【おしゃれびとスナップ#21】技ありアウターで、かろやかに過ごす秋
寒いけどダウンを着るほどではない。薄手のアウターをかろやかにまとえるのは、今の時期限定。連載「おしゃれびとスナップ」2017年10月第4週は「技ありアウター」をテーマにお届けします。
シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。
2017年10月第4週のテーマは「技ありアウター」。おしゃれと機能を兼ね備えた1枚を、街へ探しに行きました。
■アウターをさらりと楽しめるのは秋だからこそ
この秋に流行しているアウターは、ブルゾンやガウンなど、防寒力の弱いものが目立ちます。本格的に寒くなってくると、ダウンや厚手のコートに手が伸びてしまうので、薄めなアウターはこの数週間にしっかり活用したいところ。
ノーカラーのように首元を見せて着たいデザインも、今のうちに。ボタンを留めずに羽織って、インナーをちらりと見せるのも、秋らしいテクニックです。
■街で見つけた「技ありアウター」が素敵な人
ゆったりと羽織ったコートワンピースから、秋色カラーのスカートがちらり。思わず目を奪われてしまう、印象的なコーデです。
アウターとボトムスの丈を揃えるのは上級者。ともすれば重たく見えがちなサイジングを、色合わせで乗り切りました。
胸元には、こまかなタックが何本も入り、裾まで伸びて、かろやかに揺れます。「腰あたりでボタンを留めて、胸元のタックやスカートも際立たせるのが好き」と、岡部さん。
シンプルな黒のニットと明るいスカートの組み合わせは、コートを脱いでも隙がありません。
ともすると甘く見えがちなワンピースコートを、辛めのアイテムとマッシュアップ。個性的な黒いトートバッグと、きりりとしたローファーを組み合わせました。
@六本木
岡部祥子さん(33歳)
162cm
会社員
COAT:mina perhonen
TOPS:mina perhonen
SKIRT:mina perhonen
BAG:mina perhonen
SHOES:Church's