【秋田観光】グルメも体験も！　秋田のおすすめスポット完全ガイド

比内地鶏や稲庭うどんが味わえる「秋田比内や」

鹿児島の薩摩鶏や愛知の名古屋コーチンと並ぶ日本三大美味鶏のひとつといえば、秋田の「比内地鶏」。そんな名物比内地鶏を存分に味わえるのが「秋田比内や」。

「秋田比内や」では、肉質の良い放し飼い・平飼い比内地鶏のメスのみを使用。赤身の強い肉質にうまみ成分であるイノシン酸が多く含まれており、噛むほどに味とコクが際立つのが特徴です。

おすすめの「比内地鶏親子丼」（860円）は、ふたを開けたとたんに広がる芳醇な鶏出汁の香りがたまりません。弾力のあるプリップリの比内地鶏に、トロットロでツヤのある卵が濃厚に絡み合う、贅沢な味わい。

こちらでは同じく秋田県南部の手延べ製法による干しうどんで、日本三大うどんのひとつ「稲庭うどん」を味わうこともできます。

「ぶっかけうどん」は、つるっとのど越しのよい稲庭うどんに、こちらも秋田名物で“畑のキャビア”の異名を持つ「とんぶり」と「とろろ」、「ミョウガ」が食感にアクセントを加えてくれ、清涼感ある味わいです。

他にも秋田名物「きりたんぽ」を使ったメニューや、冷麺など郷土料理が豊富に揃います。

秋田比内や大館本店詳細

◆住所：〒017-0841 秋田県大館市大町21
◆電話番号：0120-701-718
◆営業時間：
月・火・木・金・土曜日（昼の部）11:00～14:00（夜の部）17:00～22:00ラストオーダー：21:00
日曜日（昼の部）11:00～14:00
◆定休日：水曜日

秋田牛やさくら豚が味わえる鉄板焼き店「Defi」

秋田は比内地鶏だけでなく、銘柄豚、銘柄牛も揃い、肉好きにとって天国でもあります。そんな秋田の肉を思う存分味わうならば、鉄板焼き店「Defi」がおすすめ。

和牛のオリンピックと言われる全国和牛能力共進会（５年に１度開催）で、全国「第２位」を獲得した「秋田牛」は、飼料に秋田米を与えることで、旨味が強い上脂の口溶けが良く、柔らかくジューシー。

「Defi」ではそんな「秋田牛」をステーキとハンバーグで堪能することができます。秋田牛ならではの強い旨み、溢れる肉汁は、他と一線を画すおいしさです。

また、秋田県の希少な銘柄豚「大館さくら豚」も、ステーキで楽しめます。臭みがなく上品な味わいで、柔らかくジューシーなさくら豚を絶妙な焼き加減で提供してくれます。

こちらには「北鹿」の「雪中貯蔵 大吟醸」など、秋田の地酒が豊富に揃うため、お酒好きにもおすすめの一店です。

Defi詳細

◆住所：〒017-0896　秋田県大館市大館68－2
◆電話番号：0186-57-8559
◆営業時間：11:30～14:30、17:30～
◆定休日：月曜日（祝日の際は営業）

明治創業の洋菓子店「アマリリス しんこや」の比内地鶏卵プリン

スイーツが食べたくなったら、秋田名物比内地鶏の卵で作った濃厚なプリンはいかが？

明治創業の老舗洋菓子店「アマリリス しんこや」では、レトロでロマンチックな雰囲気の店内で、作りたての「比内地鶏卵プリン」をいただくことができます。

プリンの材料は比内地鶏卵以外には、牛乳、生クリーム、砂糖、バニラのみというシンプルさ。そのため比内地鶏卵ならではの濃厚でコクにあるうまみを、ダイレクトに感じることができます。

他にも、生クリームと旬のフルーツをたっぷり使ったケーキや、ブランデーをアクセントに加えた大人な味わいのソフトクリームも人気。観光に少し疲れたときに、ホッと一息つけるお店です。

アマリリス しんこや詳細

◆住所：秋田県大館市常盤木町2-4
◆電話番号：0186-42-2725
◆営業時間：９:00～21:00
◆定休日：なし

JRの駅弁大将軍に輝いた「花善」の「鶏めし弁当」

旅の移動時間を盛り上げてくれるものといえば、駅弁ですよね。秋田県には、JR東日本主催《駅弁味の陣2015》にて駅弁大将軍（総合評価第１位）に輝いた「花善」の「鶏めし弁当」を味わえるスポットが数多く存在します。

長年の経験を持つ職人が、秘伝の鶏出汁スープを季節や気温・湿度によって熟練の技と勘による絶妙の配合をすることで、冷めてもおいしいお弁当に仕上がっています。お米は秋田県産の厳選されたあきたこまちを100％使用しています。

そんなこだわり抜かれた「鶏めし弁当」は鶏の出汁がたっぷりご飯に染み込み、醤油でほんのり甘辛い味わい。上にのった鶏肉煮込みも柔らかく弾力があり、ご飯が進んでしまうおいしさです。

そんな「花善」の本社が2017年７月にリニューアルし、食事処もオープン。名物の「鶏めし」だけでなく、ここでしか食べられない限定メニューを出来立ての状態で味わえます。

株式会社花善 お食事処詳細

◆住所：〒017-0044　秋田県大館市御成町１丁目10-２
◆電話番号：0186-43-0870
◆営業時間：お食事処10時～14時30分 　
お弁当販売６時30分～19時00分
◆定休日：年中無休

馬肉煮込みなど秋田郷土料理が味わえる居酒屋「WASABI」

お酒を楽しみながら秋田の郷土料理を味わうなら、居酒屋「WASABI」がおすすめ。

北秋田地区は馬の産地としても有名で、馬肉料理が郷土料理のひとつ。「WASABI」ではそんな地元産の馬肉を使った新鮮な「サクラユッケ」を味わうことができます。

また、秋田の郷土料理でもある「馬肉煮込み」もチェックしたいところ。牛肉と違いしっかりとした食感の馬肉はうまみが染み込み、お酒と相性抜群です。

海に面している秋田県は、海産物も絶品。「WASABI」では、その季節に旬のお魚を鮮度の良いお刺身でいただけます。

WASABI詳細

◆住所：秋田県大館市馬喰町11
◆電話番号：0186-49-1837
◆営業時間：17:00～24:00
◆定休日：日曜日

秋田の伝統工芸品「大館曲げわっぱ」

せっかく遠くまで旅に出かけるなら、その土地ならではの伝統工芸品をお土産にしてみては？　美しく実用性も高いお弁当箱として、女性の間で人気の「大館曲げわっぱ」は、秋田音頭の歌詞の中にも登場する秋田県を代表する特産品です。

今回工房を見学させていただいた「九嶋曲物工芸」さんでは、今でも手作りにこだわり、秋田杉の板を熱湯で曲げ、弾力性のある藁で固定し３～４日乾燥して成形する技法で「大館曲げわっぱ」を制作しています。

そんな「大館曲げわっぱ」は、なめらかな手触りで、木のぬくもりや香りが感じられる逸品。軽さを備えながらも、吸湿性や断熱性に優れているため、ごはんをおいしく保ってくれます。

耐久性にも優れていて、しっかり手入れすれば数十年単位で使用可能。そのためお土産だけでなく、最近ではふるさと納税の返礼品としても注目を集めています。

「九嶋曲物工芸」さんでは定番のお弁当箱だけでなく、茶道具も得意としており、秋田県内では「たしろ温泉ユップラ」で購入することができます。

「大館曲げわっぱ」自体は秋田県内のお土産屋さんや、駅売店、ホテルや旅館の売店など数多くの場所で購入できます。また、各工房で「大館曲げわっぱ作り体験」も行っているので、実際に作ってみるのも楽しそうですね。

神秘的な大自然に感動する「十和田湖」と「奥入瀬渓流」

神秘的で雄大な自然に癒されたいならば、青森・秋田の両県にまたがり、北の景勝地として名高い「十和田湖」と、「十和田湖」子ノ口から焼山まで約14kmを流れる「奥入瀬渓流（おいらせけいりゅう）」へ。

十和田湖と奥入瀬渓流は、十和田八幡平国立公園を代表する景勝地のひとつ。新緑や紅葉の名所としても知られ、各地から多くの人が訪れます。

美しく澄んだ水に、みずみずしい緑、柔らかく差し込む木漏れ日が織りなす自然の美しさは一見の価値ありです。

あいにいける秋田犬「のの」

秋田といえば国指定天然記念物７犬種の一種「秋田犬」の聖地でもあります。渋谷の待ち合わせスポットとしても有名な忠犬ハチ公も秋田出身の秋田犬なんですよ。

そんな秋田県では、秋田犬と触れ合えるスポットもたくさん！　とくにおすすめは、「あいにいける秋田犬」としてSNSを中心に人気を集める「のの」に無料で会える「ゼロダテ アートセンター（ZAC）」。

モフモフな毛並みに、まっすぐすらりとした前足をした秋田犬の「のの」は、人懐っこく誰もが癒されること間違いなし。その人気は日本だけにとどまらず、外国人観光客も「のの」目当てに訪れるほどです。

ゼロダテ アートセンター（ZAC）詳細

◆住所：〒017-0841 秋田県大館市字大町９
◆電話番号：050-3332-3819
◆営業時間：11:00〜18:00
◆定休日：月・火曜日

レトロな映画館「御成座」でフィルム映画を堪能

文化的でアートな旅を楽しみたいなら、レトロな佇まいの映画館「御成座」で映画を鑑賞するのがおすすめ。

1952年に映画館としてオープンするも、2005年に閉館してしまいましたが、千葉県から移住してきた夫婦によって2014年に復活。ホームビデオでは味わえない、大画面（４メートル×９メートル）と音響設備でフィルム映画の美しさを堪能できます。

館内には貴重なポスターや映写機、フィルム、閉館した映画館から寄贈された椅子など、映画好き垂涎の品がズラリ。昭和レトロな空間で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか？

御成座詳細

◆住所：〒017-0044 秋田県大館市御成町１丁目11-22
◆電話番号：0186-59-4974
◆営業時間：９:00～最終上映終了まで
◆定休日：不定休

■グルメも観光スポットも満載の秋田で、癒やしのひとときを

美味しい食に、雄大な自然、可愛らしい秋田犬と魅力たっぷりの秋田県。今度のお休みは、秋田へ癒しの旅に出かけてみてはいかがでしょうか？

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