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人望が厚い「ねぎらい上手」さんが最後にねぎらうのは自分

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「ねぎらい」についてのコラムを2本お届けしてきました。ねぎらい上手な人が最後にねぎらう相手は「自分」です。年末のこの時期だからこそ、1年がんばってきた自分をきちんとねぎらってあげませんか? 今回は、自分で自分をねぎらって、心のごちそうを味わいましょう。

人望が厚い「ねぎらい上手」さんが最後にねぎらうのは自分

自分で自分をねぎらう

「人望が厚い人の共通点は『ねぎらい上手』」「人望が厚い「ねぎらい上手」さんがしている5つのこと」では、相手をねぎらうことについて詳しく紹介してきました。最後は何よりも誰よりも大切な「自分自身」をねぎらってあげましょう。

今年もいろんな出来事があって、あなたを取り巻く環境にも少なからず変化があったことと思います。大きなライフイベントがあって、人生そのものが大きく変わった人もいることでしょう。

しかし、大変なことがあった人も、穏やかな日常だった人も、どちらも毎日をより良く過ごそうとしてきたことには変わりません。

1日をきちんと終えること、それを今年も毎日やってきたということは、それだけでも素晴らしいことだし、十分すぎるほどに、ねぎらう価値があるのです。

小さながんばりに気づく

朝起きて、支度をして、仕事に向かう。家族の朝食を用意して、行ってらっしゃいと送り出し、溜まっている洗濯物と格闘する。気づいたら寝過ごして、慌てて家を飛び出して、近年稀に見るほどのダッシュで駅まで走る。

そんな、日常の何気ないシーン。あなたは気づいていないかもしれませんが、ここにはあなたが丁寧に積み重ねてきた「小さながんばり」があるのです。

体調を崩さないように食事や休息に気を遣う、友達や仲間とのSNSやコミュニケーションでいろんな人間関係を持つ、仕事もがんばって、めちゃくちゃな案件もあったけど何とかやりきって形にする。

何事もなく(もしくは何事かがあったとしても)この時期を迎えてこの記事を読んでいるということは、そういった毎日の何気ない「小さながんばり」を、あなたがきちんと積み重ねてきたからこそ。

当たり前の毎日を過ごすということは、紛れもなくあなたの「小さながんばり」の蓄積のおかげなのです。

特に、今年に何事かがあった人は、当たり前の毎日がどれほどありがたく、感謝できることか、しみじみとわかりますよね。

あなたはがんばったわ。私は知ってる。

大事なものを守れたことへの安堵感と感謝

多くの人は、得ようとしたけど得られなかったことに目を向けて、それを悔やみます。でも、得ようとして得られなかったことよりも、失わずに済んだことに対する安堵感や感謝を感じたことはあるでしょうか。

あなたは仕事でキャリアアップを望んだかもしれません。新しい恋人や、新しい自分、ライフスタイルの変化を望んだかもしれません。でも、望んだ変化は現れず、いつもと変わらない日常だった。

これ、何も考えなければため息をつくところかもしれませんが、「失わなかった」「大事なものは守ることができた」「必要なものはちゃんと確保できた」と考えたら、それはそれで素晴らしく、価値あることだと思いませんか?

今年、大きな望む変化はなかったけれど、失ってはいけないものは守れたし、本当に大切なものはなくさずに済んだ。そう考えたら、それができた自分は十分にねぎらうに値すると思います。

現状維持はプラスの蓄積

現状維持ではダメだ、少しでも過去を上回らないとダメだと言う人がいます。そういう考えでいる人にとってはその通りなんでしょう。

「そんなの当たり前じゃないか。現状維持なんてそもそも当たり前のことなんだから、現状維持ぐらいのことを『よくやった』なんて言ってたら、成長なんてできない。そんな甘いものじゃないんだ」

なんて声も聞こえてくるかもしれません。

しかし、基本的に物事は何も手を加えなければ、どんどん「無」へ流れていきます。砂のお城も何度も固めたり手を加え続けていないと崩れてしまうように、きちんと気を遣い手をかけておかなければ、どんなことも「何も無し」になっていくのです。

それを、無自覚だったかもしれないけど、日々を丁寧に過ごすことで、「何も無し」にならないようにできた。つまり、今あるものを、なくさずに済んだということ。

現状維持とは絶対的なマイナスではなく、「今あることに感謝する」という視点で考えれば、小さなプラスの蓄積です。成長だって、現状という土台があってこそ。

現状維持は、決してネガティブな意味ではないのです。

そっか。そう考えてもいいのね。

大晦日までに、自分をねぎらう時間を持って

ねぎらいは、心のごちそうです。

「がんばってくれたね」
「本当によくやってくれたね」
「あなたのおかげで今年も無事に過ごせたよ」

そんな言葉を、心から納得して自分にかけてあげたら、あなたの心はどれほどに安らぎ、温かくなるでしょうか。

自分にやさしくする、自分をいたわる、自分にご褒美をあげる、いろいろな言い方や表現がありますが、今回は自分をねぎらう、をやってみましょう。

リラックスできる着心地のいいパジャマで、ひとりソファに深く身を沈めて、ちょっといい気分になれるワインとチーズをそばに、大きく深呼吸して、自分の労を自分でねぎらう。

あとはチーズを用意して。自分でねぎらうのも悪くないわね。

「いろいろあったりなかったりだけど、こうして1年を終えて、新しい年を迎えることができる。わたし、よくがんばったね。ありがとうね」

大晦日、除夜の鐘を迎える前に、そんな時間を取ってみてはいかがでしょうか。

今年1年、がんばった自分を、ゆっくりとねぎらう。1年の締めくくりに、そんな時間があってもいいと思います。だってあなたは、紛れもなく、この1年を生き切ってきたのだから。

ぜひ今年の終わりまでに、ちゃんと自分をねぎらってあげてくださいね。

皆様の新年が、優しさと愛と、豊かさと幸せで、満ち溢れますように。

持てるすべての愛と、感謝と、祈りを込めて。


ことばデザイナー/安 憲二郎

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安 憲二郎

20年で22回の転職、40の職種を経験。現在は【ことばライフデザイナー】として「人生誰でも右肩上がり」になるアドバイスをAmebloをメインに提供している。また、クリエイティブな才能を活かし、ボーカリスト、映像作家、コミュニ...

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