2015.09.01 DRESS部活

これぞ日本の美「鈴乃屋『清鈴苑きものショー』」へ

DRESS着物部の北野です。先日DRESSの読者プレゼントに当選し、日本最大級のきものショーに。今回で55回目の開催を迎えた「鈴乃屋　清鈴苑きものショー」を拝見してきました！

今年のテーマは「悠久の江戸―そして平成」。四季折々に日本を彩る花々と古典の意匠を伝統を踏まえながら、新たな発想で創作されたという振袖、留袖、訪問着、小紋、七五三、十三参りの晴れ着の数々が8景構成で全50点が披露されました。

ゲストの鈴木愛理さんの振袖でショーがスタート。大きく描かれた菱市松に、杜若、松竹梅などが配され金箔も施された豪華なものでした。構図と色調が現代的な雰囲気。

第1景は浮世絵、江戸の風景をテーマにした訪問着。
浮世絵をさらに昇華させたアート作品のようなきもの。素敵過ぎる～！！と開始早々から
大興奮（笑）第2景は江戸時代の人気の意匠をあしらったものを粋な町人風小袖に仕立てたもの。

隈取と鱗の意匠と配色美が絶妙で、まさに小粋な大人の女性の為の一着という感じでした。こんなきもので歌舞伎鑑賞に行きたいものですねっ。
第3景は江戸小紋と羽織のお洒落なコーディネート。続いて第4景は振袖。ミス・インターナショナルの中川愛理沙さんが登場されました。

ヘアにはティアラが！振袖×ティアラ新鮮！！唐花模様、鮮やかなブルーの色彩の振袖と相まって違和感なく華やぎを与えていました。ドレッシーさもあり、パーティー向き♪いいなぁ。
第5景振袖、第6景では七五三と十三参りの晴れ着。

DRESS読者にはママさんも多いと思います。子供のきもの姿とってもかわいいですよね♪最近は洋服で済ませる方もいらっしゃるようですが、一生に一度しかないので、七五三にきものを着せてあげて欲しいなと思いながら拝見しました。第7景は留袖。古典的な文様を大きな面で見せるデザインでモダンな印象でした。

色留袖、黒留袖は格調高く、豪華で圧巻でした。第8景は振袖で締めくくりでした。
最後のフィナーレは本当に華やか！！！

次から次に美しいきものが登場してまるで万華鏡のよう♪会場から大きな拍手が起こっていました。やっぱりきものは凄い、素晴らしいという観客の方々の気持ちの表れのような気がしましたね。
うーん、ショーは見応えがありました。素敵なきものの数々を拝見して大満足でした。私はこの日普段着のおとなしめの絽の小紋（霞に秋草）で出掛けましたが、なんだか華やかなきものが着たく（欲しく）なりました（笑）