挿入中に「お主、やるな」と感動した瞬間
セックスのときに「この男、できる!」と思う瞬間がある。そう語るのは、たまるさん(@tama__ranchi)。セックス中にされると「おっ、お主なかなかやるではないか……」と思ってしまう所作、言動を、たまるさんの目線から紹介します。挿入中でのちょっとした行為や、キスをするときの振る舞いなど、感動の瞬間を集めてみました。
セックスのときに「この男、できる!」と思うことがある。そういうとき、性的パンチをお見舞いされたような衝撃をくらってしまう。さらにコンボなんて決められようもんならたちまちKOだ。
今回は私がセックス中にされると「おっ、お主なかなかやるではないか……」と思ってしまう所作、言動を紹介したい。
これを読んで、「私も! それ好き! わかる!」と思う女性や、「え! それも有効な場合があるんですか?」と気づきのある男性もいるかもしれない。ぜひ参考にしてほしい。
■常にカウンセリングしながら力加減を調節してくれる
テクニック的なことは後述するとして、まず気持ちを盛り上げてもらえることが一番重要ではないだろうか。これは男性にも同じことが言えるかもしれないが、気持ちが高まれば自分をさらけ出す度合いも変わる。
そして、例えば「どうしてほしい?」「痛くない?」「ここは気持ちいい?」などと聞いてくれて、こちらがどう感じているかを常に気にしてくれる男性の愛撫は絶対に痛くない。
ずっと気持ちいいところを探ってくれるので、心の中でいつも「お見事ー!」と叫んでしまう。こちらのペースに合わせて愛撫をしてくれていると見せかけて、実は主導権を完全に握られているので、まさに「お主、なかなかやるな……」と感心するのだ。
■キスするときに包み込むように顔に触れてくれる
キスをするときに顔の側面を両手でそっと触れてくれる男性、いいですよね。優しいんだけど「ちゃんとこっち見て」って言われている気がしてキュンとしてしまう。
私はこれが好きすぎて、顔面に触れてくれるタイプの男性に出会うとその男性のすべてを肯定したくなる。きっと育ちのいい男性なんだろうな……お箸の持ち方もキレイでサンマも絶対上手に食べるタイプだ。絶対そうに違いない。
少し前に「顎クイ」なんていう言葉を聞いた。正直、私には良さがわからない。力加減によっては嫌悪感も覚えるし。『スラムダンク』を読め。「左手は添えるだけ」と書いてあるだろう。顔持ちキスは優しさの可視化なのだ。
■全身マッサージをしてくれる
ベタなAVの設定だけど、私は案外好きだ。単純にエロなしでも気持ちよくてリラックスできるし、マッサージの力加減が絶妙だと本番も任せていいなっていう安心感につながる。
ただし、飲み会などの公の場で「触りたいから」が丸見えの下心マッサージはご遠慮願いたい。同意のない接触はただただ気持ちが悪いので、心も股も固く閉ざしてしまう。セックスにおいて、ほぐすべきなのは膣だけではない。
■挿入中に腰の下に枕を入れてくれる
男性器が人によって長い短い太い細いと十人十色なように、女性器も同じように形はさまざまだと思う。人によって形が違うことを理解した上で、それを調節するために枕を腰の下に敷いてくれると、「気持ちいい位置に当てようとしてくれている! 好き!」と反射的に喜んでしまう。
同様に挿入中にお腹に手を置いて膣内の圧迫感を高めてくれると、本当にわかっているな……この人に出会えた私、おめでとう! とテンションが上がる。そして、今までに彼と付き合ってきたすべての彼女たち、セフレたちにありがとう……! という感謝の気持ちでいっぱいになる。
■フェラチオ後にありがとうキスをしてくれる
こんなことで愛を感じてしまうほど、私は単純な生き物だなぁと思うが毎回うれしい。逆にフェラ後のキスを拒まれると、「あなたが嫌がるようなものを私に咥えさせたの? どういうつもりなの?」と、こちらもげんなりする。
ただ、フェラ後のキスを嫌がる男性が多いという事実が当たり前になりつつあるのにも関わらず、嫌な顔ひとつせずにキスしてくれる男性が余計に尊い存在になった気もする。
いつもなら嫌なのに、それすらも受け入れてしまうほど興奮している場合も同様に尊い。心も体もフェラ後キスも、愛しているならぜひ受け入れてほしいものだ。
■挿入してからしばらく動かさないでいてくれる
いませんか? 入れた瞬間、どこの祭りやねんと思うくらい、手や腰を全力で動かしてくる人。
馴染ませるって知ってますか?
その場の雰囲気にもよるかもしれないけど、いきなりガンガン動かされるよりまずは挿入した感覚を味わいたいんですよ。意識の高い小料理屋がよく言う「まずはそのままお召し上がりください」というあれだ。
私は挿入されると、中に入っているというだけで動かなくても気持ちがいいし、動いていない状態の男性器を感じ取れるというのはなかなかうれしいものだ。
ところが、以前にこちら側がすぐに動いてほしくないから動かさないんだなと思っていたら「やばい、良すぎて動いたらすぐに出ちゃうかもしれない……」と自己申告してきた男性がいた。こんなの反則だ。なかなかやるなどころの騒ぎではない。花丸200点満点だ。
■反省会をきちんとしてくれる
私が好きな反省会というのは、お互いが家に帰ってからプレイを振り返り、互いを褒め合う儀式のことだ。
「昨日のセックス思い出してひとりでムラムラしてしまった~」
「騎乗位で動けなくなったときに下から追い突きされるやつよかった~! 腰周りを持たれてたのも最高だったなぁ」
「腰回りがエロくて大好きだから、無意識に持っちゃうんだよ~俺もあれすごいよかった、また次もあれしようね」
なんてやりとりを家に帰ってから少し余韻のある状態ですると、自己肯定感が高まらざるを得ない。
私とのセックスの内容をきちんと覚えてくれているのがうれしい。
逆に、悪かった点を言われたとしても、向上心につながるし受け入れられる。このやりとりを楽しくしてくれる男性とは、次も絶対に楽しいセックスができる。
■セックスは感情を動かす可能性を秘めている
とまぁ、いろいろと話したが、「セックスで惚れてしまう」というのは、こういうときに起こる感情なんだろうな。
だって、考えてみてほしい。
なんだか単調で、記憶にも残らないようなプレイ内容の男性にも「女はセックスをすると惚れてしまう説」は当てはまるだろうか。私は当てはまらない。なんなら時間を無駄にしたような気持ちになる。
愛のあるセックスであれば内容なんて関係ない。もちろんその通りだ。
ただ、私、この人のこと気になるな、一度寝てみたいな、という状況下に置けるセックスで高得点を叩き出されたら、イチコロでメロメロキュンである(死語)。人の気持ちも動かす可能性を秘めているセックスって素晴らしい。やっぱり、私はセックスが大好きだ。いいセックスをして、その人の体もろともすべてを好きになりたい。
ただし、今回私がお話した内容は、あくまで私には効果抜群なだけである。しかも、ほんの一部をご紹介しただけでもっと無数にあるし変わったりもする。
私が挙げたポイントをなにひとつ共感しない女性も恐らくいるはずだ。
これがすべての女性に効果がある! と思ってしまうような男性は、AVお手本系ガシガシセックスをしている可能性があるので十分気をつけてほしい。
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#3「男性にお願い。ふたりで最高のセックスをしたいから『喘ぎ声』を出してほしい」
#4「セックスの『抱く・抱かれる』表現を考えて、恋人を抱こうと試みた話」
#5「セフレと恋人になる人の分かれ道って? “交際前セックス問題”を考える」
#6「顔とか体、性格は関係ない。とにかく自信のある女がモテる理由」
#7「生理痛だけじゃない、生理のしんどさをわかってほしい。」
#8「月経カップ使用レポート。生理中の快適さを求めて第三の生理用品を使ってみた。」
#9「私が女性用風俗を利用できない5つの理由」
#10「女性向けアダルトVR動画をもっと広めるための打開策を考えた」