昭和生まれが「懐かしい」と思う飲み物
昭和を象徴する飲み物のあれこれ。今の飲み物よりも味が薄めだったとか、強烈だったとか、いろいろな記憶が蘇るでしょう。でも、味よりむしろ、そのパッケージに懐かしさを覚える人も多いのではないでしょうか。今回は、昭和生まれが懐かしいと思う飲み物を取り上げます!
■瓶の原液カルピス
子どもの頃、カルピスといえば、大きな茶色の瓶入りの原液を薄めて飲んでいた。
今も原液タイプはあるけれど、「濃いめ」のカルピスとか炭酸入りとかが手軽に飲める今の時代、わざわざ原液を買うことはなくなった。
■ミルクセーキ
「ミルクセーキ」っていう缶入りのジュース。
いわゆるミルクシェイクとはまったくの別物で、味は練乳を水で薄めたような感じだったような……。
■メローイエロー
柑橘風味の炭酸飲料。
今見ると、毒々しさを感じるかもしれないくらい鮮やかな黄色は、コーラやスプライト、ファンタとは別格のワクワク感がありました。
■シャンメリー
クリスマス時期になるとよく出回ったシャンメリー。
子どものためのシャンパン風ボトル入り炭酸飲料で、開栓時に「ポン」と音がするのが楽しい。
大人っぽい感じに憧れ、親にせがんで買ってもらった。
商品名は「シャンパン」の「シャン」と「メリークリスマス」の「メリー」を合わせた造語だそうな。
■スポロン
味が極端に薄い「飲むヨーグルト」的な乳酸飲料。
物心つく前から親に飲まされてて、小学校の低学年ごろには卒業した。
あの赤い三角帽をかぶった坊やをあしらった三角錐型のパッケージ、多分、今見たら泣いちゃう。
■ミロ
ココア風味の粉末の麦芽飲料で、牛乳に混ぜて飲むやつ。
いろんな栄養素が入ってたわけだけど、なんとなくスポーツしてる子が飲んでたイメージ。
■テトラ型パッケージの牛乳とコーヒー牛乳
学校給食で出たり、牛乳屋さんの自販機で50円くらいで売られていたり。
機能的だし、四角い容器より美味しい気がするけど、コンビニには陳列しづらいよね。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。