セックスで男性心理を攻略! 好きな人を夢中にさせる会話術とは?
セックスで男性心理を理解していると、セックスがより楽しく充実したものになるかもしれません。というのも、男脳と女脳はなかなかわかり合えないものですが、セックスにおいても、男女でその捉え方は大きく異なると言われるから。今回はビジネス心理学研究家の神岡真司さんに、セックスにおける男女の違いを伺いました。
セックスを楽しむには、相手の心理を理解することが大切。ビジネス心理学研究家の神岡真司さんに、セックスにおける男女の違いを聞きました。
■セックスでの男性心理・女性心理の共通点と違い
ーーセックスにおいて、男女で共通しているポイントはありますか?
セックスでは言葉や態度によって愛情表現をして、相手を認めてあげる行為でもあります。男女というまとめ方も大雑把かもしれませんが、お互いを承認し、承認欲求を満たすものであるというのは、男女で共通して言えることですね。
そのため、セックスでは特に相手を否定することは言わず、肯定してあげることが大切なんです。
ーーその一方で、男性が女性と異なるのはどういうところでしょうか?
男性心理と女性心理の大きな違いは、女性はセックスにロマンを求めるのに対し、男性はエロを求めていることだと思います。
たとえば、女性は毎回のセックスでの優しさや気配りを嬉しく思うものですが、男性は一度セックスをして征服感や満足感を味わうと、すぐに燃え尽きてしまうんです。それが賢者タイムや、付き合いたいのにセフレになってしまうといったすれ違いの原因でもあります。
ーー男女の異なる意識を踏まえていいセックスをするには、どんなことを心がけたらいいのでしょうか?
まずは、男性心理・女性心理の相互理解が大切です。「男女は異なる生き物で、異なる考え方をするものだ」というのを、お互いに理解することですね。本を読むなどして、男性と女性、それぞれの傾向や生きてきた土俵の違いを知ることから始めるといいのではないでしょうか。
男性は本能的に、女性を追いかけたい生き物です。そのため、女性が簡単にセックスをすることは、ときに自分自身の価値を下げることになりかねません。そういったことを知っておくのも大切かと思います。
■愛情表現はたくさんすべし! セックスの満足度を上げる会話術
ーーセックスで満足度を上げるコツはありますか?
セックスでは相手の承認欲求を満たして肯定することが大切だと言いましたが、「愛してる」と言葉にして伝えるような愛情表現は、まさにそれを体現しているんですね。相手が何をしてくれたというわけでもなく「好き」「愛してる」を伝えることは、相手の存在そのものを肯定してあげることなります。
男女関係なく共に積極的に愛情表現をしたり、お互いを褒めたりすることで、満足度は上がります。
ーー愛情表現は、どのように言葉にするのが効果的なのでしょうか?
基本的に、セックスの始めから終わりまでを通して、承認欲求を満たしてあげるような褒め言葉が有効です。要は、自分に自信を持たせてあげることですね。
相手に伝えるなら「気持ちいい」といった感想はもちろん、セックス前に「鎖骨がカッコいい」といった外見を褒めたり、ピロートークで「◯◯のとき優しくしてくれてありがとう」と内面的な要素を褒めるのもいいでしょう。
逆に、コンプレックスを刺激したり、セックスが下手といったネガティブなことを言うと、相手の自尊心を傷つけてしまうので気をつけてください。
ーー”賢者タイム”など、セックスでの男女のすれ違いを解決するには、どんな会話が有効ですか?
「なんであなたはこうなの?」と上から目線で批判するのは、相手を否定することになるのでNGです。相手を正面から否定しても、反感を買うだけですから。
大切なのは、相手を承認した上で自分の思いを伝えることです。相手に「冷たくされると寂しい」という思いを伝えたければ、「私はこうしてほしいのに!」と直接的に言うよりも「離れたくない」と甘えるなど、間接的に伝えるのがいいでしょう。
男性心理と女性心理、そして男女の思考法の違いを理解した上で会話をすれば、セックスにおけるコミュニケーションがより濃密なものになりそう。
男女でセックスに対する捉え方は違うものの、お互いを肯定し合うという行為に変わりはありません。積極的な愛情表現や、肯定する言葉を心がけたいものですね。
Text/市川茜
神岡真司さん プロフィール
ビジネス心理研究家。
日本心理パワー研究所主宰。法人を対象にした組織活性化コンサルティング、モチベーションアップトレーニングなどを行う。著書に『頭のいい人が使うモノの言い方・話し方 ちょっとした話し方のコツが相手に与える印象を大きく変える』『絶対折れない「心」のつくり方 無理せず、落ち込まず、悩まずに生きる秘訣』『モテすぎて中毒になる 男女の心理学』『男と女のLOVE心理学「恋愛」から「結婚」まで自在にコントロール』など。
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。