夏疲れの肌に潤いを取り戻そう!【藤原美智子 連載】
十月の肌対策はココナツオイルを使った肌マッサージ。湯上りの後のパッティングで瑞々しい肌になります。
十月は夏の疲れが肌に表れる頃。日焼けやクーラーの乾燥、食欲の減退、或いは冷たいものの飲み過ぎや食べ過ぎで、いつの間にか肌がカサカサ!といった肌トラブルが表れていませんか。空気が乾燥する冬がくる前に、肌の潤い感を取り戻しましょう。
まず、私がお薦めする潤い法は先月の本誌の連載でも紹介したココナッツオイルを使ったマッサージ。お風呂に入りながらこのオイルで顔全体を優しくマッサージします。その後、湯船のお湯でホットタオルを作り、それを顔に乗せてリラックス。それを3回くらいするとオイルが浸透して、肌がしっとり!
そしてお風呂から上がった後の顔はバスタオルで拭かないのが私流。顔についている水滴がなくなるまで、手の平で押し込めむようにパッテイングします。そうすると瑞々しい肌になるんですよ。その後、化粧水を塗る時も手の平全体を使って、肌に押し込むように浸透させます。少し乾いてきたら又、化粧水を塗るという行為を2回~3回繰り返すと、しっとり感がぐーんとアップしますよ。ちなみに私が今気に入って使用している化粧水は「コーセー プレディア スパ・エ・メール ミネラルローションII とてもしっとり」です。ファンデーションも潤い力のあるものを選ぶことが大事。この秋、お薦めしたいのは美容液ファンデーションとも言われている「ランコム タン ヴィジョネア」。夜になっても乾きを感じない優秀ファンデーションです。
でもDRESS世代の大人の女性は化粧品だけに頼っていては駄目。規則正しい生活を心がけること、睡眠をキチンと取る こと。食事もタンパク質やビタミン類、良質な油を意識的に摂るといったことが大事であり、基本中の基本。こうした日 常を送ることでスキンケア化粧品も効果が出るというものなのですから。
そうそう、明日までにどうしても潤い感が必要という緊急の時にはマスク(風邪予防のためのもの)をして寝てみて。そ
うすると自分の鼻息の湿度によって翌朝は、顔全体がしっとりとした肌に。全方位から潤い肌を目指しましょ!