平成最後の夏、財布に優しい生活術とは【お金に愛される女のルール#8】
お金に愛される女になるためには、お金の仕組みや制度を知っておくことが大切です。本連載「お金に愛される女のルール」では独身女性が知っておきたいお金の話をあますことなくお伝えしていきます。第8回では「暑い夏に、お金を使うポイント」を紹介したいと思います。
春と夏の間を楽しむことなく、毎日暑い日が続いています。
今年は、日本中どこもかしこも、溶けてしまうような暑さです。
暑さ対策として、ついついお茶を買ったり、アイスクリームを買ったり……。
暑さは、お財布にも影響します。
熱中症になってしまうまでのガマンは避けたいですが、なんでも買ってしまっていては、お金に好かれる女でにはほど遠い。
お金に好かれる女のルールその8は、「季節に応じてお金の使い方を変えている」です。
■夏こそ、節約という名の丁寧な暮らしを
“節約”という響きに対して「ちょっと努力しないといけないのかな」とか、「大変そうだな」と思う人もいるかもしれません。
ですが、私は“節約”とは、無理にケチケチすることではなくて、「生活を見直して、丁寧な暮らしをしていくこと」だと思っています。
たとえば、500mlのペットボトル。
スーパーで割安なものを買っても、98円とか88円くらいが相場ですが、お茶っ葉を買ってきて、自分でお茶をいれればさらに安く済みます。
また夏場は、食材がダメになりやすい季節。まとめ買いをしないで、こまめに買い物に行くことによって食品をムダにすることもありません。
これらの方法は、忙しい人にとってはハードルが高いことかもしれません。
ですが、ひとつでも実践することができれば、丁寧な暮らしにつながって、日々の満足度がアップします。
■夏予算をつくる!
カフェに寄り道、コンビニでアイス、暑すぎてドラッグストアで暑さ対策グッズ……。
暑さでお財布の紐が溶けてしまっているという人も多いのではないでしょうか。
そんな人は、「夏予算」を導入してみてみましょう。
たとえば、
・1日300円までだったら、飲み物買ってもいい
・1週間に2000円までなら、暑さ対策としてカフェに寄り道してもいい
という約束を自分と交わします。
予算の立て方はそれぞれですが、あらかじめ“予算を見える化”しておくことで、無意識に使うお金が減ります。暑いときのお金の使い方は、飲み物やアイスなど細かい金額が多いので、積み重なった時には想定外の出費になっていることも……。
一週間続けてみて、予想を超えるお金を使ってるようなら、「工夫できることはないか、使い道は妥当か」と考えてみましょう。ただし、もちろんご自身の体調を最優先していただき、無理のない範囲でルールを実施してみてくださいね。
■電気代にテコ入れ
暑くて寝苦しい夜にかかせないのがクーラー。
窓を開けてしまったが最後。温風が入ってきて、扇風機では到底追いつかないですよね。
クーラーの使い方を工夫して、消費電力を節約するっていう方法もありますが、電力会社を見直して電気代を見直してみましょう。
■電力の自由化とは
2016年4月から電力の自由化が始まって、電力会社が選べるようになりました。
それまで電気は、地域で決められていた電力会社でしか契約ができませんでした。
今は、自分で電力会社を選んで、よりオトクなプランを検討することができるようになりました(新しい会社にしても、電気の送電に影響はないので、停電などの心配はありません)。
見直し効果が高いのは、電気の消費量が多い家庭です。
都市ガスや通信会社が運営しているような会社は、利用中のサービスとセットになっているケースもあります。シュミレーションをして、電気代を見直してみましょう。
■お金は賢くつかってナンボ!
暑い中、やっぱりかき氷は食べたいし(できればインスタ映えするやつ)、クーラーもガンガンつけたい。
なんなら、入浴剤は清涼感が続くものを使いたい。
残念ながら、これはただのムダ遣いです。
生活するためには、他にも必要なものはあって、それらとのバランスをとってお金を使う必要があります。
そのためには、自分が必要としているものにお金を使っていくことが大切です。
平成最後の夏、お金に愛される女を目指しましょう!