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「自分でメイクするのとは全然違う」圧倒的なメイクの知識と確かな実力を持つメイクのプロ。塗りすぎていないのに、いつもより上品で可愛らしい仕上がりになる方法を、ヘアメイクアップアーティストの大谷亮治さんに教えていただきました。
今回のテーマは、プロによるワンランク上のベースメイク。
講師は数々の女優・歌手などのメイクを手がけるヘアメイクアップアーティストの大谷亮治さんです。
一般の方へ向けたメイクレッスンをするのはとてもレア! 間近でプロの技を見られる8人限定のスペシャルなレッスンになりました。
「インターネットにいろいろなメイク動画がアップされているけど、それが自分に本当に合っているのかわからない」というお悩みが、参加者の方から最もよく聞かれました。
メイクをそのまま真似するのではなくて、日常的に使えて、かつ自分にしっかり合うメイクを知りたいですよね。
大谷さんによると、メイクとはその人を活かすもの。
良いところはそのまま活かし、逆に本人がネガティブに感じている部分だけはカバーする。
大谷さんによると、たとえばベースメイクは「すべて」をカバーしようとするのではなく、肌の質を均一に整えてあげるくらいで十分なのだとか。
例えば、唇が魅力的な人にはグロスを塗ることで、さらにリップを印象的に見せるなど、良い部分をより伸ばすメイクということ。シミなどがあれば、その部分だけはコンシーラーを使い、肌質を均一にします。
肌のトーンを同じにするイメージで優しくカバー。避けたいのは、自分が気になる部分をカバーしすぎて、逆に目立たせてしまうこと。
例えば、そばかすを素敵な個性として、あえて隠さないのもひとつの手です。
ベースメイクはメイクの要だけあって、しっかり作ることで、軸のある崩れない仕上がりになります。
大谷さんがファンデーションの色を決めるときは、普段のメイクの様子や好みのファッションなど、その人自身とコミュニケーションを密にとっています。
さらにファンデーションは2色を混ぜて使用。その人の素肌により近づけることができるのです。
今回はベースメイクだけでなく、その人だけに似合うリップの塗り方、チークの入れ方、ハイライトの載せ方も伝授していただき、2時間という時間はあっという間。
今日からでも簡単に取り入れられる方法ばかりで、「すぐにでも試してみたい!」と皆さん大満足のご様子でした。
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。