恋愛に悩んだら、悩むのをやめるのが一番。大人の恋愛はそれがいい。
『バチェラー・ジャパン』シーズン2が、2018年5月25日より、Amazon Prime Videoにて配信開始。ひとりの魅力的な独身男性(バチェラー)をめぐり、20人の女性たちがバチェラーの愛を勝ち取るべく奮闘する、あまりにもリアルな婚活サバイバル番組です。
『バチェラー・ジャパン』シーズン2が、いよいよ今週末からAmazon Prime Videoにて配信開始に。社会で活躍し、紳士的で、見目麗しい……何もかも持っているひとりの独身男性をめぐり、20〜30代の女性20人が競い合う、リアルな婚活サバイバル番組です。
2017年冬に配信されたシーズン1でバチェラーを務めた久保裕丈(くぼ ひろたけ)さん、シーズン2のバチェラー、小柳津林太郎(おやいづ りんたろう)さんに『バチェラー・ジャパン』シーズン2の見どころや大人の恋愛についてお話を伺いました(以下、敬称略)。
■強烈なキャラにも注目
――シーズン2の印象はいかがですか?
久保:予告動画を観るだけでも、シーズン1以上に情熱的で、女性同士のバトルが激しくなっている印象を受けました(笑)。
――小柳津さんが女性の頬にそっとキスしたり、優しくハグしたり……された女性としてはドキドキしますよね。
小柳津:ははは(笑)。今回、2代目バチェラーとしてお話を受けてから、シーズン1をすべて観直したんです。
配信時から会社でもかなり話題になっていましたが、久保さんに自分を投影して観たのはそのときが初めてで。
「なんてスマートなんだろう」「自分だったらそのシーンで上手く立ち振る舞えないな」とか思いながら観てました(笑)。
――そうはおっしゃいますが、小柳津さんも最初からとてもスマートで、非の打ち所がないふるまいをされていました。第1話の女性20人一人ひとりとの初対面のシーンも、眩しいくらい爽やかな笑顔で丁寧に接していて。
小柳津:女性陣は僕の情報を知っていますが、僕はあそこで本当に初めて、一人ひとりと対面するんですよね。なので全部、素の対応なんです。
――事前に女性陣の情報がお手元に渡っていたかと思っていました! 久保さんはシーズン2に出演する女性で、注目している方はいますか?
久保:インスタグラムにアップされた自己紹介ムービーを観たところ、福良真莉果(ふくらまりか)さんは気になりましたね。シーズン1のときはいなかった、強烈なキャラクターです。一視聴者として、福良さんがどう場をかき回していくか楽しみです(笑)。
■ドラマチックなシーンがあふれてる
――確かに福良さんはダントツで面白いキャラかもしれません(笑)。
久保:大野愛友佳さんや倉田茉美さんなど、控えめに見える女性たちが、福良さんやモデルの若尾綾香さんなど、強気に見えるおねえさまたちとどう渡り合っていくのかも、見どころだと思います。
――『バチェラー・ジャパン』で外せないのは、なんと言っても各話の終わりに行われる「ローズセレモニー」です。残ってほしい女性に赤いバラを渡し、毎回数名が脱落していく、選ぶ・選ばれるといった残酷さもあるシーン。小柳津さん、振り返っていかがでしたか?
小柳津:各ローズセレモニーにいろいろな思い出がありますね。毎回、誠意を持って名前を呼んでいますし、名前を呼ばなかった方には、ここまで一緒にきてくれてありがとうと思いを込めて、お別れの言葉を伝えていました。
――女性たちの手元も写っていて、バラを受け取った女性の手が震えているのが印象的でした。中でもとくに、このローズセレモニーには思い入れがある、という回はありますか?
小柳津:8話目ですね。僕、泣き崩れてしまったんですよ(笑)。
――うわ〜、気になります。毎回のローズセレモニーは、何が起きるかわからないので、ハラハラしながら観ています。シーズン1では久保さんが女性からビンタをされたこともありましたね。
久保:2回ほど、いただきました(笑)。
■人生経験はその人の魅力になる
――『バチェラー・ジャパン』には20代から30代まで、いろいろな女性が登場します。『DRESS』読者のような、大人の女性ならではの魅力は、どんなところにあると小柳津さんは感じていますか?
小柳津:人生経験を積んでいて、それがオーラとして出ているところだと思います。昔の会社の後輩と7〜8年ぶりに、飲み会で会って話したんですよ。彼女が当時20代前半だったから、今は30代になっていて、大人の女性としてすごく魅力を増していたんです。
――素敵。
小柳津:話を聞いてみると、仕事をがんばったりつらい恋愛を経験したり……いろいろなことを乗り越えてきたみたいで、いきいきとしていました。
『バチェラー・ジャパン』の撮影を通じて、この先僕が結婚するなら、仕事も趣味も恋愛も失敗を恐れずにチャレンジして、経験を積んだ大人の女性がいいなと思うようにもなりましたね。
――経験して咀嚼したことは、自分の“芸風”になりますよね。昨夏、『その恋はビジネス的にアウト』(小学館)を刊行されている久保さんには、大人になって恋愛がうまくいかなくなったと感じている女性へ、生きやすくなるヒントを授けていただけたらと思います。
久保:恋愛って大切なものでもあるけど、あくまで自分を構成する一要素、人生の一側面だと思うんですね。ただ、恋愛がうまくいっていないと、気にしてしまうのもわかります。
でも、恋愛がうまくいかない時期だなと感じるなら、仕事など、誰かから頼りにされたり、感謝されたりする経験を重ねていくことに集中するといいです。
そっちの分野で経験を積むにつれて、人として深みが出てきて、いずれ恋愛もうまくいくようになるんじゃないかと。悩んでいるときは、あえて悩まない! これが一番です。
――すごく励まされました(笑)。本日はありがとうございました!
取材協力/『バチェラー・ジャパン』シーズン2
(C)2016 Warner Bros. International Television Production Limited. All rights reserved.
Text/池田園子
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。