フランス女性はデリケートゾーンを丁寧にケアしている
フランス女性はデリケートゾーンやアンダーヘアのケアに積極的だそう。それは清潔に保ち、健康につなげることだけではなく、夜のスキンシップの感度を高めることをも可能にします。人に言えない部分の悩みは、バスタイム中に簡単にケアして解消。習慣化してしまえばストレスや面倒くささからも解放されるはずですよ。
■フランスではデリケートゾーンのケアアイテムが充実
スキンケアやボディケア情報に敏感な日本の女性たち。新商品はいち早くチェックし、話題のお手入れ方法は、必ず試してみるという方も多いのでは?
さらに年齢を重ねた大人の女性は、アンチエイジングにも積極的。これはたるみやシワが目に見えてわかるようになってくるからですが、見えない部分のケアはどうしても忘れがち。その中のひとつがデリケートゾーンではないでしょうか。
これはまだ日本に、専用のケアアイテムが少ないからかもしれません。アイテムの種類が増え、店頭に並んでいるのを目にする機会が多くなれば、もっとポジティブにお手入れをするのではないかと思うのです。
現に私のまわりの女性たちも、デリケートゾーンのかゆみや蒸れを経験していますが、専用のケアアイテムの存在を知らないことも。そのうえで使用してみたいかと聞いたところ、ほとんどの女性が興味を示しました。
実際、フランスのファーマシーには、デリケートゾーン専用のケアアイテムがたくさん並んでいます。固形ソープをはじめ、クレンジングジェルやデオドラントミスト、保湿クリームなどさまざま。フランス女性がデリケートゾーンを、積極的にケアしていることがうかがえます。
先日、その中にある「ラクタシード(Lactacyd)」というブランドの「オールディフレッシュ(ボディ用洗浄料)」を、友人宅に宿泊した際にバスルームで発見。早速使わせてもらうことにしました。
爽やかなハーブの香りと優しい泡でしみることなく、スッキリと洗えます。洗浄力が強すぎないので安心して使用できるのも◎。特に生理中はナプキンの使用による蒸れが生じやすく、臭いやかゆみが気になりがちなので、悩んでいる方にはぜひ試してほしいアイテムです。
■フランス女性はアンダーヘアをきれいに処理している
デリケートゾーン同様、きちんとケアしたいのがアンダーヘア。大切な部分を雑菌から守る役割があるものの、おりものなどが付着し不衛生になっていることも。また下着の中で蒸れ、かゆみや臭いが発生してしまうのも事実です。
日本女性のアンダーヘアは、フランス女性に比べるとかなりナチュラル。丁寧に洗うのはもちろんですが、2~3cm程度にカットしたり、アウトラインを逆三角形に整えたりすることも、清潔さを保つために必要なことでしょう。
フランス女性はきちんと処理していることがほとんどで、某メディアでの近年のアンケート調査によると、35歳以上の女性がビキニ(小さめの逆三角形に処理)を選択するというのに対し、それ以下の女性の大多数がアンテグラル(完全にヘアを処理)を好むと回答したそうです。
世代で異なるのは日本も同様と言えそうですが、処理の度合いについては、時代によって変化するのかもしれません。
ちなみにフランス人の友人は、クラシック(ショーツからはみ出さない程度に処理)かビキニ。アウトラインはカミソリを使用し、そのほかはシェーバーで仕上げるそう。以前はエステに通っていたけれど、今はセルフケアで満足しているようでした。
また気になるのが、処理しきれない埋没毛(埋もれ毛)。毛抜きで無理に抜くと皮膚を傷つけてしまうので、クリームなどを塗って角質をやわらかくし、毛が外側に出てきてから処理するのがベター。
フランスのメディアによると、汗や細菌を外に逃す、通気性の良いコットンのショーツを身につけることが埋没毛の予防に。また週に2回ほど恥骨を植物性のスポンジで優しく擦り、肌表面の古い細胞を除去することも、埋没毛を減少させることにつながるそう。
■フランス女性のように、デリケートゾーンをケアしてみて
デリケートゾーンを丁寧にケアすれば、自分の体に自信が持てるようになるかもしれません。パートナーとの夜のスキンシップも積極的になれそうですし、感度も高まりそう。
フランス女性のようにケアを習慣化して、健康ときれいを同時に手に入れたいものですね。