彼と別れたい……付き合い始めたけど、やっぱりダメだったときの対処法 2/2
■彼に「別れたい」と伝えるまでのステップ
とはいえ、昨日まで普通にデートして連絡を取り合っていた彼女から、「本当は別れたい」と、いきなり伝えられたら、彼にとっては青天の霹靂です。とくに、彼の前では無理して楽しいフリをしていた場合、「今までの彼女は何だったんだ……」と、彼を混乱させて、別れ話がこじれてしまう可能性があります。
何事も心の準備が必要。これは別れ話においても例外ではありません。「もしかしたら、彼女は別れたいのかもしれない……」と、彼に心の準備をしてもらった方が、スムーズに別れることができるケースもあるのです。
ギリギリまで好きになる努力をしたけれど、結局は無理で精神的に参ってしまい、いきなり「別れたい」と彼に伝えてしまった友人がいます。昨日まで笑顔だった彼女からの突然の別れ話を、彼は受け入れることができず、「不満があるならなおすから」「考えを改めてほしい」と食い下がり、別れるまで時間がかかってしまいました。
突然別れ話をすると、男性は「がんばれば別れを回避できるのではないか」と考えてしまうことがあります。だから、「別れたい」と伝える前に、ある程度「もしかしたらダメなのかもしれない」と、彼に諦めの感情を持ってもらうことが、スムーズな別れにつながることもあるのです。
そこで、彼に別れを予感させてから「別れたい」と伝え、すぐに別れを受け入れてもらった友人が、どのようなことをしたのか、具体的にご紹介します。
・仕事や家庭の事情などを理由にデートを断る
・LINEの返信回数を減らしていく
・デート中の笑顔を減らす
友人は、このような方法で別れを臭わすために、約1カ月ほどの期間を使いました。その後、LINEで短く「ごめんなさい。別れたいです。私の気持ちの問題で、あなたは全然悪くないです……」と伝えました。
「最後に会って話したい」と彼が望み、最終的には顔を合わせての別れ話となりましたが、そのときに「なんとなく気づいていた。もうダメなのかなと思って、でもどうにかならないかってがんばった」と言われたそうです。その間、彼はとても苦しんだことでしょう。でも、別れ話はこじれることなく、この1回でふたりは別れることができました。
別れを臭わす別れ方は、ジワジワと彼の気持ちを傷つける方法でもあります。彼のタイプによっては、このような期間を設けず、簡潔に「別れたい」と伝えた方が良い場合もあります。「別れたい」と切り出すまでに、どのようなステップを踏むのが正解かは、彼の性格によって分かれるのです。
■「好きじゃない」という気持ちを大切にしよう
とりあえず付き合って、でも結局ダメで彼と別れてしまう経験をすると、自分の都合で彼を振り回したことに、強い罪悪感を持ってしまい、好きになれなかった自分を責めてしまう人もいます。
だけど、恋愛感情はコントロールできるものではありません。「好きじゃない」というのは、あなたの正直な気持ちで、決して悪い感情ではないのです。気持ちの伴わない恋愛は、あなただけではなく相手も不幸にしてしまいます。
だから、「好きじゃない」と思ったら、その気持ちを誤魔化さずに大切にしてください。「別れたい」と伝えるのはつらいことですが、自分に正直になりましょう。誠意を持って別れの意思を伝えれば、きっと彼は受け入れてくれます。
Text/kikita
※ この記事は2017年10月27日に公開されたものです。