昭和の会社あるある
昭和というと、ほんのこの前のことのようでもありますが、一方で「江戸時代か!」とツッコミたくなるような慣習が会社にはありました。もしかしたら「うちの会社、今だにそれだ」というのもあるかも……。昭和の会社あるある。
■女性は結婚したら退社
お茶くみや電話対応、軽い掃除などは女性の仕事。
結婚したら女性は仕事を辞めるものだと思われていて、いろいろな事情で結婚後も仕事を続けていると疎んじがられ、「お局さま」などの“あだ名”がつく。
仕事をしながら育児をするなどあり得ないことで、産休をとるなど夢のまた夢。
■年功序列
給料と役職は、黙っていても年齢の順に上がるもの。
よほどのことをやらかさない限り、クビになることはない。
どんなに頑張ってもスピード昇進はなく、長くいる人がとにかくエラい。
■紙ベース
社外はもちろん、社内のやり取りはすべて紙ベースで行う。
経費削減や環境への配慮が皆無。
ちなみにタイムカードも紙。
■何にでも上司の印鑑が必要
1時間に満たない残業代をもらうのにも、
たった1日の有給休暇をとるのにも、
立て替えた経費を清算するのにも、
上司の印鑑がいる。
■外回りでもないのに、毎日スーツ
エンジニア職で同僚とさえほとんど会話しない日もあるのにスーツ出社が義務。
わりと社風がやわらかめなゲームメーカーでもそれ。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。