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私が女性用風俗を利用できない5つの理由 2/2


4.求めてるサービスがない!

予約ボタンを押すだけなのに、行動に移せない自分に苛立ちさえ覚えた。
性欲が子宮の中で踊り狂っている、性欲フェスin子宮が3日間連続で開催されているくらいのムラムラ感なのにどうしようもできない。

そのとき、ふと思った。そもそも、私はこのムラムラ感をセックスでどうにかしたかった。

それも穴に棒を出し入れするだけのセックスではなく、じっくりコトコト時間をかけたとろけるようなセックスがしたかった。

マッチングアプリでその日会ったばかりの男性とその場しのぎのセックスではない、やっとの思いで繋がれた念願の相手との触れ合い、そんなセックスがしたかった。

性風俗店では、本番行為は禁止されているので当然私の願いは叶わない。本番行為を妥協したとしてもイカせてもらうことはできる。でも、そうじゃない。

私が望んでいるものは、単純に絶頂に導いてくれるかっこいい男の子ではないのだ。

そんなこんなで、結局私は幾度となく自分の心が折れる音を聞いただけで、予約ボタンを押すまでに至らなかった。

5.理想の風俗店がない!

なぜ、予約ボタンを押すまでに至らないのだろう。これだけのお金を支払ってまでこのサービスを受けたくはないな、と思ってしまうのはなぜか。

私はある仮説を立てた。

「女性は自分が選んだ男性から選ばれないと、『気持ちよくしてもらいたい』と心から思えないのではないか」という仮説だ。

自分も選んだ男性という前提の上で、相手も自分を選んでくれているという事実がなければ、心から気持ちよくなれないのではないだろうか。

私のように、女性用風俗を利用したことがない女性にとって、初めて利用するときがおそらく一番ハードルが高い。

こんな男の子がいいな、こんなことされたいな、こんなことはされたくないな、などめちゃくちゃたくさんの条件があって、それだけでも利用を踏みとどまる理由になってしまう。

理想を言えば、『娼年』(石田衣良著、映画版には愛しの松坂桃李さんが主演)のような、「僕があなたを最高に気持ちよくさせたい」という気持ちを持った男性からサービスを受けたい。


「私がおしっこする瞬間を見てほしい」 映画『娼年』が描く性的嗜好の多様性


それが叶わないのであれば、もっともっと気軽に利用できる風俗店があればいいのにと思う。

男性の風俗にはたくさんの多種多様な種類があるのに、女性の風俗はカテゴリが少なすぎる。

男性向けの風俗には、ソープランドやピンサロ、ヘルスにおっパブ、と書ききれないほど存在するのだ。女性向けの風俗ももっとたくさん種類があっていいはずだ。

風俗に行ったことのない人間が、いきなり性感マッサージを利用するのは敷居が高すぎる。

お金を払ってタイプの男性が30分添い寝をしてくれるお店があってもいいじゃないか。整体くらい気軽に利用できる手マン屋さんがあったっていい。

冗談のように聞こえるかもしれないが、私は真面目に話している。

女性同士の仕事の付き合いで、会食の後に風俗店を使うような世の中になってほしいと真剣に思っている。そのためには段階が必要だと考えた。

私は一旦、女性用風俗の利用は諦めることにする。

まずは楽しい会話とすべすべの玉を触らせてくれるお店ができるのを待つことにしようかな。話はそれからだ。

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たまる

ヤバイ性欲屋さん。 インドア根暗のアラサー女、日々苦戦しながら生きてる様子をTwitterに綴っています。

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