コスチュームジュエリーで、いつもの服をパーティーウェアに格上げする
おしゃれな人5名に「明日のコーデ」を紹介してもらう企画【明日これ着よう!】。12月17日〜12月21日までのテーマは「華やかイベント向けコーデ」。5人5通りのコーデをお届けします。“月曜日担当”の輪湖もなみさんには火曜日のコーデを見せてもらいます。
華やいだイベントやパーティーにお呼ばれすることが多い12月、何を着て行こうかと、毎回頭を悩ませる時期でもありますね。
いつも同じ服を着ていくのも気がひけるし、かといってその度にドレスを買うと出費がかさむ。そんなわけで昨年まではペーティーにお呼ばれすると、ZARAやH&Mに駆け込んで新しいドレスを調達するのが常でした。
でも「毎年使い捨てのパーティーファッションは、なんだかもったいないわ」とも思っていたんですよね。
そこで、今年からはファストブランドでドレスを買う代わりに「コスチュームジュエリー」をひとつ、買い足すことにしてみました。
コスチュームジュエリーとは、金、銀、プラチナまたは貴石などを使わないイミテーションのジュエリーのことです。
1900年代にココ・シャネルをはじめとする多くのデザイナーが、石や金属に価値を置く宝飾品ではなく、デザイン性を重視したアクセサリーをこぞって発表し、多くの女性を虜にしました。
本物の宝石では高価すぎて作ることができない、大胆なデザインやボリューム感を、コスチュームジュエリーなら実現できたからです。
今年私は、大好きなデザイナー「ドリスヴァンノッテン」のコレクションをみて一目惚れし、こちらの大きなブローチを手に入れました。
植物のような生物のような、なんとも個性的なデザイン。ジャケットの襟、ワンピースの胸元など、シンプルな服にいろいろな向きでつけると、ドレスがまったく違う表情になリます。
先月滞在したパリでも、イヴ・サンローラン美術館やクリニャンクール蚤の市でたくさんの素晴らしいコスチュームジュエリーに出会いました。
デザイナーのクリエイティビィティーが存分に発揮された個性あるジュエリー。一期一会を楽しみながら、今後も少しずつコレクションしていきたいと思っています。