料理下手あるある

お料理が上手というだけで、人としての価値が急上昇する昨今。一方で、美味しいお惣菜が手軽に手に入る時代でもあるから、料理が苦手な人はいつまで経っても成長できず料理下手のままに……。

料理下手あるある

■味見はしない。だって、意味がないから

料理中に味見して、「これでOK」だと思っても、いざ食べる段になると、思ったより薄いとか濃いってことが多い。

そもそも、味見して“何かが足りない”と気がついたところで、“何が足りないか”がわからない。

■足し算専門

塩やしょう油の入れすぎを、砂糖でなかったことにできると思っているフシがある。結果、味がやたらと濃くなる。

どうしてもしっくりこないときは、カレールーを入れてなんとかするという最後の手段に訴えるクセがある。

■料理との向き合い方の問題

変なプライドがあって、レシピには頼らない。当然、材料の計量はしないし、調味料も目分量。

結果、毎回が創作料理。

■自己流へのこだわり

基本がなっていないのに、オリジナリティを出そうと自己流の味つけに挑戦したがる傾向がある。

誰も真似できない(しない)味に仕上がるという意味では、目的が達成できていると言えなくもない。

■味も味だけど、量も量

なぜか、できあがってみるとものすごい量になる。

■「火加減」って何?

「火加減」という概念がない。常に強火なので、だいたい焦がす。

■作業の同時進行ができない

お湯を沸かしながら、食材を切るくらいのこともできない。

一品ずつになるので、最初に作ったものがすっかり冷めて、よりいっそうマズくなる。

鈴木一禾

ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。

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