き差しを始めてみましょう。腰を上げ下げすることでも違う角度で抜き差しすることができます。疲れたら男性が下からツンツン突くこともできます。ふたりで交互に動いたり、お互いの動きに合わせて同時に動いたりと、長く楽しみたいときにはピッタリの型です。
しかもこの角度では、女性が気持ちよくなりやすい腟のお腹側が集中的に摩擦されやすい上に結合部分がよく見えるので、視覚的にも楽しむことができます。ローターなどクリトリスを刺激するアイテムも使いやすいので、初心者でも満足できるはず。
2.【難易度★★☆☆☆】上下運動
あぐらをかいた男性にまたがり挿入したら、体が安定する位置を探しましょう。重くないか心配になるかもしれませんが、できるだけ体を密着させて体を沈めれば体重が分散されるので、意外と重さを感じさせないんです。
リラックスできる位置を見つけたら、そこから体を少し持ち上げて下ろすだけ。上下運動を繰り返します。はじめはゆっくり動いて、体を持ち上げても男性器が抜けず、体を沈めても腟の奥が痛くならないピストン幅を探します。あとは自分が気持ちよくなれるスピードを探すだけです。
コツは、足の裏の内側と膝をベッドにつけること。こうすると太ももが痛くなりにくく、上下運動を楽に続けることができます。
男性が椅子に座っているときは、足を床につけて小さくスクワットするように動くと続けやすいですよ。
3.【難易度★★★☆☆】前後スライド
騎乗位のように腰を前後にスライドさせる動きです。あぐらをかいた男性に抱き着いて体を安定させられるポジションを見つけたら、上半身を動かさずに骨盤だけを前後に振ります。足の甲をベッドにつければよりスムーズに動けるはず。
骨盤をうまく振れない人は、お尻と下腹部の筋肉に力を入れて抜くことを繰り返してみるとコツをつかみやすいです。
この前後スライドでは、リズミカルに動くことで腟のお腹側が男性器でマッサージされて、気持ちよくなりやすいです。クリトリスを相手の体に擦りつけるようにして動けば、中と外が同時に刺激されて、クリトリスでしかイケない人でもこの体位でイケることがあるんです。
4.【難易度★★★★☆】ホールド&シェイク
男女共に疲れやすいので長い時間楽しむのには向いていませんが、イチャイチャムードからちょっと刺激を加えたい人におすすめなのがこのホールド&シェイク。
男性は正座で脚を開き気味にし、女性は男性にまたがって挿入したら、足の裏と手のひらをベッドにつきます。後ろに体を反らせているので、自発的には動きにくいのですが、そこで男性に手助けしてもらいます。腰を両手で持ってもらい(ホールド)、そのまま上下に揺らしてもらうんです(シェイク)。その動きに合わせて腰を動かせば、ふたりの共同作業で同時に気持ちよくなることができます。
疲れたらVスイングに移行するのもいいですね。
5.【難易度★★★★★】斜めスライド
対面座位のバリエーションを増やしたい人、男性にもっと気持ちよくなってもらいたい人におすすめなのがこの動き。少々アクロバティックにはなりますが、得られる刺激は倍増します。
足の裏をベッドにつけたら、右手は相手の肩に、左手は後ろについて上半身を後ろに傾けます。体が安定する位置を見つけたら、そこから骨盤を前後に大きく振ります。
こうすると、一般的な前後スライドよりも大きく腰を動かすことができ、攻めの体位へと変わります。見た目だけではなく肉体的な刺激も強くなるので「対面座位は楽チン」と油断していた男性が急激にのぼりつめてしまうこともあるくらいです。だんだん余裕がなくなってくる男性の表情を楽しむこともできるので、Sっ気のある女性におすすめです。
快感を高めるポイントは、腟は締めて、前に腰を振ったときに男性の裏筋まで擦ること。自分の気持ちいい場所を男性の一番弱い場所に集中的に擦りつけることで、同時にイクのも夢ではありません。
■対面座位が好きな人たちの声
対面座位が好きな男性・女性に、対面座位の好きなところを聞いてみました。
【男性の声】僕たち対面座位が好きです
「相手との密着感がいい」という声が多く聞かれました。肉体的な快楽だけでなく、セックスによる安心感や精神的なつながりを重視する男性にとって、対面座位はベストな体位と言えるのかもしれません。
【女性の声】対面座位のココが好き
密着感が好きという意見もあるものの、それ以上に「自分の気持ちいいところに当たりやすい」「イキやすい」という意見が多く聞かれました。自分主導で気持ちよくなりたいときは対面座位を取り入れると、満足度の高いセックスができそうです。
■対面座位で心も身体も満たされるセックスを
男女ともに人気の体位ですが、特に女性に大人気な理由は、難しくなく、気持ちよくなりやすく、イチャイチャできること。せっかくなら思いっきり気持ちよくなり、思いっきりくっついて楽しみたいですね。自分の好きな動き方だけでなく、相手の好きな動き方もみつけて交互に楽しむのもいいですね。
※こちらは2021年10月14日に公開した記事内のリンク切れなどを修正したうえで再掲載したものです。。