気持ちが冷めるLINE実例。こんなやりとりはしないで! 2/2
恋愛を冷めさせてしまうLINEその3:要求する
ビジネスでは要求や依頼メールを送る場合、枕詞を使ったり、押しつけがましくなったりしないよう、表現に注意しますがLINEも同じです。
「明るくて甘えてくれる性格が好きだったんですけど、LINEでああしてほしい、こうしてほしいと要求が多くて疲れてしまいました。“今度〇〇に連れてってほしい”や“誕生日は〇〇がほしい”って送られてくると、最初はかわいいなと感じて応えていましたが、要求を叶えてほしいから俺と付き合ってるのかなと、徐々に思えてきて冷めてしまいました」(40代男性)
人に何かをお願いする場合は対面が基本です。
“今度〇〇に連れてってほしいな”とLINEでお願いするより、対面で相手の顔を見ながら笑顔で“今度〇〇に連れてってほしいな”と伝える方が格段に嬉しいもの。
なぜならば、カップルの一方が相手の要求に応えたり、要望を叶えるのはその人の喜んだ顔を見たいから。
LINEでは“いいよ”と答えても喜んでいるスタンプや“嬉しい!”という言葉止まりですが、対面ならあなたのばぁっと明るく笑った笑顔やぎゅっと抱きつくリアクションを一緒にプレゼントできます。どちらが嬉しいかは言うまでもありません。
なので、LINEで何かを要求するときは、“お願いがあるんだけど、今度会ったときに伝えるね”と予告にとどめるくらいがベストです。
どうしても急ぐ場合は、せめて電話にしましょう。
恋愛を冷めさせてしまうLINEその4:非難
「職場が同じだったのでプライベートでも仕事の話をよくしています。彼女のアドバイスはとても参考になることが多く感謝しています。でも自分はメンタルが強い方ではないので、彼女からLINEで“そういうことは良くないと思う”や、“そうすべきじゃない”という非難めいたメッセージをもらうと落ち込みます」(30代男性)
褒められたいというのは、非難されたくないということと同じこと。人は “よくやったね”や“がんばってるね”と認める言葉がほしいと願っています。
その対極にあるダメ出しのような非難は、タイミングを間違えると、自分が想像する以上に相手の心を折ることになります。
LINEは相手のタイミングを確認するのが困難なコミュニケーションツールです。だからLINEで非難めいた内容を送ることは極力避け、励ますメッセージに変換して送りましょう。
恋愛を冷めさせてしまうLINEその5:失礼
いい感じで交際が進んでいたにも関わらず、なぜだかダメになってしまう人がやっているのがこれ。
非常識な時間にメッセージを送る、長文を一方的に送る、返答を求めるメッセージを何度も送り、ラリーを終わらせない、誤字脱字が多いなど常識を疑われる行為をしていませんか?
特にLINEは、メール以上電話未満のようなコミュニケーションツール。
受け取ったら基本はすぐに既読するのがマナーとされているだけに、送る時間の気遣いを忘れないようにしましょう。
深夜や早朝にLINEを送るときは、“遅くにごめんなさい”や“おはよう”のように一言失礼を詫びる文言や挨拶の文言を入れるのがマナーです。最初はできていた気遣いも、付き合いが深まり、時間が経つにつれ、ついおろそかにしがち。
けれど、恋愛でも親しき仲にも礼儀ありを忘れずに。
■マナーと礼儀を忘れずに、思わず愛おしくなる言葉をLINEで送ろう
LINEは会えないときでも、まるで一緒にいるかのような錯覚を起こすコミュニケーションツール。
それだけにLINEで送った言葉や振る舞いはそのまま記録として残り、あなたへのダイレクトなマイナス評価となり恋愛を短くすることに。
恋愛相手を“愛おしい”とキュンとさせる言葉を、マナーと礼儀を忘れずに送りましょう。
※この記事は2017年8月11日に公開されたものです