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お金儲けに抵抗を感じる女性たちへ【お金に愛される女のルール#1】

お金に愛される女性になるためには、お金の仕組みや制度をよく知っておくことが大切です。 本連載「お金に愛させる女のルール」では、独身の女性が知っておきたいお金の話をあますことなく紹介していきます。

お金儲けに抵抗を感じる女性たちへ【お金に愛される女のルール#1】

初回は、お金に愛される女性のルールは、「お金を稼ぐ自分を認めること」です。

■お金を稼ぐことに抵抗があった

「お金を稼ぎたいっていうのが恥ずかしい」とか

「お金の話をするとハシタナイ子って思われないかな」とか

お金の話をすることに抵抗があるという人は多いと思います。

こういった人は、お金儲けをすることが“汚い”と心の底では感じているのかもしれません。

お金の専門家である筆者も、数年前まではお金を目的にして稼ぐことに抵抗がありました。


まだ会社員だったころ、上司との面談で「昇格すれば給料が月に3万円くらい上がって、将来の年金も増えるからがんばれ」と叱咤激励されたことがあります。上司の立場からすると金銭を提示することで、社員のモチベーションをアップさせる……はずだったのでしょう。

ですが、私にとっては

「私、お金の為だけに働いてるんじゃない」

「お金の話でモチベーションが上がるなんて、そんなの恥ずかしい」

と、お金を稼ぐことをモチベーションにされていることに抵抗がありました。

ですが、独立をして仕事を始めてみて気づいたのは、お金を“感謝のしるし”や“自分への信用”と置き換えれば、”お金を稼ぐこと”は決して汚いことではないということでした。

■お金は感謝のしるしであり、自分への信用

たとえば、感謝。

お金は商品やサービスとの交換の手段です。「これが、欲しい!」と心が動いたときにお金を支払います。

そこで支払うお金は「こんなにいいサービスを提供してくれてありがとう。これからも、いいモノ作ってね!」といった“感謝のしるし”や“応援のカタチ”とも言えます。

そんな気持ちが回り回って、自分のお給料になっているのです。

つぎに、信用力。

買い物という行動を少し観察してみると、お金を支払うことによって“自分の生活を改善してくれるのではないか”とか、何かを期待しています。

要するに、「こんな効果があるのではないか」と期待や信用をしてお金を支払っているのです。

これを、お給料を受け取る側の私たちに置き換えると、お給料は「これだけの利益を上げれるだろう」といった期待や信用から支払われていると考えてみるとどうでしょうか。

先ほどお話しした「月に3万円給料アップ」は、3万円を上乗せするほどの評価してくれていると置き換えれば、そのために働くのは決して悪いことではないですよね。

「お金が目的じゃない」と思っていた感情は、「評価されるのがこわい」とか、「人より飛び抜けてもいいんだろうか」とか、自信のなさからくる不安だったりします。

お金の対価は“感謝のしるし”や“信用”と理解していれば、自分を認めてお金を稼ぐことに罪悪感がなくなります。お金を受け取ったら素直に「ありがとう」と感謝をすれば、お金にも愛されるのです。

■お金を得るルールが変わってきている

現代では、インターネットを通じてお金を獲得するための方法がたくさん生まれています。

たとえば、クラウドファンディングなどを通じてお金を集める方法。

「地元の写真をとって、地元を活性化するためのブログを書いていきたい!」

これまでは、カメラを持っていなければ、お金を稼いで自分で買うしかありませんでした。

今は、クラウドファンディングを通じて「地元に貢献するために、カメラを買いたい!」と呼びかけると、趣旨に賛同して支援してくれる人も現れるかもしれません。

「これがしたいから、応援して!」と言えればお金を手に集められる時代になっているのです。

このような事例はほんの一部ですが、より柔軟に“お金を稼ぐこと”を考える必要がでてきています。

“新しい仕組みにチャレンジする大胆さ”や、“お金を受け取る素直さ”を持ち合わせた女性はお金に愛される資質が備わっています。

■愛され力ありますか?

お金に愛される女性になる一番最初のルールは、「お金を稼ぐ自分を認めること」。

「稼ぐ=悪いこと」

そんな、お金の呪縛から解き放たれましょう。
「稼ぐことは感謝のしるし、いいことなんだ」と、マインドセットしてみてください。
稼ぐ自分を認めると、お金に愛される女性に近づきますよ。

荒木 千秋

ファイナンシャルプランナー。神戸大学経済学研究科修士課程修了。 メガバンクに勤務時は、富裕層や会社オーナーを対象とした投資相談業務に従事。同年代の友達と話していると自分の知識や経験は、普通の働く女性に貢献すべきだと実感、独立...

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