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おっぱいコンプレックスと戦う女の子たちへ

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長年おっぱいコンプレックスを抱えていた私。でも、自分のサイズを正しく測ってくれる下着屋さんへ行ったことで、「自分のおっぱいが好き」だと思えるようになりました。自分のおっぱいを知ると、ポジティブな変化が起きるかもしれません。

おっぱいコンプレックスと戦う女の子たちへ

突然ですが、「貧乳」への褒め言葉ってなにが適切だと思いますか?

「かわいい」「小さい方が好き」「大事なのは感度だよ!」「きれい」など、思いつく言葉はたくさんありますが、貧乳コンプレックスを持つ者からすれば、「全部煽りに聞こえてムカつく」ということが最近の女子会で発覚しました。

男性が本心から小さなおっぱいをどれだけ褒めても、当の本人が自分のおっぱいを肯定できていないから素直に喜べない……そんなことが頻繁に起こっているのです。小さなおっぱいで、「自分のおっぱいが好き!」と言っている子もいるかもしれませんが、私自身はまだ出会ったことがありません。

さて、おっぱいといえば、ある程度の大きさが服を着ていてもわかってしまうので、大きければ「巨乳だね! エロい!」と言われ、小さければ「貧乳! ちっちゃい!」などと無神経な言葉を浴びせられる対象となりがちです。

これらの心無い言葉に傷つけられてきた女の子がたくさんいるのではないでしょうか。

大きくても小さくても、誰しもが抱えるおっぱいコンプレックス。そんな悩みが少しでも解決するように、今回は私のおっぱいについて書いていきたいと思います。

■衝撃と喜びがあふれた下着屋での出来事

私はいわゆる貧乳コンプレックスの持ち主でした。小さいし、離れてるし、おっぱいよりお腹の方が出てるし、ぴったりした服を着たときの絶望感。

おまけにくびれもないので寸胴幼児体型で、水着なんて絶対着られないし、セックスするときも相手の目を気にしたり……と、おっぱいコンプレックスが派生していろいろなシーンで自信が持てずにいました。

スポーツブラを卒業し、初めてブラジャーを着けたのは確か小学5年生のとき。母親が通販で適当に買ったB65のブラを着けていました。

母親は私に対して、私の友人と比較して胸が小さいとか、たんぱく質を摂らないから貧相なんだとか、そういった言葉を何の悪気もなく浴びせてくる人で、私も自分自身を“貧乳”だと信じて疑いませんでした。

それから10年以上が経った今年の4月、ひとりでふらっと立ち寄った下着屋で店員さんに促されるままサイズを測ってみたら、D70と言われたのです。

店員さんに胸を寄せられ、想像もしていなかったサイズのブラにぴったり収まる自分の胸。

「これ本当に私の胸?」

衝撃と喜びとで、感情がぐちゃぐちゃになって鳥肌が立ったのを覚えています。

ずっと頑張ってB65のブラに収めていたので、いつからDカップになったのかがまったくわかりません。

もしかしたら最初から自分に合ったブラを付けていたらもっと胸が大きくなっていたかもしれない……そんな後悔もありましたが、声をかけてくれた店員さんのおかげで、初めて本当の自分のおっぱいを知ることができました。

■正しいサイズのブラを正しく着けることで、おっぱいを肯定できるように

実は去年の春頃、勇気を出して下着屋で測ってもらったことがあります。「A70ですね……」となんだか気まずそうな店員さんから、サイズが記入されたカードを渡されたときの恥ずかしさがトラウマに。そのときから「一生サイズなんて測ってもらわない」と心に決めていました。

でも思い返せば、そのときは、服の上から測られ、小さいブラをした状態だったのでそれはその数字になるよなあ、と。

先日足を運んだ下着屋では、店員さんが半ば強制的にサイズ計測を勧めてきて、断る間もなくフィッティングルームに連れていかれました。服を脱いで、店員さんが持ってきてくれた下着を着け、脂肪をかき集めてくれたのです。

お店によってサイズの測り方が違うとなると、どこかの店舗で測った結果、サイズが小さかったという女の子たちも、別の店舗に行ったら、思い込んでいたサイズと本当のサイズは違った、なんてこともあるのではないでしょうか。

バスト計測もセカンドオピニオンみたいなことが大切になってくるのかもしれません。

Dカップのブラに変えてからというもの、明らかにおっぱいが大きくなったように感じます。

最初は一生懸命集めていた脂肪たちがあるべき場所に留まり、重量感のあるおっぱいになりました。

最近、昔セックスした人に会う機会があって、「あれ、なんか大きくなった!?」と驚いていたので、これはガチです。ドヤ顔で「いや〜大成長遂げたんだよね〜!」と言ってやりました。これまで私のおっぱいを馬鹿にしてきた人たちを全員見返してやりたいと思います。

自分のおっぱいを知ってから、胸を張って歩けるようになりました。前みたいにおっぱいよりお腹が出ている、なんてことがなくなり、ぴったりとした服も堂々と着られるように。元々ひどい猫背だったのですが、友人に「姿勢いいよね!」と褒められるようにもなったのです。

それから、ブラジャーを選ぶ楽しみも知りました。ずっと某下着屋の1000円下着セットを適当に買い続けていたのですが、今ではちゃんとデザインがかわいいちょっと高めのものを買うようになり、おっぱいを大切にしようという気持ちが強くなりました。

自分のおっぱいと向き合ったことで、長年コンプレックスだったおっぱいを肯定できるようになったのです。

正直、今でも谷間ができるようになったわけでもないし、離れ乳は健在です。ひとくちにDカップと言っても、トップとアンダーのバランスや体形で見た目が全然違ってくるということを実感しました。それでも「自分のおっぱいが好き!」と心から言えるようになったことは大きな成長だと思います。

■正しい下着を着けると、今よりハッピーになるかもしれない

おっぱいコンプレックスと戦う女の子たちへ。

まずは正しくサイズを測ってくれる下着屋に行ってみてください。そして、いちばん綺麗に見える下着を選んでもらってください。コンプレックスであるがゆえに、恥ずかしさもあるかもしれませんが、勇気を出すことで変わることもあります。ひとりで行くのが気まずければ、同じ悩みを持つ女の子同士でお店に行くのもおすすめです。

万が一、測り直してサイズが変わらなかったとしても、下着のプロから直接話を聞くことで、バストをきれいに見せることができるようになったり、姿勢が良くなったり、必ず何かが良い方向に向かうはずです。

私も、おっぱいコンプレックスの持ち主でした。

親や彼氏、友達、みんなに“貧乳”だと言われ、その言葉を信じて疑いませんでした。
でも、自分のおっぱいを誰よりも知ることができるのは自分ただひとりです。
自分のおっぱいを知り、肯定する。それだけで毎日が少しだけハッピーになります。

おっぱいに悩む女の子がひとりでも幸せになりますように!


Text/ねこちゃん(@neconyan_
Photo/タカハシアキラ(@crystal_style



2019年8月15日公開
2020年1月16日更新

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DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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