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日本初上陸! “観て”、“食せ”。フィルムを、“味わえ”。 NY発「観て食べる」新感覚のフード・フィルム・フェスティバル

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NY発「観て食べる」新感覚のフード・フィルム・フェスティバルのプレスプレビューが日本で初開催。その様子をAtirom TOKYO 支配人・高橋未来さんがレポートします。

日本初上陸! “観て”、“食せ”。フィルムを、“味わえ”。 NY発「観て食べる」新感覚のフード・フィルム・フェスティバル

■「ようこそ新しい食の場へ!!」

「ようこそ新しい食の場へ!!」
美味しいフィンガーフードとウェルカムドリンクを楽しんでいると陽気なマイクパフォーマンスの中MCが登場。
DJライブとともに会場を盛り上げます。

ニューヨークで13回目を迎えたフード・フィルム・フェスティバルThe Food Film Festival(FFF)が2020年4月、海外初開催として日本にやってくる。
ということで12月、株式会社アマナが主催するプレス・プレビューに行ってきました。

FFFは“食”をテーマにしたフィルムを鑑賞しているとスクリーンに映る食事が座席に運ばれてきて、映像と食を同時に体験することのできる新感覚のイベントなのです。

そう、あの映画のあの食事シーンの様によだれが溢れるくらい美味しそうな映像を観ながら、目の前のスクリーンに映っている食事が絶妙なタイミングで運ばれてきて味わうことができるのです。
ショートフィルムを6~8本上映する中で前菜からメイン、デザートに至るまで、それぞれのフィルムに基づいた食事が提供されるコース仕立てが特徴なのです。
上映後は映像に登場したシェフや食材の生産者が目の前で料理を振る舞ってくれるアフター・パーティーを楽しみます。

プレスプレビューでは7作品のショートフィルムとともに、アメリカ人シェフによるミートボールパスタやハンバーガー、日本人シェフによる押し寿司や和菓子などの日米フルコースが振る舞われます。

Photo by The Food Film Festval Tokyo 2020

■フィルムとフードのコラボレーションが新たな体験型エンターテイメントに

FFF主催プロデューサー、ジョージ・モッツ氏(写真左)の乾杯の合図で、いよいよフィルム上映スタート。

まずは、パンケーキやミートボールパスタなど美味しそうな料理が作られていく様をアーティスティックに描いた『フード・フィルムズ』。
「美味しそう!食べたい!」気持ちが最高潮の絶妙なタイミングで、スクリーンに映し出されていたあのミートボールパスタが運ばれてきます。
映像で観た夢の食べ物を観たままに味わうことができる、、、
体験してみると、想像以上の幸福感です。

続く作品は『寿司旅〜起源から未来へ〜』。
本イベントのフード・ディレクターを務める森枝幹シェフが出演し、寿司のルーツを探り見えた先にある寿司の未来を問うフィルム。
穀類の発酵力を利用して魚を保存したことが寿司の起源と言われており、酢を使わずに発酵した寿司の米をシャリに合わせることで新しく表現されたマグロの押し寿司を味わいます。
熟成された寿司の旨味と、シェフや生産者の想いが心に刺さる映像と料理は感慨深い作品でした。

■『愛の口づけ』官能的な映像もフードと共に

続いては、さまざまな形の愛を探求する女性がたどり着く愛の味を食で魅せる『愛の口づけ』。
苺やフライドポテト、唐辛子を官能的に描いたフィルム。
こちらの料理は森枝幹シェフと共にフードディレクターを務める薬師神陸シェフが振る舞います。
苺やトマト、クリームチーズ、チリペッパーなどが層を成し、絶妙なバランスで組み合わされたフルーツサラダ。食べ方によって味が変化し、形のない甘くもあり辛くもあり苦くもあり酸っぱくもある“愛の味”を実際に味わえたように感じます。

次は『ピクルス!NYソウルフードができるまで』。115年続くピクルスメーカーの創立から現在に至るまでの歴史と、ピクルスが完成するまでの物語。
口いっぱいに広がる酸味が刺激的なNY産のピクルスは、地域に根差した食文化や生産者の熱い想いを感じると共にお口直しにピッタリでした。

次はジョージ・モッツ氏による『ヘルマンPRESENTSフライド・オニオン・バーガー』。
ニューヨークでハンバーガー・エキスパートとしても活躍するモッツ氏がオクラホマ州のクラシックバーガーのレシピを紹介。薄くスライスしたオニオンにごろっとしたパティ、とろけるチーズを合わせた絶品バーガー。
ご期待通り、絶対に美味しいバーガーが運ばれてきます。
もっと食べたいなと思っていると「アフター・パーティーで大きなサイズを提供する」とモッツ氏。
さすが、ゲストの気持ちがよくわかっています。

左から:ジョージ・モッツ氏、薬師神陸シェフ、アーロン・アンガーシェフ、森枝幹シェフ、(株)アマナ代表取締役社長進藤氏 Photo by The Food Film Festval Tokyo 2020

最後はFFFが海外初開催を日本に選んだきっかけとなった日本にしかない美しさを描いた『和菓子』。
和菓子作家の坂本紫穂氏が魅せる、日本の風土や季節によって移り変わる和菓子の世界が繊細な映像で表現されています。
秋の落ち葉をイメージした見た目も美しい和菓子・吹き寄せは、大豆で作られた優しく繊細な味わいが映像の世界そのものでした。

■上映終了後も余韻を味わい尽くすアフター・パーティーに

Photo by The Food Film Festval Tokyo 2020

お腹だけでなく心も満たしてくれる圧巻のフルコース上映は大満足の内に閉幕。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。五感すべてで味わう初めての体験の余韻に浸っていると、「FFFの醍醐味はこれから!」
フロアを移動しアフター・パーティーがスタートです。
映像に登場したシェフや食材の生産者が再び魅力的な料理を振る舞ってくれます。
美味しい料理やドリンクとともに上映の感想を話し合ったり、シェフとの会話を楽しんだり、
ゲストは思い思いの時間を楽しみFFFは続いていきます。

Photo by The Food Film Festval Tokyo 2020

そして、FFFはただ“楽しくて美味しい”だけではありません。
映像のプロと食のプロが作るスペシャルな空間の中、“食”にまつわる社会問題を取り上げることでゲストに“食”と向き合い考えるきっかけを作り出します。
これこそFFFが多くのファンを魅了し評価されている理由です。

そんな観ながら食す、新しい食の場FFFが日本にやってくるのは2020年4月。
“The Food Film Festival Tokyo 2020”(FFFT)と称し、「EAST×WEST」をテーマに2020年に姉妹都市60周年を迎える東京とニューヨークそれぞれの都市の地域文化を映像と食を通して発信します。
また、FFFTは水産資源・陸上資源の未来と環境問題に深く関わるSDGsの達成に寄与していくことを目指しており、利益の一部を食の問題解決を考える非営利団体に寄付します。
料理が提供される食器は、竹やサトウキビの繊維でつくられた土に還る素材を使用。
“観て食べる”という特徴を通して、資源の在り方について気づきを与え、楽しみながら地球規模の課題を考えるきっかけを作り出します。

【The Food Film Festival Tokyo 2020】

2020年4月17〜19日に東京/東品川B&C HALLで開催。
17日(金) Best of FFF NEWYORK
18日(土) The Night Aquatic(seafood)
19日(日) George Motz バーガーフェス
上映プログラムなど詳細情報は2020年1月中旬頃に発表予定。公式サイトFFFtokyo.jpをご確認ください。

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高橋 未来

Atirom TOKYO 支配人 衣食住に興味を持ち、調理師免許、家庭科の教員免許を取得。 アジアを放浪ののち、ファッション業界を得て、アートと食のプロジェクトにたどり着く。 現在は東京都港区某所にあるシークレット・...

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