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美味しいワインと気軽なおつまみがあればいい。フランス流「アペロ・ディナトワール」のすすめ

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フランス人が大好きなアぺリティフ(通称アぺロ)。食事の前のひとときとはいえ、ワインを片手に弾むおしゃべりは一体いつまで続くのかと思うほど。だけどそれは彼らのかけがえのない時間。また、ざっくばらんに楽しめる「アぺロ・ディナトワール」も人気。何気ない集まりも華やかになる、フランス流の楽しみ方をご紹介します。

美味しいワインと気軽なおつまみがあればいい。フランス流「アペロ・ディナトワール」のすすめ

■フランス人の楽しい夜は「アぺロ」からはじまる

フランス人の楽しい夜は「アぺロ」からはじまる

気の合う仲間が集まれば、楽しくて美味しい夜がはじまる――それはフランスでも同じ。私もパリで何度か友人を招待したり、されたりした思い出があります。

まずはワインやモヒート、ビールなどを片手に、軽いおつまみでスタートさせるのが定番で、これをフランスでは「アぺロ(アぺリティフの略)」と言います。

夜のアぺロはだいたい18~19時に始まり、そのあと前菜・メイン料理・デザートと続くわけですが、アぺロだけで数時間を過ごすこともしばしば。

日本でおつまみを用意するときは、ちょっと小洒落たものをと思うけれど、フランスでは非常にシンプルなものが多く、カシューナッツやポテトチップス、ミニトマト、チェリーなど、ボウルやお皿に入れただけのものだったりします。

というのも、アぺロのおつまみは「指でつまんで気軽に食べられるもの」が基本。ちなみにフランスの友人は、切っただけの野菜がお気に入りのようです。

■おしゃべりが弾む、カジュアルな「アぺロ・ディナトワール」

おしゃべりが弾む、カジュアルな「アぺロ・ディナトワール」

アぺロとは別に、「アぺロ・ディナトワール」と呼ばれるものがあります。こちらは、アぺロのおつまみよりもボリュームがあって、ディナーの代わりにもなるもの。

だいたい19時頃からスタートして夜遅くまで続きますが、招待した側は次の料理を気にしなくてもよいので、仲間とおしゃべりしながらゆっくりと楽しめるワケです。

アぺロ・ディナトワールのおつまみも、指でつまんで食べられるものが基本。椅子に座ることもなく、カトラリーもナシという、この気軽さが良いのです。

では、お腹が満たされるもので、手軽に食べられるおつまみとは? 実際にフランスの友人が作ったものをご紹介しましょう。

スリミ(カニカマ)とアボカドの細巻き

おしゃべりが弾む、カジュアルな「アぺロ・ディナトワール」

まずは、フランス人が大好きなお寿司。特に細巻きは食べやすく、アぺロ・ディナトワールに最適と言えそう。こちらはオレンジに色づけした、ごはんにスリミ(カニカマ)とアボカドを合わせて巻いたものです。

これはハロウィン用に作ったもので、ごはんがオレンジ色ですが、他の日であれば白ごはんで作るそう。細巻きは作るのに少し手間がかかるので、日本なら買ってきたものをお皿に盛りつけるだけでもよいかもしれませんね。

またお寿司には、白ワインを合わせるのが好きだそう。私も先日、お寿司に白ワインを合わせていただいたところ、これがなかなかに美味しくて、ハマるなぁと思いました。

ソーセージのパイ巻き

おしゃべりが弾む、カジュアルな「アぺロ・ディナトワール」

次にソーセージのパイ巻です。ソーセージに、細く切ったパイ生地をくるくると巻いて、オーブンで焼いたもの。

市販のパイシートを使えば、簡単に作ることができますし、ピックを差しておけば、より手軽に食べることができます。

添えのディップも手間のかかったソースではなく、ケチャップで簡単に。

■シックに楽しみたいときはヴェリ―ヌで

シックに楽しみたいときはヴェリ―ヌで

もっとシックに、アぺロ・ディナトワールを楽しみたいときは「ヴェリ―ヌ」がおすすめ。ヴェリ―ヌとは、グラスに食材を層になるように盛りつけた、見た目も美しい料理です。

例えば角切りにしたサーモンとアボカドを、それぞれレモン汁、塩、こしょうで味をつけたあと、順にグラスへ。最後に刻んだシブレット(チャイブ)を散らして仕上げます。

短時間で仕上がるうえ、食べやすく、ワインとの相性も抜群ですよ。

■アぺロ・ディナトワールでフランスっぽく盛り上がる

アぺロ・ディナトワールでフランスっぽく盛り上がる

カジュアルにもシックにも楽しめる、アぺロ・ディナトワールは”尽きないおしゃべり”がメイン。そこに美味しいワインと気軽につまめる、料理があれば最高なのよ……! そんな声が聞こえてきそうです。

季節のイベントや女子会など仲間と集まる予定があるなら、アぺロ・ディナトワールでフランスっぽい時間を過ごしてみては?

Text/KUMICO

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KUMICO

アパレル歴20年。フランスのメーカー勤務後、フリーライターに転身。2007年初めてパリを訪れたのを機に年に1~2回の「暮らすように旅するパリ」を経験。パリ郊外の町・ブルターニュ・プロヴァンス・アルザス・バスクなども訪れ、各土...

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