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「直観」を鍛えると生きやすくなる理由

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『直観力』はメンタリストとして多方面で活躍しているDaiGoさんの著書。なんとなくあやふやな「直観」も、メンタリストDaiGoさんの解説を読むと信頼できる判断材料のひとつなんだとわかります。今回は本のご紹介をしつつ、直観の活用法をご提案します。

「直観」を鍛えると生きやすくなる理由

『直観力』メンタリスト DaiGo著

「直観」とは脳の判断の仕方のひとつ

そもそも「直観」とは何か――。メンタリストとして多方面で活躍しているDaiGoさんの著書『直観力』によると、「論理的な思考や意識的な観察を介さず無意識に意思決定や判断が行われること」とあります。

また、直観は「脳の判断の仕方のひとつ」であり、さらにわかりやすく「脳が意識して考えてから判断するのが普通の判断で、考えないで判断するのが直観」と解説しています。

そして、直観は脳の判断の仕方のひとつである以上、誰もが直観で物事を判断することができるし、トレーニングすれば誰もがその精度を高めていくこともできるそうです。

人間の五感は、研ぎ澄ましていくと信じられないほどに鋭くなります。伝統工芸の職人さんの感覚が非常に繊細なのは、その道を極めていく過程で磨かれたからですよね。直観も同じように、磨けば精度を高めることができるのです。

直観で意思決定をスピードアップできる

直観を活用していくと、意思決定がスピーディーになります。材料をたくさん並べてああでもないこうでもないと時間を浪費するのではなく、全体を把握したうえで、直観で「こうする」と決めるわけですから、悩む時間は少なくなります。

また、それを繰り返して直観で判断することに馴れてくると、判断に後悔することも少なくなっていきます。DaiGoさんは、自分の直観を信じることができれば、「もし間違っていても、後悔しない判断ができる」と言います。

「いろいろあっても、結局決めたのは他の誰でもない自分なんだ」と思えるので、後悔も少なくなるというわけです。

意思決定がスピーディーになり、後悔することも少なくなる。そうすると、次々と物事に対処できるようになり、PDCAもどんどん回していくことができます。

経営者やリーダーがすばやく的確に問題解決できるのは、直観をうまく取り入れているからではないでしょうか。

最初の直観は90%当たる

DaiGoさんいわく、「最初の直観の90%が当たる」そうです。これには確かな理由があって、直観とは「脳がこれまでインプットしてきた経験や学習のデータベースから、無意識に手がかりやヒントを見つけてそっと教えてくれる答え」だから。

瞬間的に思いついたように感じますが、実際はたくさんの経験というデータベースから超高速で判断されるので、根拠を経た実感がないだけなのです。

皆さんも、「なんとなく」最初に感じたことが結局正しかったという経験は少なからずあったと思います。新しい友人を紹介されたとき、初めて入ったお店の雰囲気、うまく説明はできないけれど、何か違和感があったとか、あるいはその逆で会った瞬間、入った瞬間に「いい!」と感じるとか。

思考したという自覚の有無によらず無意識に直観で判断されたケースですが、本当はもっと自分の第一印象に自信を持っていいのです。

大丈夫、自分の直観を信じていい。

直観を鍛えるにはチェックとフィードバックを繰り返すこと

うまく活用していきたい直観ですが、鍛えるにはチェックとフィードバックをし続けるのが有効です。DaiGoさんは「直観日記」なるものをつけて、仕事を受けた際の第一印象をチェックしていたそうです。

これは最初の打ち合わせで「なんとなく」感じた印象を、面白そうなら◯、微妙なら△、ダメならXとチェックしておき、実際にやってみた結果が「直観どおりだったら◯」「直観とは逆だったらX」とフィードバックしていく。そうやって自分の直観の精度を確かめていったそうです。

もちろん、チェックとフィードバックができれば方法は何でも構いません。日記を書いてみるとか、ブログで記録するとか、結果がすぐわかるものならスマホで簡単にメモを取って、後から確かめるのもいいでしょう。

また、自分の人生年表を作ってみて、実際の結果からどのような判断をしていたかを思い返していくのも有効です。過去の人生において、直観で決めたことが現在に大きな影響を与えていたと気づいたなら、それは大いに自信を持っていいことです。

まずは「なんとなく」を取り入れる

直観を意識的に取り入れること、それは積極的に「なんとなく」で物事を決めていくことです。積極的に「なんとなく」という表現は妙ではありますが、でも実際はそういうことです。

もちろんすべてにおいて直観で、ではなく方程式のようにA+B=Cの判断が最適な状況ではそのように判断すべきです。

でも、実は意外にも「なんとなく」で決めていいことは日常にあふれています。朝のコーヒーに砂糖を入れるか入れないか、入れるにしても多めか少なめか、あるいはコーヒーではなくハーブティーにするとか、そんな些細なことからでも「なんとなく」を取り入れてみて、自分の気分やその日1日がどのような1日になるか、確かめてみてはいかがでしょうか。

直観を上手に活用して、人生をもっと生きやすく、楽しいものにしていきましょう。

『直観力』書籍情報

著者 メンタリストDaiGoさんプロフィール

慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。英国発祥の人の心を読み、操る技術“メンタリズム”を駆使する日本唯一のメンタリスト。テレビ番組への出演多数。現在は、作家、大学教授、企業顧問として活動中。心理学を応用し、ITサービスから遺伝子検査までさまざまなプロダクトを開発している。

2017年8月31日公開
2019年7月6日更新

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安 憲二郎

20年で22回の転職、40の職種を経験。現在は【ことばライフデザイナー】として「人生誰でも右肩上がり」になるアドバイスをAmebloをメインに提供している。また、クリエイティブな才能を活かし、ボーカリスト、映像作家、コミュニ...

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