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【オススメの育児本】子育てに少し疲れたら『あかんぼぐらし』を読んでほしい

子どもは可愛いけれど、やっぱり育児は疲れるな……。自分の時間がほしいけど、なかなか休むこと決断できない……。そんな気持ちになったときに、ぜひ読んでほしいオススメの育児本をご紹介します。

【オススメの育児本】子育てに少し疲れたら『あかんぼぐらし』を読んでほしい

小さい子どもと一緒にいると、たとえ他のことをしていても子どもの動きが気になり気付かないうちに緊張しています。さらに寒い日が続いていたりすると、余計に首や肩も凝りますよね。

「あー、マッサージで癒されたい!」なんて思っても、その思いを「ダメダメ!」と消し去っていませんか?

そういった思いがでてきたら、消し去らずに、ぜひ1度実行に移してみてください。

それは自分のためだけではなく、家族のため……。重要なことは「家族のために」という部分です。それが一体どういうことか、実体験を交えてお話しします。

■母親の気持ちが子どもに与える影響の大きさ

私も、以前は、夫に子どもを預けて、マッサージだなんて……と、どこか罪悪感を感じ、そういう思いが湧き上がっても封印していた時期がありました。

ですが、ある日疲れきったときに、思い切ってマッサージを予約してみました。

その日は朝から、1日の予定を考えながら行動し、予約時間までを過ごしました。

子どもといると、突然、色々なことが降りかかってくるので、時間を決めて行動するのは難しいですよね。それが、今日は、休憩を開始する時間だけは決まっているのです! もうそれだけでも、嬉しくて、気分も晴れやかに。家事もいつも以上にはかどります。

今まで、なんとなく後回しにしていたことも片付いたりして……。そして、どことなく私の機嫌がイイからか、娘も私の思う通りに動いてくれる気がするのです。

気分よく出かけ、気分よく帰ってくると、なんと、娘の機嫌が恐ろしく良いのです!

娘はいつも以上にニコニコしていて、なんだか楽しそう。マッサージで癒された私から、恐ろしく機嫌の良いオーラが出ていて、その影響を受けたのでしょうか。

「母親の気持ちが子どもに与える影響は大きい」と実感した瞬間でした。

子どもたちの機嫌の良い姿を見た夫もびっくりしつつ、ニコニコしていました。家族みんなが笑顔になるなんて、マッサージを予約する前には考えられなかった光景です。家族の笑顔の鍵を握っているのは、実は母親自身なのかもしれません。

この日を境に、私は一気に罪悪感を減らすようにし、マッサージに思い切って出かけるようになりました。

■とある育児本との出会い

罪悪感が減った理由はもう1つあります。

それは、松井るり子さんの「あかんぼぐらし 宝のときをたのしむ」という育児本との出会いです。

うっとうしかった髪を切るとか、
マッサージで全身をほぐすといったことで自分の身体をいたわるのは、
あまり先のばしにしてはいけない、大事な仕事だと思います。
あかんぼを持つことによってかかった負荷を、早めにゼロの状態まで持っていって、
働きやすい身体と頭を取り戻す。

この部分を読んだとき、マッサージを受けた日のことを思い出し、とても納得しました。

■疲れたときは「ゼロの状態」に戻ろう

最初から最後まで自分のやりたいことができない毎日。やっぱり子育て中であっても、1人の時間も大切な時間です! ちょっと疲れたなと思ったら、無理をせず「ゼロの状態」に戻す努力も必要な気がします。

そして「ゼロの状態」に戻ったときは、戻す協力をしてくれた家族に、声を出して「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えると、さらに笑顔が増えるような気がします! 

<『あかんぼぐらし 宝のときをたのしむ』書籍情報>

亜希

1975年生まれ。新聞社のデジタル部門で企画・営業などを8年間経験したのち、フリーとなる。ライターとして絵本や児童書の紹介や、情報系webサイトでエディターとしての活動を行う。妻として、親として当たり前のことがなかなかできず...

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