逆ナンせよ! 女性から声をかけるメリットとコツ
女性から男性に声をかける「逆ナン」。ハードルが高そうに感じるかもしれませんが、実は良いことも多いのです。このコラムでは、逆ナンのメリット、おすすめの場所や方法などを紹介します。
ナンパは主に男性が女性に声をかけることを指すので、女性は常に受け身だと思っている人は多いかもしれません。しかし、「女性から声をかけてはいけない」なんていうルールはもちろんありません。
女性から男性に声をかける「逆ナン」。実は逆ナンにはさまざまなメリットがあり、女性から声をかけたほうが恋愛はうまくいくこともあります。
今回は「ナンパで女性から声をかけたほうがいい理由」について解説します!
■逆ナンするメリットとは?
まずは、逆ナンの4つのメリットを紹介します。
1.タイプの男性と出会いの幅が広がる
当たり前のことですが、逆ナンは自分のタイプの男性に声をかけることができます。
飲み屋などでタイプの男性がいたときに「あの人、かっこいいな~」と思うだけで何も行動を起こさない人も多いですが、その男性に声をかけてみると……出会いのチャンスが自然に広がります。
2.成功率が高い
女性の場合、男性から声をかけられると、うれしさよりも警戒心のほうが勝ってしまう人が多いと思います。しかし男性に聞いたところ、「逆ナンをされたら警戒心よりもうれしさが勝る」と答えた人も多くいました。
つまり、好みのタイプと出会う方法として、逆ナンは成功率が高いといえます。(もちろん相手の恋愛対象が女性とは限りませんし、感じ方には個人差があります)
3.コミュニケーション力が上がる
逆ナンに何度も挑戦していると、自然とコミュニケーション力が上がってきます。女性から声をかけるのですから、オドオドしていては会話にならないし相手にも怪しまれてしまいます。
慣れると初対面の相手とでも自然に会話を盛り上げられるようになります。また、自分がタイプではない相手からナンパされたときにスマートに断る術も身につきます。
4.自分磨きにつながる
逆ナンを何度もしていると、相手の反応で「アリ/ナシ」かを瞬時に見極められるようになります。
初対面の印象を決める大きな要素は、外見。相手の反応がいまいちであれば「私のことがタイプじゃないんだな」とわかるようになるので、自分を魅力的に魅せるファッションや立ち居振る舞いを身につけるチャンスになります。
経験を積めば、どんな人とマッチングしやすいかの嗅覚も鋭くなります。
■逆ナンを成功させるためには
逆ナンにはさまざまなメリットがあります。しかし、いざ逆ナンをしようにも方法がわからないという方も多いでしょう。逆ナンを成功させるための5つの秘訣をご紹介します。
1.基本は笑顔と元気なあいさつ
はじめから「逆ナンするぞ!」とギラギラするよりも、まずは笑顔であいさつするところからはじめましょう。「感じがいい人」という印象を持ってもらえるだけで、出会いのチャンスが広がります。さりげなく声をかけたいのであれば、目を合わせるだけでも◎
何気なく目があったときに笑顔で会釈をすれば、逆ナンと思われることなく相手のほうから話しかけてきてくれることもあります。
一度アイコンタクトをとっておくと、お互いに緊張感が溶けて話しやすくなります。まずは相手の警戒心を解くために笑顔でいることを心がけましょう。
2.TPOをわきまえる
逆ナンにおいてもっとも大切なことはTPOをわきまえることです。
想像してみましょう。もし、街中で女性が男性に突然声をかけたらどう思われると思いますか? 逆ナンと思う人はほぼゼロで、恐らく大半が「セールスまたは怪しい勧誘」と思うでしょう。
電車で連絡先を書いたメモを渡す……という大胆なことができる女性もいますが、相手に「怖い」と思わる可能性も高いです。
また、仮に立ち止まってもらえたとしても、相手が急いでいるのならゆっくり話している時間はありません。時間・場所・場合をしっかりと見極めないと逆ナンしても成功率はほぼ0%になってしまいます。
他にも、カフェや図書館など人が多くて静かな場所での逆ナンもNGです。静かな場所で声をかけると、周囲から注目を浴びることにもなりかねません。
注目されるのを嫌がる男性もいるでしょうし、中にはナンパ自体がNGな場所もあります。だれかれ構わず声をかけずに場所をわきまえるのも、逆ナンにおいての大人のたしなみと言えるでしょう。
3.相手の食いつきをちゃんと見る
声をかけたときに、相手の食いつきをちゃんと見るようにしましょう。見た目が刺されば、相手から会話を弾ませようとしてきます。
相手が嫌がっているのに「仲良くなりたい!」と押し売りすると、ただの怖い人になってしまいます。「失敗したら次!」と切り替える気持ちも大切です。断られても毒づいたりせず、「すみません、ありがとうございます!」と、余裕をもって笑顔であいさつをしてその場を離れましょう。
4.決め台詞をひとつ持っておく
男性に声をかけるとき、なるべく不自然にならないようにするのが成功のカギです。そのためには声をかけるときの常套句をひとつ持っておくのがよいと思います。
簡単なもので構いません。筆者の場合、定番ですが「楽しんでますか?」を使っていました。喫煙者の友人は、喫煙OKの場所で声をかけるときは「火、借りていい?」が定番だと言います。
他にも、彼の持ち物を見て、相手が視線に気付いたら「そのバッグ、かっこいいですね」と持ち物のセンスを褒めのも良いでしょう。
このように、自然に話しかけるためのセリフを常に用意しておくと、すんなりと会話につなげられるだけでなく、相手に「逆ナン」だと身構えられることもありません。
5.ガツガツ感を出さない
女性から声をかけるのはよいのですが、ガツガツ感を出すと100%引かれます。成功させるために重要なこと、それはあくまでも自然な出会いとして会話をすることです。
「かっこいいね」「イケメンだから声かけちゃった」などの発言は、相手を調子に乗らせるだけです。逆ナンだと相手に気付かれてしまうと、恋愛に発展する可能性は低くなります。
声をかけるのは、あくまでも餌を撒くため。打ち解ける前から連絡先交換やデートの約束などを強引に進めないようにしましょう。
■逆ナンをするのにおすすめな場所
趣味のオフ会
SNSのコミュニティ等のオフ会は、出会いの場としておすすめです。しかし、あくまで趣味に集中して、友達を増やすつもりで動きましょう。
あからさまに出会い目的だと、幹事に嫌がられて出入り禁止になることもあるといいます。親密になるためには、気が合いそうな人に「今度〇〇行こうよ!」と声をかけてみるとよいでしょう。
また、気になる人がいれば連絡先を交換して、後日連絡をしたときに趣味の話題から会話を広げて仲良くなっていきましょう。
観光地
コロナ禍では難しいですが、観光地も旅行者や現地の人と仲良くなれるチャンス! とはいえ、いきなり現地の人を逆ナンするのはハードルが高すぎるので、まずは旅行者に声をかけてみましょう。さりげなく話しかけたい人は、空港、駅、ホテルなどで道を尋ねるのがおすすめです。
筆者の友人はタイの水上マーケットで、ひとり旅で来ていた日本人男性に声をかけて仲良くなり、「今夜ニューハーフショーを一緒に見に行きませんか?」と誘っていました。
その後、連絡先を交換して旅行後に付き合い、その2年後にふたりは結婚しました。
旅行は人の本性が出やすいといわれているので、最初にふたりで旅行という経験をすると、その後の恋愛も上手くいきやすいのかもしれません。
ビリヤード場、ダーツバーなど
ビリヤード場やダーツバーは、お酒が入っていることが多く話しかけやすい場所でもあります。「一緒にプレイしませんか?」がきっかけで付き合うことになったというカップルも大勢います。(実は筆者と夫とのなれそめだったりします)
ただし、中には真面目にゲームをしに来ている人もいます。相手がお酒を飲んでいるか、男性同士で来ていて話しかけやすそうな雰囲気かどうかを見極めてから声をかけるようにしてくださいね。
仕事関係の飲み会・交流会
出会いの場に行ってもなかなか出会いを見つけることができない、初対面の人と話すのは抵抗がある……という人は、会社や仕事関係の飲み会や交流会がおすすめです。
仕事関係であれば、挨拶の延長で話をすることができるし、周囲のサポートもあるので会話が盛り上がりやすいでしょう。相手の素性がはっきりしているのも安心です。
ただし、仕事には立場の差がつきもの。断りづらい関係性の相手(部下、後輩など)にぐいぐい迫るのはNGです。
勉強会の懇親会
ビジネス系のセミナーや勉強会は、人脈・知識を得られるのはもちろん、副次的に出会いのきっかけが生まれる可能性も高い場です。勉強のために参加する人がほとんどなので、大前提として、自分の仕事や将来につながる分野を選び、内容に集中することが大切です。
懇親会の場で興味を引く人がいたら、まずは笑顔で挨拶をしましょう。FacebookなどのSNSを交換をすると次の機会に繋げることができます。「逆ナンするぞ!」とギラついて行くのではなく、「もし気になる人がいたら」と自然な出会いを期待する程度の心構えでいましょう。
クラブ
男女が出会いを求めに行く場所の定番といえばクラブですよね。とはいえ、あるジャンルに特化したクラブやイベントは、音楽や踊りを目的に来ている人が多いので、ナンパは嫌厭されがちです。出会いを求めるならオールジャンルの曲が流れるクラブやイベントがおすすめです。
クラブで声をかけるときのポイントは、バーで暇そうにしているひとりの男性を狙うこと。フロア内は人が多いのでナンパには不向きです。また、喫煙所やトイレ前など人の少ない場所も声をかけやすいでしょう。
バー
オトナな雰囲気のバーは、逆ナンには絶好のスポットです。ただし、バーにはいろいろな人が来ています。中には静かに飲みたい人もいるので、まずは見極めることが大切です。始めはバーテンダーと一緒に複数で話して打ち解けてから話しかけるとよいでしょう。
ナンパバーなど最初からナンパを目的とした男女が集まる場所は逆ナン初心者でも声をかけやすいです。バーでの逆ナンはひとりで行ったほうが成功率が高くなります。「ひとりで来た」と言って警戒されそうであれば、「友達と来たんだけど友達がいなくなっちゃって……」と言えばOK!
■逆ナンは良いことづくし。失敗を恐れずチャレンジを
逆ナンにはメリットしかありません。ときには失敗もあるかもしれませんが、失敗とともに得られることも多いです。逆ナンに慣れて成功を重ねていけば自信にもつながります。
ただし、初対面で相手の素性がわからない場合、危険な目に遭う可能性もなきにしもあらず。出会ってすぐに最寄駅を聞かれても答えない、なるべく密室や車でふたりきりにならない……など、自身の個人情報はなるべく出しすぎないようにする注意も必要です。
だんだんと慣れてきたら、積極的に話しかけてみるとよいでしょう。失敗を恐れずに、「いいな」と思う人がいたらどんどん声をかけていきましょう。
IT企業でOLをしながら、Twitterや恋愛媒体で「彼と長続きする方法」や美容情報を発信しています。