婚活では「弱み」こそが最大の武器になる
現代女性の多くが持っている、「私には何かが足りない」という感情。そんなことを思っていると、あなたの恋愛はうまくいきません。だって、足りないものなんて、あなたにはないから。今の自分がすべてだと認め、自分の弱点はあえて男性に見せましょう。そうすることで婚活もパートナーシップも、嘘みたいにうまくいきます。
いろいろな女性を見てきたからこそ、見えてきた。
「私には何かが足りない……」と思い、不足を補うために、がんばり続ける女性たち。現代社会で、男性と肩を並べ、どんどん活躍して、自立する女性が増えたからこそ、「完璧主義」を目指す女性が増えつつあるように思います。
あなたに足りないものを教えるとすれば、何か足りないと思うあなたのその気持ちが、あなたを足りなくさせているということ。
あなたに足りないものは、何ひとつない。
■「弱点」は「愛嬌」です
男性は「完璧な女性」を求めていない
男性は女性から「頼りにされたい」と思っています。
幼い頃からウルトラマンや仮面ライダーに慣れ親しんできた男の子は、弱い女の子を守ったり、正義の味方として、誰かを助けたりするヒーローに憧れ、困っている人がいたら、助けてあげたいと思う「ヒーロー願望」を抱いて、生きています。
そして、誰かに頼られたり、弱いものを守ったりすることで、自分の存在意義を見出したり、承認欲求を満たします。
だからこそ、女性が欠点を見せれば見せるほど、男性はその女性のことを可愛いと思い、男性の守ってあげたい本能が満たされるのです。
何か足りないと思って、それを「ダメなこと」と判断し、私は完璧でなくてはいけないと思っているのはあなただけで、誰もそんなことは望んでいません。
特に恋愛だと、ひとりでがんばりすぎたり、不足を補うために努力したりすることは、男性の「活躍の場」を奪ってしまうなど、逆効果になることも。
私も婚活をしていた当時は、「料理が苦手、おまけに掃除も得意じゃない」と、男性に正直に伝えると減点されて、好きになってもらえないと思っていました。
でも、それを素直に伝えると、「今の時代、一緒にやればいい」「俺が得意な分野だから、俺がやるよ」「他に素敵なところがあるから、全然問題ないよ」という優しい反応がありました。
家庭的な女性を好む男性からは、好かれないこともありました。ただ、初対面のあの場で、それをひた隠し、彼と付き合えたところで、いつかのタイミングで無理している自分が生じて、別れていたと思います。
ミスマッチを防ぐ上でも、早めに「弱点」をさらけ出すのは、決して悪いことではありません。
弱点をさらけ出すことは、幸せへの近道
完璧なんて、あってないようなもの。今のありのままの自分があなたのすべてであると認め、「足りない部分は男性に補ってもらおう!」くらいの気持ちで男性に頼る方がうまくいきます。
婚活においては、無理してよく見せようと躍起になるよりも、自分のダメな部分や弱点をどんどん披露した方が、幸せの近道を歩いていけると思います。