今、住宅は買い時か?
いま住宅は比較的買い時な理由を説明します。
前回、今、住宅は比較的買い時だと書きました。では、どうして買い時なのでしょう。
まず、アベノミクスのよる金融緩和で、住宅ローン金利は非常に低い水準にあります。もし今後、目論見どおりにインフレになれば金利も上昇していくので、同じ住宅を購入しても、支払総額は増えることになるでしょう。
消費税は平成26年4月から8%に、27年10月から10%にアップの予定。仮に総額3,000万円、建物価格2,000万円(税抜き)の新築マン ションを、2500万円のローンを組んで買うとしましょう。消費税は建物だけにかかるので、5%なら100万円ですが、8%になると160万円、10%で は200万円となります。その分頭金を増やせればいいですが、借入を100万円増やすと、支払総額は150万円(金利2.5%、期間30年、元利均等返 済)も増えてしまうのです。
実際、増税に踏み切るかどうかはその時の経済環境で判断されることになっているけれど、最近、景気は良くなっているので、おそらく予定どおりに実施されるのでは? 5%適用を望むなら、今年の9月までに契約することが必要ですね。
また、ローンを組んで住宅を購入した人の税金が優遇される「住宅ローン控除」も、
増税後の落ち込みに配慮して、8%になる平成26年4月以降に入居&増税物件に対して
拡充される予定。
シングルの節税ポイントはあまりないから、これは嬉しい施策だよね。
増税前に駆け込む、ローン減税拡充の適用を受ける、どちらがトクかは
住宅の価格やローンの借入額によって変わってくるけど
住宅は一生で一番大きな買い物だから、物件の質も購入時期も、よく吟味して手に入れてね。