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昭和生まれが「懐かしい」と思う食べ物

味覚は意外としっかり記憶に残るもの。子どもの頃によく食べていたものは、その味と当時の思い出が一緒くたに想起されます。そして、時代を色濃く反映するパッケージも、ノスタルジーを感じさせますよね。今回は、昭和生まれが思わず「懐かしい……」と感じる食べ物を取り上げます!

昭和生まれが「懐かしい」と思う食べ物

■キャンディ イン ガム

なかに甘酸っぱい粉が入ってる四角いブロック状のガム。

板状のガムとは違って、遊びの要素が強くお気に入りだった。

■ちゃいなマーブル

小さな球型のキャンディー。

「チャイナ(china)」と「マーブル(marble)」を合わせている造語らしい。

陶器のようになめらかで、大理石のようにツヤがあるという意味なんだろう。

子どもの頃は、「ちゃいな」を「可愛い」とか「恥ずかしい」的な形容詞だと勘違いしていた。

■キティランド

グリコのチョコビスケット。

ビスケットに描かれた可愛い動物のイラストを1枚1枚、食べる前にじっと眺めていた。

眺めているときに何を考えていたかは忘れてしまったけれど、とにかく想像力を最大限に働かせて空想の世界に浸っていた。

幸せな時間だった。

■コメッコ

お米のスナック。

ノンフライの軽い食感が素敵。

ずっと食べていられる。

■ジュエルリング

指にはめられる台座が付いた指輪型のキャンディ。

宝石のようなおしゃれなキャンディという発想は最高なんだけれど、舐めてるうちに溶けた飴が垂れてきて、手がベトベトに。

お世辞にも美しいとは言えない姿だった。

■ソフトエクレア

不二家のソフトキャンディ。

キャラメルのようなやわらかい食感のキャンディのなかにコーヒー、バニラ、チョコのクリームが入ってて、二度美味しい。

今でも「エクレア」って聞くと、まずこっちを連想してしまう。

鈴木一禾

ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。

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