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膣の萎縮を放っておくと、セックスレスになる恐れも。「潤うからだ」のつくり方#2

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あなたの膣まわりは清潔で、保湿され、潤っていますか? 日本での植物療法の第一人者である、森田敦子さんの著書『潤うからだ』(ワニブックス)から抜粋し、膣まわりのケアの大切さ、潤うからだのつくり方を、全3回でお伝えします。

膣の萎縮を放っておくと、セックスレスになる恐れも。「潤うからだ」のつくり方#2

生理、排泄、セックス、妊娠、出産……。女性のからだで一番活躍していて、一番大切な場所、膣まわり。膣まわりが清潔で、保湿され、潤っていることによって、良質な粘液を出し、免疫力を上げ、膣の萎縮を防ぎ、妊娠力を上げて、出産もスムーズにでき、更年期を穏やかに迎えることができます。

日本での植物療法の第一人者である、森田敦子さんの著書『潤うからだ』(ワニブックス)から抜粋して、膣まわりのケアの大切さ、潤うからだのつくり方を、数回にわたって公開します。

膣まわりのケアをしてますか? 「潤うからだ」のつくり方

https://p-dress.jp/articles/5021

女性のからだで一番活躍していて、一番大切な場所、膣まわり。清潔で、保湿され、潤っていますか? 日本での植物療法の第一人者である、森田敦子さんの著書『潤うからだ』(ワニブックス)から抜粋し、膣まわりのケアの大切さ、潤うからだのつくり方を、全3回でお伝えします。

■粘液力は免疫力!

フランスをはじめとするヨーロッパでは、古くから「粘液=免疫力」と位置づけられています。日本人にとってはなじみのない考え方かもしれませんが、かの国の女性たちはみな「粘液力の低下」は「免疫力が落ちているサイン」と認識し、粘液を自分の健康状態を推し量るひとつのバロメーターとしています。

人間のからだには、目や鼻、口など、皮膚に覆われていない「穴」の部分があります。膣口や尿道口、肛門もそうです。これらの「穴」は粘膜で覆われ、粘液で潤っています。

粘液とは、体内に侵入しようとする細菌やウイルスなどの病原体を、からだのなかに入れないようにブロックしたり、体内に入ってしまった異物を体外に排出するために活躍する体液のこと。「涙」「唾液」「鼻水」も粘液の一種です。

膣から分泌される粘液=「膣液」も、同じような役割をもっています。膣の粘液が乾いていれば、粘液が出ないことによって性交痛が起きたり、病原体などの異物をブロックする力が弱くなるため感染症にかかりやすくなったりするなど、さまざまな問題が生じます。

女性特有の不妊症や更年期障害、うつなどにも粘液の分泌が深く関わっていることが、医学的にも証明され始めています。

■今悩んでいる人が多い「膣の委縮」

今、実は多くの方が悩んでいらっしゃるのが膣の委縮問題です。膣はもともと加齢とともに乾燥しやすく、硬くなり、膣壁も薄くなるといった傾向にあります。

きちんとケアしなければ、そうした状態が加速して、粘液も出なくなり、ますます乾燥が進むことになります。刺激の強すぎる洗浄液で洗いすぎることもまた、膣まわりの乾燥を進行させる原因になると言われています。

委縮した膣では、セックスのときに濡れることは難しいですし、膣液も分泌されにくくなります。するとどういうことになるでしょうか?

セックスをしても粘液が出ない、粘液が出ないと痛みを感じるようになり、セックスをすることが怖くなる。そして怖いからセックスをしたいとは思わなくなり、性的にも興奮しない。だから潤わないし、潤わないままセックスをすればまた痛い……。

こうした悪循環を招くことになり、そのまま放っておけば確実にセックスレスになり、さらに委縮が進むことになるというわけです。

今、日本の若い女性にセックスレスが多いと聞きますが、ひとつには膣の委縮といった悩みが潜んでいるのかもしれません。

■セックス、してますか?

はっきり申し上げますが、性欲がわかないのは女性として、あなた自身のからだを心配してあげなければいけないサインなんです。なぜなら「性欲」とは、「睡眠欲」と同じく、人間にそもそも備わっている大事な本能のひとつなのですから。

たとえば、食欲が低下しているときは風邪気味だったり、体調が悪い状態だったりする場合が多いでしょう。

なかなか寝つけない、眠りが浅くて疲れがとれない、なんてときにも心配ごとがあったり、精神的に不安的なことが要因だったりしますよね。

それと同じで、性欲が生じないということは、からだやこころのバランスが崩れ、何らかの問題が起きているサインかもしれないのです。

私たち人間は、生きている限りお腹がすくし、夜になれば眠くなります。そうした生理現象と同じく、セックスをしたくなることは当たり前のこと。

人間は死ぬまで、性欲がある生き元であることは科学的にも立証されています。「セックスなんてどうでもいい」と考えているならば、それはこころとからだの健康に問題があるかもしれませんし、性においての老化が進んでいる合図かもしれません。

著者 森田敦子さんプロフィール

日本での植物療法の第一人者。サンルイ・インターナショナル代表。大学卒業後、航空会社の客室乗務員の仕事に就くも、ダストアレルギー気管支喘息を発病。その治療として植物療法に出会い、驚くほどの効果を実感。本場のフランスで学びたいと、航空会社を退職し渡仏。フランスでは4年間滞在し、フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学ぶ。
帰国後、植物療法に基づいた商品とサービスを社会に提供するため、会社を設立。2002年には、植物から抽出した抗菌液の研究・開発により、日本バイオベンチャー大賞近畿バイオインダストリー振興会議賞受賞。
AMPP認定・植物療法専門校「ルボアフィトテラピースクール」を主宰するほか、植物療法と医療とのコラボレートや商品開発など、多岐にわたって活躍。主な著書に『自然ぐすり』(ワニブックス刊)など。
http://intime-cosme.com/

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DRESS編集部

人生を自分らしく楽しむ大人の女性たちに、多様な生き方や選択肢を提案します。

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