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『母になる』第5話 あらすじ – “いい母親”像に縛られすぎないで

『母になる』第5話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは沢尻エリカ、藤木直人、中島裕翔など。施設に戻る途中、姿をくらましてしまった広。気になる5話の展開は――。

『母になる』第5話 あらすじ – “いい母親”像に縛られすぎないで

『母になる』第4話のレビュー・あらすじ

■『母になる』第5話のあらすじ(ネタバレあり)

広(道枝駿佑)は施設に戻ることとなったが、施設へ向かう途中に木野(中島裕翔)の目を盗み、いなくなってしまう。

木野から広がいなくなったとの連絡を受けた結衣(沢尻エリカ)は、広が施設ではなく麻子(小池栄子)の元へと行ってしまったのではないかと考え、不安になっていた。

その後、広は今偉(望月歩)と一緒にネットカフェにいることが判明。結衣は広のことを木野に任せることにしたが、内心は広のことが心配でたまらない。信じると決めたものの、落ち着かない様子で過ごしていた。

そんな結衣の心配を知らない広と今偉は、ネット上の地図に今偉の母親が写り込んでいるらしいとの情報を得たため、ネットカフェで母親が写り込んでいる地図を探していた。今偉の母親は居場所がわからなくなっているため、この地図が唯一の手がかりだった。

無事に地図上の母親を見つけ、広・木野とともに母親がいた場所へ行く今偉だったが……。

一方、麻子は予定していた仕事先で働くことはできなくなったものの、たまたま知り合い意気投合した琴音(高橋メアリージュン)から仕事を紹介してもらえることになった。その仕事は柏崎オートの経理だったが、麻子はそのことを知らなかったため雇い主である里恵(風吹ジュン)とも会ってしまう。

里恵から孫の写真を見せられた麻子は……。

■『母になる』第5話の感想

「この先、家族はいくらでも作れる。でも生んでくれた母親はたった一人しかいない」

今偉が広に言ったこのセリフがとても印象に残りました。結婚すれば妻と、妻の両親が家族になる。子どもができればさらに家族が増える。家族を作ろうと思えばいくらでも作れる。

だけど、生みの母親は一人しかいない。

このセリフは誰が言ってもそれなりに響きそうな気もしますが、母親に拒絶された今偉が言うからこそ、重みがあるなと感じました。

今偉の母親は決していい母親とはいえません。それでも、やっぱり今偉にとってはかけがえのない母親。生みの母親がなぜ大切なのか、今偉が身をもって広に伝える姿は胸が痛みました。

このシーンをみて、母親の大切さに気づいた人もいると思います。今偉の言葉をそのまま受け入れて、自分の母親について考えたかもしれません。「もうすぐ母の日だから、なにか贈ろう」と思い立つ人もいそうです。

では、子どもを持つ女性はどう感じたのでしょうか。自分の母親のことを考えたとも思いますが、自分自身も母親なのです。もしかしたら「私のような未熟な母親でも、我が子にとってはかけがえのない大切な母親なのかもしれない」と思えたかもしれません。

今偉の母親は、広から「それでも母親かよ」と言われたときに「勝手に母親像を押し付けないで」と怒りました。

母親という子どもを守る役割を与えられると、人が認める“いい母親”にならなければいけないというプレッシャーを感じる人も少なくありません。

いい母親になりたくても、うまくなれない母親はきっとたくさんいると思います。そのことで自分を責めてしまう女性もいるでしょう。

でも、今偉の言う通り、どんな母親でもかけがえのない大切な母親なのです。まずはそのことを受け止めて、自分を責めすぎず、我が子が大切に思ってくれている自分自身を大切にしてもらいたいなと思います。

今偉のおかげで広は結衣の元へ戻ってきました。そのことは喜ばしいことですが、問題は麻子が柏崎オートで働くということ。しかも、物語の最後で麻子は殺人犯だとわかりました。

麻子がどのような罪で逮捕されていたのかずっと気になっていたものの、まさか殺人とは……。予告によると、子どもを守るために人を刺したよう。2年で出所できていることから、何か特別な事情がありそうです。

広が戻ってきたからと言って、まだまだハッピーエンドにはならなさそう。麻子の過去が気になりますし、おまけに怪しいジャーナリストが広に接近してきています。今後の展開も目が離せません。

■『母になる』作品概要

3歳の息子・広を誘拐されてしまった結衣。夫・陽一とも別れ、家族は崩壊してしまう。9年後、息子は13歳となって結衣の元へ戻ってくる。

広を育てた麻子は、どうしても母になりたかった女性。一方、結衣のママ友・莉沙子は「良い母になれない」と悩む女性。

結衣は失っていた息子との時間を埋められるのか。家族はもう一度やり直せるのか。「母になる」とは、一体どういうことなのだろうか。3人の女性が「母になる」までの物語。

第5話 5月10日(水)22時〜放送分

■『母になる』キャスト

沢尻エリカ
藤木直人
中島裕翔
道枝駿佑(関西ジャニーズJr.)
高橋メアリージュン
藤澤遥
望月歩
浅野和之
板谷由夏
風吹ジュン
小池栄子
ほか

『母になる』第6話 あらすじ – 「結婚・出産=女の幸せ」の呪縛

https://p-dress.jp/articles/3869

『母になる』第6話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは沢尻エリカ、藤木直人、中島裕翔など。麻子の過去がついに明らかに……気になる6話の展開は――。

神之 れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

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