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40代以上でも結婚したいと望まれる女たち

40歳を過ぎても「結婚したい」と望まれる女性の特徴とは一体なんなのか。結婚という決断を下さずに、女性との恋愛関係を続ける男性が多い中、40歳以上で結婚をした女性たちの何が男性の心を掴んだのでしょうか。40歳を過ぎてから結婚した、3人の大人女性にお話をお聞きしました。

40代以上でも結婚したいと望まれる女たち

「35歳以上の女性に対する申し込みは激減します。そして40歳以上になると初婚を望む男性からの申し込みはパタっとなくなります」

これは、某大手結婚相談サービスの幹部役員の言葉。

婚活業界では常識になりつつある“35歳足切り説”はデータで証明されている事実ですが、そんな申し込み件数がパタっとなくなる40代になっても結婚したいと望まれる女性たちがいます。

綺麗で魅力がある大人女性が増えた現在、いくつになっても男性と恋愛を続けることはさほど難しい時代ではなくなりました。

けれどそれは“大人の関係”だったり“秘めたる恋”だったり。

結婚という決断を下さずに、大人女性との恋愛関係を続ける男性が多い中、40代以上で結婚をした大人女性たちの何が男性の心を掴んだのか。

40代以上で結婚をした女性の取材を通じてわかったのは、実年齢を超えた男性を惹きつける特徴と魅力でした。

■かわいい魔性の女系は癒しの力で虜にする

Mさんは、森尾由美に雰囲気が似ているおっとりした感じの美人。

45歳で結婚したMさんのご主人は、8歳年下の外資系企業勤務の男性。180センチ近い身長と堺雅人さんに雰囲気が似ている素敵な男性です。

「人に喜んでもらえることをするのが大好きなので、何とも思っていない男性から、『僕のことが好きなのかと思った』と勘違いされることがよくありました(笑)」

そう楽しそうに話すMさんは、いわゆるかわいい魔性の女系。男性が勘違いすることをサラリとやってのける、同性として最も恋のライバルにしたくないタイプです。

例えば、風邪気味の男性に栄養ドリンクを買って差し入れしたり、残業続きの上司の男性へ“いつも遅くまでお疲れ様です”と書いた付箋にチョコを置いておいたり。

40代以上でも、結婚を決意させる大人女性のタイプのひとつが、このかわいい魔性の女系。

いくつになっても、少女のような無邪気な振る舞いで男性を癒します。このタイプの女性は不思議と見た目も若く、老けないので40代以上になっても10歳近く年下の男性を夢中にさせる魅力を放つ女性が多いのも特徴です。

男性は、認められて褒められたいという願望がとても強い生き物。自分に対する愛情表現を言葉とともに行動で示されたいのです。

”彼女は自分のことを心配してくれている“
”自分のことを気にしてくれている“


という行動は、男性の女性への愛情を一気に高めます。

■大人男性が好きな趣味を持ち、楽しみを共有する

「実は私の育った家庭では両親の仲が良くなくて、結局離婚したんです。それ以来母から結婚なんてろくなもんじゃないと言われていたせいか、結婚に対しては何となく構えてしまっていましたね」

42歳のSさんは20代、30代の妻子ある男性や結婚する気のない年下の男性たちとの複数交際を楽しんで過ごしてきました。そんなSさん自身が結婚を強く望むようになったのは40歳のとき。

きっかけは、ふと自分が子供を作れる年数があとどれくらいあるのかと思った瞬間でした。自分が子供を作れるのは、あと2〜3年あるかないかかもしれないと思った瞬間から、Sさんは複数付き合っていた男性たちときっぱり関係を断ち、真剣に結婚ができる人を探すための婚活をスタートしました。けれど、ご主人と知り合ったのは婚活ではなく趣味を通じた付き合いだったそうです。

「主人とは趣味のゴルフで知り合いました」

ゴルフは、大人女性が男性と知り合うにはとてもおすすめのスポーツです。

私も月に一度、鎌倉パブリックゴルフ場でゴルコンイベントを定期的に開催していますが、ゴルフは紳士・淑女たちという大人が楽しむスポーツなので、大人の男女が出会う場になるのです。

婚活パーティーやイベントには、30代以下であればアウェイ感をさほど感じずに楽しめる企画も少なくありませんが、40代以上の大人女性たちが心から楽しめる企画はとても少ないのが現状。

けれど、ゴルフは大人女性と男性がゴルフという共通の楽しみを通じ、時間を共有することで"結婚後も一緒に楽しめる仲間になれるというイメージ"を与えられるのです。

もともと恋愛に対して女性ほどモチベーションが高くないのが男性。最近はさらにその傾向は強くなりつつあります。

「彼女といるより自分の趣味に時間を割きたい」

そう考える非恋愛体質の男性は、自分の趣味を一緒に楽しめる仲間であり、かつ恋人でもあるという人をパートナーに選ぶのです。

■アネゴ肌チーママ系女性は包容力で包み込む

「夫というより奥さんみたいな人がほしいなと思っていました」

Tさんは経営者の50代女性。天海祐希さんのようなサバサバしたアネゴ肌チーママ系。

今回取材させていただいた中では最年長です。

ご主人は19歳年下の元社員。Tさんのマイペースで動じない男前なところに惹かれたそうです。

「子犬みたいに懐いてきてかわいかったんです。社長である私のことを尊敬していると、ことあるごとにきらきらした目で訴えてくるんですよね。かわいいなと思いましたが、さすがに社員だし最初は自制していたんですが、彼の熱意に負けて(笑)、いつの間にか付き合い始めていました」

男性にとって理想の女性は“お母さん”。日本ではマザコンという言葉が持つマイナスイメージが強いため、マザコンを公言する男性はほとんどいませんが、隠れマザコンは案外多いのです。

そして、共働きキャリア系の母親の元で育った男性は、同じようなサバサバしたアネゴ肌チーママ系の大人女性に惹かれる傾向が強くなります。

最近は特に”結婚後、女房子供は男が食わせるもの“という概念が崩れつつあり、お金を稼ぐ、家事をするなどの役割は性別にとらわれず、好きで得意な方がやればいいという流れのため、経済力を持ち仕事をバリバリしながら、テキパキと物事を進められるアネゴ肌チーママ系の大人女性人気は高くなりつつあります。

アネゴ肌チーママ系女性は、なによりも器の大きさ、経験を含む大きな包容力が男性を惹きつける魅力なのでしょう。

■男性を惹きつけるエイジレスな女性たちは明るく芯が強い

今回取材させていただいた、40代以上で男性から結婚を望まれた女性全員に共通していたのは、明るさと芯の強さ。

若いときは見た目やちょっとしたテクニックでなんとか誤魔化しがききますが、大人になるといろいろなものが削ぎ落され、際立つのはその人が持つ本質の部分です。

この本質の部分に、明るさと芯の強さがある大人女性。そういった女性は実年齢を超越した、魅力で男性がずっとそばにいたいと願う存在になるのかもしれないですね。

西澤 史子

コミュニケーションコンサルティング株式会社ループ 代表取締役社長 婚活業種の事業立案・ブランディング・PR・アライアンス・社員およびスタッフ育成等のトータルサポート・コンサルティング、コミュニケーション教育、女性向けサ...

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