今年は、貯め体質になろう!
今年こそ、使うだけでなく、貯める体質に進化しましょう。
「月曜から夜ふかし」(日本テレビ 1月20日OA)での、村上信五さん(関ジャニ∞)とマツコ・デラックスさんの会話(抜粋・敬称略)。
マツコ 「あんた、資産運用してるらしいじゃない?」
村上 「してへんちゅうに。定期(預金)は入れてるけど」
マツコ 「私は普通預金だけだわ。定期持とうっていう発想になるというのが、ちょっとあるでしょう?」
村上 「フツーやろ。やりいや、定期くらい」
マツコ 「次の年1割ふえてるとかいうんだったら、定期に預けるよ。でも、クソみたいな金利じゃん、今。(中略)私は銀行になんか、なんの期待もしてないわよ。金庫よ、金庫。だったら、普通口座だけでいいじゃない」
村上 「おろさへんていう意思が強い人やったら、ええねんって」
マツコ 「あんた、そんなにおろしちゃうの?」
村上 「最初の頃はそうやった。ちょっとほしいものがあったら、買ってもうたりしてたから。で、これはよくないと。ほんで口座を作って……。
嬉しくもあるやんか。ちょっとずつでも、微々たるもんでも、増えていったら。で、もう、出されへんやんか。半年間預けますって。あとは延長していったらいいだけで。また半年、半年って。ほんなら、増えるやろ。で、増えたら増えたで、使うのがもったいないって思うねん」
この会話聞いてどう?
FPの私から見ると、村上さんは、既にしっかりお金が貯まるサイクルに入っているのがわかります。「あればあるで使ってしまうから、カネのあろうはずがない」という言葉があるけれど、ずっとそのままだと、お金がかかる夢はかなえられないし、惨めな老後になりかねません。今こそ、「貯め体質」に転換しましょう。
マツコさんが言うように、世の中は今、アベノミクスの異次元的金融緩和で、超がつく低金利。利息なんてないも同然に感じられます。それでも、村上さんの言う「お金を貯めるのが嬉しい」「使うのがもったいない」というマインドが、貯め体質に変えていくのです。
最初は5000円、1万円からで十分。続けているうちに、50万円、100万円という塊になっていき、気が付けば300万円、1000万円の大台に乗っていることでしょう。
表は100万円預けたときの、普通預金と定期預金の利息の違い。メガバンクからネット銀行に変えるだけで、10倍も金利が高くなります(表参照)。
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