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『セシルのもくろみ』第2話あらすじ - 私は私らしくあればいい。「憧れのあの人」にならなくても

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『セシルのもくろみ』第2話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子など。読者モデルとしてのし上がる決意をした奈央。気になる2話の展開は――。

『セシルのもくろみ』第2話あらすじ - 私は私らしくあればいい。「憧れのあの人」にならなくても

『セシルのもくろみ』第1話のレビュー・あらすじ

■『セシルのもくろみ』第2話のあらすじ(ネタバレあり)

雑誌『ヴァニティ』の読者モデルとなった宮地奈央(真木よう子)は、フリーライターの沖田江里(伊藤歩)が奈央のSNSを勝手に開設・運用していたことに激怒した。

奈央は自ら企画を放棄したが、カリスマメイクの安原トモ(徳井義実)からの説得もあり、自分の正義を貫き通すため、周囲に認めてもらおうと決意する。

ある日、奈央は“ハマユカ”の愛称で知られる人気モデルの浜口由華子(吉瀬美智子)と遭遇。由華子から「自宅に遊びにきて」と言われ、奈央は遠慮なく誘いに乗った。

葉山にある由華子の家はセレブそのもので、奈央は豪邸や広い庭に圧倒される。しかし生活環境がまるで違っても息子同士が同じ学校ということもあり、ふたりは仲良くおしゃべりを楽しむことができた。

帰る前に奈央は由華子からたくさんの洋服をもらう。由華子への憧れを強めた奈央は、「ハマユカになる!」と張り切り始めた。

そんな中、『ヴァニティ』の専属モデルふたりが大げんかをする。けんかは殴り合い寸前までいったため、ふたりは解雇される可能性が出てきてしまった。

編集デスクで読者モデルの担当である黒沢洵子(板谷由夏)は、解雇された場合に備えて読者モデルを専属モデルとしてひとり推薦しようと検討中だと、江里たちライターに話した。

前代未聞のことに江里たちは驚くが、江里はチャンスだと奈央に伝える。奈央は巡ってきたチャンスを手に入れようと気合いを入れるが……。

■『セシルのもくろみ』第2話の感想

誰かに憧れて、その人になりたくて、その人の真似をする……これは珍しいことではないでしょう。

奈央も由華子に憧れて真似を始めました。由華子からもらった服を身につけ、由華子が飲んだドリンクを飲み、エステにも通い、それらをSNSにアップする……。

喜々として由華子の真似をする奈央のがんばりは微笑ましくもありますが、そこに奈央らしさはまったく感じられません。

奈央は体育会系のおてんばな女性、由華子はセレブで上品な女性です。ここまでタイプが違うと、奈央がどれだけ由華子の真似をしても、活発なイメージはなかなか覆せないでしょう。由華子になるには無理があります。

案の定、洵子から「奈央らしさがない」「SNSのフォロワーも減っている」とダメ出しを受けました。

どれだけ由華子になりたくても、由華子以外の人間が由華子になることはできません。

その代わり、奈央には奈央の良さがあるんです。無理して憧れの人になろうとしなくても、自分の持ち味を活かして自分らしく振る舞うほうが、本来の魅力が開花していくはずなのに。

洵子に怒られてからは、やっと活発でおてんばな奈央らしさが戻りました。

自分らしくありつつ、かといって由華子への憧れは消えていません。由華子から盗めるものは盗もうと、由華子の撮影にまで顔を出して研究を怠らないところは、奈央の愚直なまでの真面目さであり、長所だと感じられます。

さて、完璧に見える由華子ですが、物語の最後では不穏な空気を漂わせていました。

奈央が由華子宅へ二回目の訪問をしてみると、門の前には泥酔した由華子の夫が……由華子が介抱しようにも、姑から拒否されてしまいます。

由華子が人気モデルとして世間への露出が増えれば増えるほど、家にいられる時間は減ってしまいます。それは家庭としてはよくなかったのでしょう。

由華子と姑の間には明らかに溝があります。姑は由華子の仕事に理解がないのかもしれません……。

人気モデルとして完璧な女性だと思える由華子でも、見方を変えれば不安定な家庭環境に悩むひとりの主婦なのです。

こういう姿を見てしまうと、実は私の憧れているあの人も完璧ではないのかも……? なんて思えてきます。人間ですから、見えていない部分に暗い面もあるのだと、由華子を通して改めて実感させられました。

由華子はモデルとしては成功、家庭面では問題が……と考えると、奈央はまさにその逆です。モデルとしてはいまいちでも、家庭は円満。性格といい家庭といい、奈央と由華子は対照的です。

次回は由華子の家庭環境について、より詳しいことがわかりそう。憧れの由華子の暗い部分を知った奈央はどう思うのでしょうか……? 来週も待ち遠しくてたまりません。

■『セシルのもくろみ』作品概要

おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。

専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。

人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか? 幸せに見られたいか? ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。

第2話 7月20日 (木)22時〜放送分

■『セシルのもくろみ』キャスト

真木よう子
吉瀬美智子
伊藤歩
板谷由夏
長谷川京子
金子ノブアキ
徳井義実
リリー・フランキー
ほか

『セシルのもくろみ』第3話あらすじ - 「女性が憧れる女性」を演じ続ける覚悟と犠牲

https://p-dress.jp/articles/4481

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神之 れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

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