恋愛経験値の少ない男性との恋愛は、何かと苦労する場面があるのが現実です。問題なのは、彼らは自分の振る舞いが女性を傷つけたり、がっかりさせたりするのに気づかないこと。彼らには「客観的な視点」が足りないだけなので、なぜそうなってしまうのか、彼らが思うところも、女性には知っておいてほしいです。
追わせたがる男性は、恋愛経験の少なさが足を引っ張っていることもあります。 そんな男性の気持ちについては、こちらの記事でもご紹介しています。
追わせたい男性の一方的な振る舞い(「駆け引き」とも言えるかもしれません)に毎度付き合わされるのは、疲れます。決して傷つけたくてやってはいないとしても、追いかけることを強制される方はいつまでも心が休まりません。
男性は、自分のことを追うように仕向けることで、相手に自分への関心を取り戻してもらおうとします。女性がすがりたくなるような「条件」を出し、様子を伺って気持ちを確かめようとします。
そんな彼らが本当に怖いのは「見捨てられる」こと。
好きな女性が自分への関心を捨ててしまうことを何より恐れる一方で、自分から気持ちを伝えることもまた、自信がなくてできません。それならいっそ、その「見捨てられる不安」を利用しましょう。
「もうダメなんだよね?」(=「まだ間に合うからほら追いかけて!」)ときたら、黙って引き下がります。いわゆる「放置」状態です。「うん」「わかった」などと答えてしまうと、彼らはそれを真に受けます。そして女性を諦めます。
もし諦めてほしくないときは、何も言わずに一度離れるのが吉。そうすれば男性は女性の意図が見えずに不安になります。
今回相談をくれた彼女の場合、衝突した夜に彼とLINEをして「電話したい」と伝えました。ですが、彼からの返事は「結論は出ている。あなたとは友達」であったのを受けて決心し、「了解」とだけ返して、あとは放置しました。すると彼は次の日の約束を一方的にすっぽかします。ふたりでした約束を何の言葉もなしに破るなど、大人のすることではありません。
それからも彼は彼女の前に自分の姿を見せることを避け、借りたものもこっそり家のドアノブにかけるような状態。これもいつものことで、彼女はそれから一切連絡をしませんでした。そこには彼女に「自分の痛みをわかってほしい」という意図があります。彼女がいるとわかっている時間帯にわざわざ出向いて、借りたものを家のドアノブにかけるような返し方も、彼女の気を引きたいから。
男性が本当に彼女に興味を失ったのなら、わざわざ確執を生むような言動はしません。子どもじみた行動は、彼の精一杯の強がりでもあるのです。いつもなら、断られても彼女は彼に連絡し、渋る彼を説き伏せて会いに行き「許してもらう」状態でしたが、今度は違います。
「好きだ」と言えないばかりに、少しのつまずきでもこんな言動を起こしてしまうくらい不安定な彼は、追いかけてもらえないことにどんな気持ちだったのでしょうか。
1カ月間、ふたりは連絡を取り合いませんでした。
彼女はその間に頭を冷やし、これで終わるならそれを受け入れようと心に決めて、フェードアウトを覚悟します。ですが、結局彼の方から連絡がきて、ふたりはふたたび一緒に過ごすようになりました。何でもないご機嫌伺いのようなLINEが彼から届いたとき、彼女は彼が自分のことを好きだと確信したそうです。無関心に耐えられなくなったとき、男性の「追わせたい病」は終わります。
本当に女性のことが好きなら、多くの場合時間がかかっても必ずアクションを起こすのが男性です。中には孤独に耐えて現実を受け入れる男性もいますが、それも選択の結果です。それでも、「追わせることができなかった事実」はいつまでも尾を引くでしょう。それを踏まえて、女性の側も”放置”が本当の別れにつながる可能性があることを忘れてはいけません。
ただ、どこかで踏ん切りをつけないと、いつまでも男性の「追わせたい病」に付き合わされることになります。追わない姿を見せることで、男性に「あなたのしていることは無駄」と伝えることも、気持ちを正しく向かせるためには必要なときがあります。
恋愛経験値の少ない男性との恋愛は、何かと苦労する場面があるのが現実です。問題なのは、彼らは自分の振る舞いが女性を傷つけたり、がっかりさせたりするのに気づかないこと。彼らには「客観的な視点」が足りないだけなので、なぜそうなってしまうのか、彼らが思うところも、女性には知っておいてほしいです。
追わせたがる男性は、恋愛経験の少なさが足を引っ張っていることもあります。 そんな男性の気持ちについては、こちらの記事でもご紹介しています。
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