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ハンカチ必至! 『ワンダー 君は太陽』はハートウォーミングな感動作 古川ケイの「映画は、微笑む。」#54

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トリーチャー・コリンズ症候群により、人とは違う風貌で生まれた少年・オギー。宇宙飛行士のヘルメットでいつも顔を隠し、自宅学習を行ってきたオギーが、ついに学校に通うことになり……。全世界で800万部を突破した感動のベストセラー小説『ワンダー』が、天才子役ジェイコブ・トレンブレイを主演に迎え、映画化されました!

ハンカチ必至! 『ワンダー 君は太陽』はハートウォーミングな感動作 古川ケイの「映画は、微笑む。」#54

◼︎800万部突破のベストセラーが映画化!

DRESS読者のみなさん、こんにちは。

今回みなさんにご紹介したいのは、全世界で800万部を突破した小説『ワンダー』を映画化した『ワンダー 君は太陽』です。

原作小説『ワンダー』の筆者は、グラフィックデザイナーとして活躍していたR・J・パラシオという女性。自身が頭部の骨格に障害のある女の子と出会った体験をきっかけに執筆をはじめました。

2013年に、新人作家として初めて書いた作品である『ワンダー』がニューヨーク・タイムズ・ベストセラーリスト第1位を獲得し、全米に衝撃を与えます。

『ワンダー』の主人公である10歳の少年オーガスト(愛称:オギー)は、『スター・ウォーズ』が大好きで、宇宙飛行士が憧れというどこにでもいる普通の男の子。ですが、彼の見た目だけは普通ではありませんでした

遺伝子の疾患で人とは異なる顔で生まれてきたオギーは、宇宙飛行士のヘルメットでいつも顔を隠し、学校へ行かずにずっと自宅学習を続けていました。ですがある日、両親は息子を外の世界へ送り出そうと決意します。

映画『ワンダー 君は太陽』は、決して先の読めないようなハラハラ・ドキドキの作品ではありませんが、小さい子からお年寄りまで誰もが楽しめる、ハートウォーミングな感動作です

◼︎『ワンダー 君は太陽』のストーリー

遺伝子疾患で人とは違った顔で生まれてきたオギー(ジェイコブ・トレンブレイ)は、これまでに27回の手術を受け、一度も学校へ通わずに自宅学習を続けてきた。

オギーが10歳になったある日、母のイザベル(ジュリア・ロバーツ)は、夫のネート(オーウェン・ウィルソン)の反対を押し切り、オギーを5年生の初日から学校に通わせる決心をする。

初登校の日。生徒たちから遠巻きにジロジロと眺められ、大好きなスター・ウォーズのパダワンを真似た三つ編みをバカにされたオギーは、帰宅するなり三つ編みをはさみで切りおとしてしまう。

触れたらペストがうつると噂され、学校でますます孤立していくオギーだったが、得意な理科の授業では大活躍する。

そんなある日、クラスの優等生ジャックに理科の小テストの答えをこっそり教えてあげたことをきっかけに、ふたりは意気投合するのだった。

息子の初めての友だちを大歓迎する家族だったが、とあるきっかけでオギーとジャックは仲違いしてしまい……。

◼︎『ルーム』の天才子役ふたたび!

本作で主人公オギーを演じるのは、第88回アカデミー作品賞にノミネートされた『ルーム』(2015年)で、5歳の少年ジャックを演じブレイクした天才子役ジェイコブ・トレンブレイです。

本作に出演するにあたり、ジェイコブはオギーの医学上の設定である《トリーチャー・コリンズ症候群》の子どもたちを訪ねてリサーチと交流を重ねたそうです。

さらに、映画化にあたり原作者であるR・J・パラシオからの「オギーの描写を控えめにしないこと」という条件に応え、『マレフィセント』(2014年)でアンジェリーナ・ジョリーを変身させた特殊メイク効果デザイナーがオギーの顔面の人工装具を創作。ジェイコブ演じる、リアリティのあるオギーが誕生しました。

いじめや裏切りにくじけそうになりながらも、家族の愛を勇気に変えて立ち向かう、オギーの太陽のような魅力に、あなたもきっと微笑み、涙してしまうことでしょう。

◼︎家族のストーリーも見逃せない

本作の魅力は、オギーの成長物語だけではありません。

オギーのために、絵本のイラストレーターと、美術の先生になる夢を封印している母・イザベル。

どんな逆境でもジョークを忘れず、オギーと男同士の仲間としてリスペクトする父・ネート。

そして、両親から”世界一手のかからない子”と呼ばれている姉のヴィア。

そんなヴィアの物語が、オギーの物語と同時に描かれます。

オギーが学校へ通い始めると同時に、高校の初日を迎えたヴィアですが、実は数週間前から幼なじみで大親友のミランダからの連絡が途絶え、学校で顔を合わせても冷たい態度を取られてしまっていたのです。

ショックで落ち込んでいたヴィアを救ったのは、演劇クラスのジャスティンという魅力的な男の子。ヴィアの恋と友情の行方は、ぜひスクリーンでご確認ください!

優しさにあふれた感動の物語『ワンダー 君は太陽』は、6月15日(金)より全国公開です。

号泣必至の本作。鑑賞の際には、ぜひ、ハンカチを持っておでかけくださいね!

◼︎『ワンダー 君は太陽』公開情報

『ワンダー 君は太陽』
6月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
原作:R・J・パラシオ『ワンダー』ほるぷ出版刊
監督・脚本:スティーヴン・チョボスキー『ウォールフラワー』
出演: ジュリア・ロバーツ『プリティーウーマン』、オーウェン・ウィルソン『ミッドナイト・イン・パリ』、ジェイコブ・トレンブレイ『ルーム』
配給:キノフィルムズ
上映時間:113分
公式サイト:http://wonder-movie.jp/
Motion Picture Artwork © 2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

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古川 ケイ

映画ライター。新作映画情報サイト「木曜日のシネマ」運営。 大学卒業後、インディペンデント系映画配給会社に入社し、映画業界誌の編集・ライター業務に従事したのち、宣伝部にて洋・邦映画作品の宣伝を手がける。その後テーマパーク運営...

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