『セシルのもくろみ』第1話あらすじ - 普通の主婦が読モデビュー。女同士のバトル勃発か

『セシルのもくろみ』第1話あらすじ - 普通の主婦が読モデビュー。女同士のバトル勃発か

『セシルのもくろみ』第1話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子など。ごく普通の主婦だった奈央は、読者モデルとしてデビューすることに……。気になる1話の展開は――。


■『セシルのもくろみ』第1話のあらすじ(ネタバレあり)

宮地奈央(真木よう子)は体育会系で威勢のいい平凡な主婦。金型仕上げのエンジニアである夫・伸行(宇野祥平)と、中学生の息子・宏樹(佐藤瑠生亮)と一緒に北春日部で生活している。

自分にとって最大の幸せは、大事な人たちがそばで笑顔でいてくれること――そんな奈央の元に、人気女性ファッション誌『ヴァニティ』の編集デスク・黒沢洵子(板谷由夏)から読者モデルにならないかと声がかかる。

「ハマユカ」の愛称を持つ『ヴァニティ』は、南城彰(リリー・フランキー)が編集長を務め、大人気モデル浜口由華子(吉瀬美智子)がNo.1カバーモデルの座に君臨。安永舞子(長谷川京子)もモデルとして在籍した時期があり、現在は情報番組のコメンテーターとして活動している。

奈央は読者モデルの話を断るが、ファッションライターとして大成したい沖田江里(伊藤歩)が北春日部まで足を運び、奈央を必至で説得する。「命がけで稼げるモデルにする」という江里の熱意に負け、奈央はオーディションを受けることにした。

しかし、自分をきれいに美しく見せる行為に抵抗がある奈央は、カメラの前でうまく笑うこともポーズをとることもできない。

周囲に呆れられたり苦笑いされたりする奈央だが、江里やカメラマンの山上航平(金子ノブアキ)、カリスマヘアメイクの安原トモ(徳井義実)の協力を得てなんとか撮影をこなすのだった。

■『セシルのもくろみ』第1話の感想

体育会系で暑苦しく、おしゃれに無頓着だからファッション雑誌を手に取ることもない奈央。おまけに、自分をきれいに見せ、着飾ることにも抵抗がある。そんな奈央がモデルの世界へと足を踏み入れるのですから、驚きと場違いな印象が強烈にありました。

案の定、撮影では周囲を呆れさせ、同期の読者モデルたちからは「あの人と一緒だと思われたら嫌」とまで言われてしまいます。

撮影用に奈央が持参したバッグは撮影に使えるようなものでもないため、急遽スタイリストのお世話になるという残念な展開もありました。

さらに、撮影した写真はNGとなり雑誌に掲載されず……奈央自身も、奈央の家族もがっかり状態です。

とはいえ、奈央自身は積極的にモデルになりたいわけではないため、掲載されていなくても大きな落ち込みはないでしょう。多少のショックと怒りはあるかもしれませんが……。

代わりに、家族がとても残念がっています。奈央にとっては雑誌に掲載されないことよりも、家族が残念がっていることのほうが心の痛む出来事だと思います。

奈央にとって一番の幸せは「大事な人が生きて幸せで笑ってそばにいる」ことです。後に奈央が雑誌に掲載されたとき、奈央が一番喜んで話していたのは、奈央の活躍を家族が喜んでくれたことでした。

見た目をおしゃれにし着飾らなくても、奈央の家族思いで明るい性格そのものが、とても美しいと思います。自分の考えや正義をまっすぐ貫こうとする、芯の通った強さも魅力的。

ただ、自分の正義を貫くのは大変です。奈央がモデルとして力を持っているのなら簡単に貫けるでしょう。しかし、奈央はモデルとしては無力。力のない者が意見を通そうとしても無理なのです。

こういう面は、モデルに限らず社会全体でいえるでしょう。どれだけ自分の正義を通したくても、通すことができない。では、どうすれば?

「自分の正義を通したければ、まず認めさせること」

カリスマヘアメイクのトモが奈央に教えた言葉でした。この言葉、「まさにそう!」と言わざるを得ません。

周囲に認めてもらえれば、自分の意見に耳を傾けてもらえます。今の「読者モデルとしてもレベルが低い奈央」の状態では正義を貫けないでしょう。まずは認めてもらう必要があります。

第1話の最後では、奈央が自分の正義を貫くために認めてもらおうと決意します。モデル・奈央として本当に気持ちが固まった瞬間と言えるのではないでしょうか。

ここから奈央がどう成長していくのか、モデルとして美しい女性へと変貌できるのか……とても気になるところです。

きっと、奈央が認められることを邪魔する人たちが出てくるでしょう。そんな人たちと奈央がどう戦うのか、誰が味方で誰が敵となるのか……。

奈央がどのようなモデルへと成長していくのが、今後が楽しみです。

■『セシルのもくろみ』作品概要

おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。

専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。

人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか? 幸せに見られたいか? ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。

第1話 7月13日(木)22時〜放送分

■『セシルのもくろみ』キャスト

真木よう子
吉瀬美智子
伊藤歩
板谷由夏
長谷川京子
金子ノブアキ
徳井義実
リリー・フランキー
ほか

『セシルのもくろみ』第2話あらすじ - 私は私らしくあればいい。「憧れのあの人」にならなくても

https://p-dress.jp/articles/4420

『セシルのもくろみ』第2話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子など。読者モデルとしてのし上がる決意をした奈央。気になる2話の展開は――。

この記事のライター

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

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