結婚式あるある〜参加者の立場編
人生の節目ともなるハレの日、結婚式。期待値が高くなりすぎるため。ちょっと平常心を保てなくなるのも無理はありません。普段はあり得ないようなことが起きたり、非日常的な空間ならではの独特の雰囲気が漂ったり。今回は、ゲスト目線で見た結婚式でのあるあるエピソードを集めました。
■内輪ノリにシラケる
ほかの招待客が知らない人だらけな上に、新郎の職場の人たちが大騒ぎ。
内輪ノリについていけず、不快な表情もちらほら。
二次会では、参加者の多くを占める新郎の友人たちが疲れてぐったり。
ひどく盛り下がって、やれやれ。
■式場の立地に難あり
人と違った式にしたいという気持ちはわかるけど、駅からバスを乗り継がないとたどり着けない式場を選ぶのはどうかと思う。
おまけに本数が少ないものだから、バスは行きも帰りも招待客でいっぱいで、座れないし。
■思わずポロリ
娘のハレの日ということで舞い上がったのか、「お付き合いしている人いないの? あなたも早く結婚しなさいよ〜」と、職場などではほとんど言われなくなったセクハラ発言が、新婦の母親の口から飛び出すトラブル。
■お色直しにうんざり
新婦のお色直しに時間がかかりすぎて待つのくたびれた。
しかも回数が5回って、さすがに多いよ!
結果、ほとんど会場にいないので、どんなドレスを着てたか誰も覚えてない。
■料理がいただけない
料理の少なさとマズさに閉口。
こちらとしては、相応のお祝い金も出しながら、ドレスや髪型など、準備にお金も時間もかかってるわけで……。
いろいろ目をつむるとしても、せめて料理だけはちゃんとしたものを出してほしかった。
■「シアター型」結婚式
馴れ初めムービーや欠席者からのサプライズムービー、仕上げに撮って出しエンドロールと、まさにムービずくめ。
高いお金を払って、わざわざ素人が作る映画を観にきた気分。
■自分をアゲて&他人をサゲるプロフ紹介
新婦のプロフィール紹介のとき、馴れ初めエピソードが事実とかなり違っているのは理解できるが、「親友の◯◯さん(わたし)がフラれたとき、心優しい××さん(新婦)が放っておけずに彼女を慰めたこともありました……」と、男にフラれたことを招待客全員にバラされたのは納得がいかない。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。