いつものコーデを見違えさせる! “プチプラvsブランド”サンダル3パターン
土曜日のファッションコラムは、パーソナルコーディネーター®の木村えりなさんが担当。プチプラアイテムを使った大人上品コーデをご紹介します。今回は、ベーシックなコーデに合わせるサンダルをチェンジすることで、3パターンの雰囲気を楽しむ方法を伝授。
5月も終わりに近づいています。最近、雨マークが増えてきましたね。梅雨の季節が近づいてきたな、と思いながらも初夏にたくさん履けるサンダル選びが楽しい今日この頃です。私はサンダルは「プチプラ=U3000円のもの」と「ブランド=4万円以上のもの」を使い分けています。
「プチプラ」サンダルの良い点
・汚れを気にせず気軽に履ける
・新しいデザインや新しい色などチャレンジができる
「ブランド」サンダルの良い点
・素材が良いので、履き心地がとにかく良い
・奮発した分、飽きがこない
私はブランドサンダルを汚れを気にせず気軽に履ける生活をしていないので、使い分けをすることで両方の良いところを取り入れています。
■1.ブランドサンダルはとびきりお気に入りのデザインを
昨年の夏、新宿伊勢丹のシューズブティックで一目惚れした「VIOLET TOMAS」というブランドのサンダルです。
色合いとデザインがとにかく好みでどうしても買いたくなり37サイズを取り寄せてもらいました。値段は4万円ほどしましたが、どストライクのサンダルは買い逃してしまうと再入荷してこなくてもう二度と出会えない可能性もあるので運命と感じたサンダルは即決するようにしています。
お気に入りのサンダルがひとつあると、シンプルコーデの雰囲気アップに大活躍です。ZARAのロングシャツとUNIQLOのスラウチジーンズのシンプルコーデを“私らしい”雰囲気にアップデートさせてくれます。
足元にスポットライトをあてることで、ベーシックなコーディネートでも楽におしゃれな雰囲気を手に入れることができます。
■2.プチプラサンダルでいつものコーデにスパイスを!
こちらは先日H&Mのオンラインショッピングの際に一緒に購入したものです。1499円とプチプラなので気軽に履けるし、少し若いデザインでも楽しめるので、“チャレンジアイテム”として買いました。
新しい雰囲気を気軽に取り入れられるのは、プチプラサンダルのメリットです。
「VIOLET TOMAS」のサンダルを使ったコーデとベースは同じで、シャツとジーンズを合わせています。そこへ、H&Mのカラーサンダルを添えました。
H&Mのサンダルはヒールもストラップもないので、カジュアルな雰囲気で気軽に履けます。プチプラですが存在感はブランドサンダルに負けず、“大人フェミニン”な雰囲気をたっぷり楽しむことができます。これほど手軽におしゃれを楽しめるのはH&Mの魅力のひとつです。
■3.スポサン投入でカジュアル感アップ!
足元をスポーツサンダルにすると、同じスタイリングでもカジュアル感がアップして全く違う印象を作ることができます。
どこでなにをするのか、どんな印象を与えたいか、すべてサンダルで調整できるといっても大袈裟ではなさそうです。
今年の夏はどんな雰囲気を楽しみたいですか? ぜひ、今からなりたい雰囲気や見せたいイメージを考えて、夏に活躍するサンダルをイメージしてみてくださいね。少しでも参考になりましたら嬉しいです。