卒業式あるある5選 その2
楽しいことも、つらいこともあった学校生活。その最後を締めくくる卒業式には、いろんな思いが交錯するものです。今となっては、全部いい思い出……。卒業式あるある。
■いまだ平成気分
式の中で、「令和」と言うべきところ、うっかり「平成」と言ってしまう人がいる。
■「はい!」が今ひとつ、決まらない
式のあいだ、ずっと黙っているし、緊張しているのもあって、
卒業証書授与のときに名前を呼ばれたとき、返事する声が上ずる。
地味に恥ずかしい。
■匂いの記憶
保護者席のあたりから、久しぶりにタンスから出してきたフォーマルに付着している防虫剤の匂いがしてくる。
卒業式というと、今でもあの匂いが思い出される。
■あの人たち、だれ?
招かれている来賓の数が多く、入退場時や祝辞のたびに拍手するので、手が痛くなる。
ちなみに、在学中、来賓の誰にもお世話になった記憶がない。
■子どもの卒業式にて
「仰げば尊し」あたりが歌われるとばかり思っていたら、
「旅立ちの日に」という知らない曲が……。
最近の卒業ソングの定番らしいんだけど、これが思いっきり琴線に触れて、ボロボロ泣けた。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。