いい女はコンドームを持っている

いい女はコンドームを持っている

女性もコンドームを持とう。DRESSではそんなテーマで幾人もの女性にコラムを寄稿いただいています。女性がコンドームを持つのは、自衛のためであるのはもちろん、相手のことを考えることにもつながります。今回はエッセイ漫画家のあさの☆ひかりさんに寄稿いただきました。


みなさんはコンドーム、持ち歩いていますか?

わたしは、実は最近まで持ったことも買ったこともありませんでした。すべて男性任せ。20代の頃なんて「生派」と豪語しちゃうくらいの意識の低さで、生理不順だから大丈夫でしょ、と今となっては張り倒したい若かりし頃……。

30歳を過ぎてからは、さすがにそんなことはなくなりましたが、それでも自分がコンドームを持つなんてことは考えもしなかったんです。

しかし、そんな意識が変わるきっかけがありました。月に一度開催している「ブラック淑女会」と称する女子会でのこと。

メンバー全員が30代で、お互い人には言えないセックス話を個室で繰り広げる……というブラックな会。そこで、某テレビ局に勤める友人が言ったんです。

「最近彼氏ができたが、コンドームをつけない」と。「たとえ、コンドームをつけさせたとしても、イカないから途中で取る」と。

■コンドームをつけない人と付き合う意味、ある?

女子会メンバー、一瞬の沈黙。

そして、ありえねぇ! そもそもコンドームをつけない男とこの歳で付き合う価値があるのか!? そこから女子会がヒートアップしたんです。

だって、そもそも女性のことを大事にしない男、付き合っている女性の体を粗末に扱う男と付き合うなんて時間の無駄じゃないですか?

結婚前提ならまだしも、付き合ったばかりでそれは挨拶ができないのと一緒。何より、「コンドームをつけさせても途中で取る」って、ちょっと意味がわからない。中2の保健体育からやり直せ! と叫びたくなってしまう。

でも確かに、そんな男性は多いとAV男優の友人が言っていました。AVや風俗を生業としている人の方が性に関して知識があり、自己防衛は男女ともにちゃんとするのだそうです。そう考えると、確かにコンドームを女性が持ち歩く、というのは間違いないのかも?

わたし自身、あまり異性関係にアグレッシブなタイプではないので、本当に仲良くなった人としかそういう関係になることがなく、コンドームを持ち歩くほど出会いもないというのが実情。

■素敵な出会いを逃さないために、コンドームを持つ

そこで、次の女子会で聞いてみました。コンドームを持ち歩いているかどうかの意識調査。結果はなんと、5人中3人が「持ち歩いている」。

ひとり目は、お金が貯まりそうだからという理由で財布に入れている「コンドームで願掛け派」。ふたり目は女子会イチのセックスモンスター、彼女はサガミオリジナル0.01(世界で一番薄いらしい!)を常にマイメロの袋に入れている「主食はコンドーム派」のタイプ。そして最後は女子会イチのモテ女。彼女はいつも匂い付きやフレーバー付きのかわいらしいコンドームをひとつ持ち歩く「ファッションコンドーム派」。

そんな彼女たちに聞いてみました。「女性がコンドームを持ち歩いていたら、男性から軽い女だと思われないのか」と。

すると「ファッションコンドーム派」が言います。その考えがまずダメだと。それが出会いの機会を逃している「コンドームに奥手派」のダメなところ。そもそもセックスしたいから持っているのではなく、どんな素敵な出会いも逃さないために、コンドームは持つべきなんだと。

■いい女はコンドームを持ち歩いている

わたし、これを聞いて目から鱗どころか魚が5匹くらい飛び出しました。いい女はコンドームを持っている。なんならコンドームすら出会いのアイテムとして利用している。ということは総合的に考えて、コンドームを持たない女性より、持っている女性の方が俄然、出会い率も上がってトクなんじゃないか!

感服。ため息。なるほど、だからあなたはモテるのね(羨望の眼差し)! しかも彼女、なぜかわいいコンドームをチョイスしているかというと、男性が万が一でも引かないためだそう。かわいいコンドームなら、友達からたまたまもらって、たまたまバッグに入っていた感を演出できるし、すんなり取り出しやすい。

これはもうあっぱれでした。もう少し早く知っていれば、わたしもモテ族に帰属できたかもしれないのに。でも、「まだ間に合うかも?」という思いに駆られ、先日買いに行ってきました。原宿のコンドミニアムで、キラッキラのファッションコンドームを!

これで万一のときも安心だし、出会いのアイテムを手に入れて、女っぷりが上がればいいな……なんて願望もメラメラ。「女性はコンドームを持つべきか」――今のわたしは太鼓判を押して「YES!!」です!

Text/あさの☆ひかり


エッセイ漫画家。32歳。波乱万丈な日常生活を描いています。Twitter( @Asano_HikaLi )

この記事のライター

人生を自分らしく楽しむ大人の女性たちに、多様な生き方や選択肢を提案します。

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