結婚に焦りを感じたときの対処法~結婚適齢期という枠組みは捨てる
結婚への焦りを感じる女性は数多くいるかと思います。しかし、そうした焦燥感は、結婚への道のりをより遠くしてしまうのです。今回は、結婚への不安を感じるあなたに「焦り」との向き合い方をお伝えいたします。
徐々に周りの友達が結婚していき、「自分は置いていかれている」と焦りを感じている人も多いのではないでしょうか? しかし、その焦りが見えると結婚は遠のいていきます。
では、私たちはなぜこんなにも結婚に対して焦りを感じるのでしょう。この記事では、結婚できない自分に不安を感じているあなたに、「結婚への焦り」との関わり方についてご紹介していきます。
■結婚への焦りを感じる瞬間
ではまず、結婚に焦りを感じる瞬間というのはどういった時なのでしょうか? 筆者もそうですが、やはり周りが結婚していくと寂しい気持ちとともに焦る瞬間があります。
25歳から27歳にかけては結婚ラッシュがあり、独身女性が一気に減る時期でもあります。この時期に独り身だったり、彼氏と別れたりしてしまうとどうしても焦りが見え始めるようです。また、女性の結婚のひとつの考え方として、30歳はひとつの壁といえるでしょう。
「周りにも30歳までには結婚する!」と豪語している女性が多いですが、それくらい女性の結婚での「30歳の壁」というのは大きいようです。
■焦れば焦るほど遠のいていく結婚
人間の心理的に焦りが生じれば、周りが見えなくなります。どんな人でもいいから結婚して欲しいと自分の理想とかけ離れた人を選んだり、自分は何のために結婚したいのかという将来像がぶれてしまうことが多々あります。そのため、焦れば焦るほど結婚は遠のいていくのです。
とくに、彼氏がいる場合は、結婚への焦りを見せると別れることにもなりかねません。男性は結婚を重く考えている人も多く、簡単に結婚を決めようと考えない傾向にあります。あまりにも彼女から結婚したいと迫ってしまうと重荷に感じてしまい、男性から別れを告げられてしまうケースがあるのです。
■焦りは禁物! 結婚はじっくり考えて
前述でも述べたとおり、結婚を焦れば周りが見えなくなり「誰でもいいから結婚して」と思ってしまい、自分の理想とは違うものを追い求めてしまいます。
そうなれば、めでたく結婚までに進んでも、結婚生活が思ったものと違ったとすぐに離婚してしまうことになりかねません。焦って結婚をしてもそのあとのことを考えれば、じっくり考えて行動する方がいいのです。
とくに女性は出産があるので、一般的に30歳前後に結婚するのが妥当だといった風習があります。しかし、現代では医学も発達しリスクは伴いますが、高齢出産も可能となりました。
では、ここで最近の結婚の傾向について見ていきましょう。
■最近は結婚に焦りを感じない女性が多い?
現代では、女性も男性も平等に働くことができ、プライベートも男女の垣根なく充実しています。そのため、結婚を焦る人がいる一方で、独身時代に自分のしたいことを全てやり切ってから家庭に入りたいという人も少なくありません。
思いっきり夜遊びをしてから、海外旅行で世界一周をしてから、仕事で自分の限界まで挑戦したら……など、周りにはたくさんの理由で「結婚はまだいい」と感じている人がいます。昔のように結婚したら女性は家に入って、男性が働くといったことはなくなりましたが、家庭ができれば自由がなくなると感じている女性もまだまだ多いです。
しかし、自分のやりたいことをやり切ってから結婚した人と焦って結婚した人は、結婚後の生活が変わってきます。自分のやりたいことをやり切った人は、結婚後も家庭を大事にし、家族を優先します。焦って結婚してしまった人は、どうしても自分の好きなことややりたいことを優先しがちで家庭を大事にしない傾向にあります。このようなことから、晩婚化が進んでいる昨今では、焦らないでじっくり考えて結婚を考えていきましょう。
Text/如月姫華
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