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ヴィンテージのシャツやトレーナーを合わせて。お気に入りのランジェリーを楽しむ3つのコーディネート

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「洋服のコーディネートを楽しむのと同じように、ランジェリーのコーディネートを楽しんでいる」というモデルのベイカー恵利沙さん。おうちで過ごす時間がより楽しくなるような、お気に入りのランジェリーを使ったコーディネートを紹介してもらいました。

ヴィンテージのシャツやトレーナーを合わせて。お気に入りのランジェリーを楽しむ3つのコーディネート

ランジェリーを普段から楽しんでいることについて書いてほしい、とこのコラムについて依頼をいただいたとき、そうか、私はランジェリーを普段から楽しんでいるのか! と自分でも気づきがあった。特別意識したことがなかったけれど、下着のモデルをさせていただいたり、「Chut! INTIMATES (シュット! インティメイツ)」とコラボレーションしてランジェリーをつくらせていただいたり、たしかにそういう機会は多かった。

自分が意識せず自然に取り入れてきたことを、周りの印象によって知ることは楽しい。意識したことがなかったくらい自然に、ランジェリーは私の生活の一部で、洋服のコーディネートを楽しむのと同じように、私はランジェリーのコーディネートを楽しんでいる。おうちにいる時間も、お気に入りのスタイルで過ごすのは楽しいこと。決して無理しないことが心地よさのポイント。

■ランジェリーにヴィンテージのシャツをさっと羽織って

昔からおばあちゃんやお母さん、お父さん、とにかく家族のお下がりを着るのが好きだった。それは、このコートはお母さんがイギリスに住んでいた頃に買ったのよ、とか、おばあちゃんがお母さんのためにつくってくれたワンピースなの、とか、そういうストーリーがあるからだった。

だから今もヴィンテージを買うのが大好きで、その洋服のストーリーを想像するのも好き。きっと誰かの特別な服だったんだろうなと思うとワクワクするし、私も大切に着ようって思う。くすんだ色や大きな肩のシルエットが好きなのも、その延長なのかもしれない。

このブルーのヴィンテージシャツは、約5年前に日本で買ったもの。フランスからやってきたそうで、今はNYに連れてきている。日本でスタイリストをしていたとき、ものすごい数の服を抱えながら見つけた古着のシャツで、撮影に使ったあと、気に入って自分でお買い取りした。あの撮影、大変だったなあ。いつか誰かが着てくれるとき、またどこかの土地へ旅するのかな。

合わせるのは、心地いいコットンリブのキャミソールとパンツ。寝ていた姿のまま起きてきて、顔を洗ったらシャツを羽織ってコーヒータイム。ブルーとブラウンの組み合わせはずっと好き。冬だったら、シャツの代わりにニットのカーディガンを羽織る。ランジェリーに何かを羽織るのは、さっとイメージを変えてくれる私の定番スタイル。

■レディライクなランジェリーに、あえてカジュアルなトレーナーを合わせる

洋服は、気持ちのスイッチを押してくれるもの。だから、帰ってきたらすぐに部屋着に着替える。

部屋着は、見た目も好きで、着心地のいいものにこだわっている。最近は、服も、野菜も、ローカルであることがとても好き。物理的な距離だけでなく、思想が近いものという意味で、ローカルなものを購入したい。お洋服も、友達のブランドから買うことが増えた。

今、期間限定で過ごしているアップステートの雑貨屋さんで購入した、この地域の名前である「キャットスキル」と書かれたトレーナーは、ここで過ごした日々を思い出すための特別なもの。辛いもうれしいも、きっとこの先全部を思い出す。一緒に暮らしている彼と兼用で買った。私も彼も同じものをとても長く着続けるから、きっとこのトレーナーもこれからかなり長いお付き合いになるだろう。

同じエリアで、植物も買った。植物を買う、というのは私にとって新しいことで、特にNYに引っ越してから好きになったことだった。育てていける、共に成長していける大切な相棒のような存在。あまり多くのものを買わなくなった最近だけど、このトレーナーも植物も、ストーリーがあって好き。

トレーナーは、Chut!とコラボレーションしてつくった思い入れのある部屋着と合わせて、特別な時間を過ごすリラックスウェアにしている。サテンとレースのランジェリー、そんなレディーなアイテムに、カジュアルなトレーナーを合わせるバランスが私らしくて好き。

■テディでつくる「昔の女優さん」風スタイル

ランジェリーのようなキャミソールをデニムに合わせるスタイルが、昔から好きだった。古着屋さんで昔のランジェリーを見つけてきては、それを私服に取り入れるのも好きだった。だから自分でもコーディネートに取り入れられるランジェリーをつくりたくて、パッドつきのレオタード、テディをつくった。

1枚でも安心して着られて、レオタードだからもたつきもない。展示会では、こういったアイテムは初めて着ますという方が多くオーダーしてくれた。新しいものに出会って、それを自分の中に取り入れることはとても勇気のいることだから、その一部に自分が関われたことがとてもうれしかった。もっぱらデニムと合わせるスタイルがお気に入りだったけど、最近はカラーのショーツと合わせるのも好き。昔の女優さん、みたいなイメージだから、大きなハットを合わせて。

ランジェリーは自分のためにあると思っている。誰にも見られないことがほとんどで、でも、それにこだわるのってとても贅沢。私が私のために大事にするもの。生活の中でそれをスタイルすることは、私にとって心地のいいこと。

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ベイカー 恵利沙

オレゴン州と千葉県育ち。2017年NYに移住。この夏から、幼少期以来の田舎暮らしを始めようと試み中。自然と共存して生きたい。

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