【恋愛LINE】年上彼氏・年下彼氏・同級生彼氏の違い
会えないときにふたりの気持ちをつなぎ、高めるLINE。現代の恋愛に欠かせないコミュニケーションツールとなったLINEは、相手の顔が見えない非対面コミュニケーションがゆえに、対面コミュニケーション以上に相手への気遣いが必要です。恋愛におけるLINEでは、彼がほしい言葉を察して送り、恋心を盛り上げていくことが大切。
■LINEは現代の「ラブレター」
皆さんが想像するより、自分に向けられた書き言葉の影響力は非常に強いもの。ネットで悪意ある書き込みが自分に向けられたことのある有名人は、それを目にすることによる精神的ダメージが「意外なほどに大きかった」と口をそろえて言います。
書き言葉は、一切反論や言い訳ができない状態で、その言葉を一方的に受け取るようなもの。一方的に自分に向けられた悪意を込めた言葉の攻撃は、両手を縛られた状態で相手から殴られているようなものです。
けれど、逆に自分がほしい言葉を書き言葉でもらうと、嬉しくて感動したり救われた気持ちになったりした経験を持つ人は少なくないのでは? そのひとつがラブレターでしょう。恋のラブレターだけでなく、感謝の気持ちを込めたお礼のラブレターや、子供から親、親から子供へのラブレターもほろりとさせられます。
LINEは現代のラブレターを送るツール。会えない時間に彼がほしいと思う言葉をしたためてLINEで送り、彼の恋心を盛り上げていくことは、恋愛関係を継続するために必要なコミュニケーション方法です。今回、そんなラブレターLINEを送る際、年上彼氏、年下彼氏、同級生彼氏別に、相手が望む言葉の傾向について解説していきます(年齢差上下1歳以内は同級生と考えてください)。
■年上彼氏には、自信を与える言葉と安心できる言葉を
ゼクシィネットによると、2歳以上の年上男性と付き合っている女性が61%を超えています。年上彼氏がマジョリティであることに間違いはありませんが、実は年上彼氏が感じているのは年下恋人に対する「自分でいいのかな」という不安感なのです。
人間を生物として考えたとき、若い方が生命力も強く生存する時間も長い、つまり自分より強い生命力を持っている存在であると考えている人もいるのです。そのため、年上彼氏は自分より強い生命力を持つ年下彼女に相応しくあろうと体を鍛えてみたり、見栄を張って大きく見せたり、彼女の年齢に合わせた情報を調べたりなど、いろいろと努力(?)を重ねています。
そんな年上彼氏には「あなたが一番」的な自信を与える言葉と、「あなたが好き」的な安心できる言葉をLINEで送るととても喜びます。
一見強く見える男性は、言葉で否定されたり、ダメ出しされたりすると想像以上にダメージを受けます。だから褒めて自信をつけて、安心させながら育てていくのもひとつの方法です(もちろん年上だからといって全員が言葉に対するメンタルが弱いわけではありません)。自分を見てくれている、一緒にいて安心できる人と生きていきたいと感じるのです。
■同級生彼氏には、絆を感じられる言葉と楽しい気持ちにさせる言葉を!
先ほどのゼクシィデータによると、5人に1人が同級生と付き合っています。同級生彼氏は、パートナーや友達、仲間としても付き合っていきたいと願う傾向が高く、その多くが“友達カップル”や“友達夫婦”と呼ばれるような関係を望んでいるのも特徴。実際に同じ学校や職場など、日常環境から付き合いに発展した同級生カップルが多いのです。
同級生彼氏は彼女との共通話題や共有できることが多く、それを一緒に楽しむようなLINEのやりとりをします。他の年の差カップルに比べ、LINEでチャットのようなやりとりが一番多いのも特徴です。ロマンチックなLOVEメッセージよりも「面白い動画見つけた」や「こんな記事あったよ」という情報交換のようなやりとりも大好きです。
同級生彼氏には熱く重い言葉よりも、「やっぱり私たちってホントに気が合うよね」的な絆を感じさせる言葉や相手が「ホントに楽しい!」という明るい言葉をLINEで送りましょう。
■年下彼氏には、優しい言葉と包容力を感じる言葉を!
5歳以上年下の恋人を持つ女性たちは、やはりただ者ではない印象。皆さん年齢よりもはるかに若い見た目と、年下男性を惹きつける色気のようなものをまとっています。データにも表れている通り、日本男性は基本的に自分よりも年下=若い女性を好む傾向にあります。ですが最近、年下彼氏と年上彼女のカップルは、他の組み合わせに比べ圧倒的に増加率が高いです。
年齢という要因に縛られることなく、尊敬できる相手、好きだと思える相手と関係性を築いていく人が増えているのだと思います。それが年下彼氏と年上彼女のカップルが増えている一番の要因でしょう。
けれど、まだまだマイノリティである年下彼氏。年下彼女ではなく、同級生でもなく、年上彼女を好む男性は、末っ子気質の甘えん坊傾向が強いという特徴があります。そのため、恋人に甘えられることに慣れていない人も。甘えるのではなく甘えたい願望が強い年下男性には、優しい言葉と包容力を感じさせる言葉を送りましょう。
もしかしたら、”頼りない“と一蹴したくなる人もいるかもしれない年下男性も、”子犬のようにかわいい“と思えてくるタイミングが訪れるから不思議です。
■LINEで、相手がほしい言葉をプレゼントする!
「言葉」の持つ力は絶大です。これからますます非対面コミュニケーションが主流となっていくことは間違いありません。一方的に投げかけられ、一方的に投げかける言葉の数々。
LINEの中で交わされる言葉は、記憶だけでなく記録として残っていきます。何気ないLINEのやりとりの中でも、相手が望む言葉のプレゼントで、会えない時間の恋を育むLINEは、恋愛に欠かせないラブレターツールです。皆さんも大切なパートナーに、LINEで言葉のプレゼントをしてみては。