昭和生まれが「懐かしい」と感じるアイドルの名台詞7選
アイドルの台詞は、トレンド感と愛らしさが満載な、魔法の呪文みたいなもの。そしてなによりお金がかからないし、インパクトがあるので、真似して使っていたことが懐かしい。昭和生まれが今でも覚えているアイドルの名台詞たちを集めました。
■マンモスうれピー
酒井法子(のりピー)さんが、「大きな喜び」を表現するときに使っていた言葉。
「ヤッピー」「いただきマンモス」など、彼女が繰り出す独特の言葉は「のりピー語」として流行しました。
■だっちゅーの
巨乳をアピールする芸風でブレイクした、女性コンビ「パイレーツ」。
グラビアアイドルとお笑い芸人を足して2で割ったタイプで、存在自体が新しかった。
前かがみになって両手で胸をぎゅっと挟んで、谷間を強調しながら放たれるこの決め台詞は、当時、新語・流行語大賞を受賞。
胸が大きくても小さくても、男の子でも、関係なくみんな真似してた。
■ヒューヒュー!
当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった人気歌手、華原朋美さんによる「桃の天然水」のコマーシャルで使われた台詞。
これが「ヒューヒューだよっ」になると、恋愛ドラマ『二十歳の約束』の中で、密かに思いを寄せる男性(演:稲垣吾郎)が別の女性といい仲なのを見て、落ち込んでいるのを悟られまいと牧瀬里穂さんが言った冷やかしの言葉になる。
どちらも完全に死語なので、取り扱い注意。
■生まれ変わったら一緒になろうね
松田聖子さんが、単独で開いた郷ひろみさんとの破局会見で、号泣しながら語った言葉。
この言葉をきっかけに輪廻を信じる女の子たちが増大したことは間違いありません。
今では少し使い古されてる感がありますが、なかなか力があります。
その後、松田聖子さんは神田正輝さんと、郷ひろみさんは二谷友里恵さんとご結婚されましたので、おそらく生まれ変わって一緒になるという約束は撤回でしょう。
■快感……
映画『セーラー服と機関銃』で、薬師丸ひろ子さんが放った名台詞。
ひとしきり自動小銃を乱射した後のこの台詞には、ちょっと卑猥な響きもありました。
子どもの頃は、よく意味もわからずに真似したものでした。
■ギガントカワユス
中川翔子さんによる「しょこたん語」のひとつで、「とても可愛い」の意。
彼女が使う言葉はとにかく音感が良く、用法もユニークで親しみやすい。
今でもたまに使ってしまう。
■普通の女の子に戻りたい!
キャンディーズが人気絶頂時にコンサートで解散宣言した際、メンバーのひとりが発した台詞。
最近、AKB系のメンバーが芸能界を引退するときに使っているのを見かける。
オマージュ的にやっているのか、単なる偶然なのかは不明。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。