「好きな人を手のひらで転がす」のは難しくない【いい女.bot】
彼を手のひらで転がすにはどうすれば? 彼を手のひらの上で転がせない……。そもそも手のひらで転がすとはいったいどういうことなのか。具体的に何をどうすればいいのか。女性から寄せられたそんなお悩みに、いい女.botがお答えします。
いい女といえば、男性を手のひらで転がせる人。そんなイメージを持っている人は多いかもしれません。先日メールをくれた方も、そんな女性になりたいと思っているようでした。彼女は、彼をコントロールできずに悩んでいたのです。
いただいたメールはこのようなものでした。
今回は、こちらのご相談をもとに、彼を手のひらで転がすと言っても、いったいどうすればいいのか、考えていきたいと思います。
■手のひらで転がす、の本当の意味を考えてみる
彼は、最近他の女性とデートをしているようで、彼女はとてもつらい気持ちになるといいます。自分をデートに誘うことはないのに、その女性のことは誘ってご飯やデートをしている。そんな彼の手綱を握り、自分の方を向いてもらうには、どうしたらいいのかと悩んでいるわけです。
好きな人が別の女性と食事へ行ってしまうのをなんとかやめさせたい、という気持ちはわかります。ですが、彼を手のひらで転がすことができれば、これはなくなるのでしょうか。そもそも、彼を手のひらで転がすとは、どういう状態なのでしょう。まず、「手のひらで転がす」の正しい意味を調べてみると、「思い通りにさせる」こと。この、思い通りにさせる、させ方が重要なポイントだと思います。
嫌なことをやめさせたいと思って相手をコントロールしようとすると、自分の不満がベースになってしまいますよね。それではあまり上手くいかないような気がします。なぜなら、私は「相手を上手に褒めて乗せること」が、手のひらで転がすことだと思うからです。コントロールするために褒めるのです。褒められて嬉しいから、転がされていることに気づかないのです。
■お互いがノンストレスだと、うまく転がせている証拠
手綱も同じです。機会があって、乗馬の講習を受けたことがありました。そのとき講師の先生は、手綱をとるということは、お互いが心地いい状態だとお話しされていました。正しく手綱をとってコミュニケーションできれば、馬もきちんと誘導してくれる人が乗っていることに安心できるのだ、と。
手の上で転がされている状態も、手綱で誘導されている状態も、どちらもお互いがノンストレスなのではないかなと私は思うのです。「手綱は女性が握りつつ、相手を立てる」ためには、相手を褒めること。仕事のことでも、ファッションセンスでも、人間性でも、なんでもいいはずです。
あなたのこんなところがやっぱり好き。あなたのこんな考え方を尊敬しているよ。こんなに大変なことを乗り越えたあなたのことを、私は心から認めているんだよ。そんなふうに、改めて伝えてみましょう。
■手のひらで転がすのが上手い人は、相手に「心地よい」と感じさせている
相手の喜ぶツボを知っている人が、相手を上手に手のひらで転がせるのです。相手が心地よいと感じることを、まずは自分がしてあげることが大切です。彼の一番のツボを知っていれば、他の女性にも負けない自分になれるはずです。自分が一番彼を喜ばすことができると知っていれば、不安も減っていくはずです。
不安だとすぐに束縛したい気持ちになりますが、縛って解決することは本当に少ないですよね。相手も自分も心地よい状態を創っていきましょう。
お互いが慣れすぎてしまうと、相手に対しての気遣いを忘れてしまうことがあります。褒めることも忘れがちです。褒めるために相手を良く知ろうとすることすら忘れてしまいます。気を遣わない関係は大切ですが、相手の気持ちをまったく察しようとしない、というのはよくありません。お互いが少しの努力をすれば、きっと素敵な関係は戻ってくるはずです。
彼が嬉しいことはなんなのか、出会った頃のように、もう一度考え直してみるのはどうでしょうか。彼を変えることよりも、彼が喜ぶことをしてみましょう。