きもの着て何処に行こう?!
きもの着て何処に行こう?!
こんにちは。DRESS着物部サポーターの北野です。
私は普段OLをしているので、お休みの日に着物を着ています。
特別な機会にではなく、ちょっと買い物に、ちょっと食事に、美術館にとファッションワードローブの1つとして普段着着物を楽しんでいます。
「着物を着ましょうよ~」とお誘いすると、「着物を来て行くところがない」と言うお返事をよくいただきます。そんなに構えずにファッションの1つとして捉えて欲しいなと思いつつ、折角着るのだから、何処かに出掛けたい、誰かに見せたいと思う気持ちも分かります。
そこで「着物を来て行くところがない」という方の参考にしていただければと、ブログの中でオススメしたいお出掛けスポットをご紹介していきたいと思います!
今回ご紹介するのは……ズバリ「歌舞伎座」です。
王道中の王道ですが、皆さんお出掛けになったことはありますか??
かくいう私も歌舞伎初心者。歌舞伎座には久しぶりの訪問です。
9月は松竹創業120周年秀山祭九月大歌舞伎の公演中です。
今回は夜の部で時代物「通し狂言 伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」を拝見してきました。
歌舞伎役者さんをはじめ、歌舞伎を支える方々のエネルギーに圧倒されました!!
役者の方々の繊細な芝居、義太夫、三味線、お囃子の熱のこもった演奏、舞台美術の面白さ、観客の「〇〇屋~」の掛け声の妙、そして着物部だけに衣裳に釘付けです。
女形衣裳の豪華絢爛さ、特に今回は玉三郎さんの衣裳が印象に残っています。
はじめは雪持ち竹の打掛が凄い~♪と思って見ていました。が、打掛を外した紅の着物姿の艶やかで妖艶な様がとっても印象的でもっていかれました!!
美しいのは勿論なのですが、紅色の持つ魅力というか存在感が玉三郎さんと相まって、独特の世界観に誘われました。
各役どころの衣裳もそれぞれ興味深く、魅力的♪ 充分堪能しましたが、見所が多すぎて1回ではとても味わい尽くせませんでした。
歌舞伎通いする方の気持ちが今回よーく分かりました(笑)
お席にはお着物姿の方が多くいらっしゃいました。
素敵な着姿の方には自然と目が留まります。 (決してジロジロ見てはいませんよw)
歌舞伎の演目に合わせてコーディネートが楽しめるようになったら歌舞伎&きもの上級者!憧れます。。
演目とまでいかなくても歌舞伎や歌舞伎座ゆかりの文様をあしらったきものや帯を合わせるのも面白いなと思いました。
歌舞伎座周辺には着物屋さんも多いので、歌舞伎の前後に立ち寄ってみるのもいいですし、鑑賞後に美味しいお店に飲みに行くのもいいですね♪
着物を着るきっかけや理由が欲しい方、伝統芸能にご興味がある方は手始めに歌舞伎座に出掛けてみてはいかがでしょうか!?
今回の装い。夏着物もそろそろ着収め。秋の気配を感じる桔梗文様の紗の名古屋帯で。
歌舞伎座
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2015/09/_1_5.html